脈診(みゃくしん) その2

体がしんどい時の脈のうち方

しんどい時の脈の打ち方

脈にも色々な形がありますが、体に熱がこもっている時は脈は早く浮いたような感じになります

風邪で高熱がある時を思い浮かべもらうと分かりますが、その様な時は自然と呼吸が浅くなり肩で息をするようになります。

そういう時は脈もこれと同じようになり、脈も熱に負けないように早くうちます。

熱がある時は脈もそれに合わせて早くうちます。

ここでは分かりやすく高熱の例をあげましたがそこまでいかなくても体に熱がこもっていれば脈は浮いて早くなります。

体がしんどいと感じる人の中には暑がりだったり微熱がずっと続いているという事がありますがこの様な人は普通にみえる様でも脈をみると早くうち指に強く触れたりするものです。

体が辛い時というのはこの様に何かしらのサインを出しています。問題がある所だけでは無く広く全体をみてその訴えを逃さないようにする事が大切です。

脈をみると病気が分かる?

脈をみると分かる

脈診と病気と言うと血管の詰まり?もしくは癌の様なものが分かる?と思うかもしれませんが、東洋医学の脈診はその様な病気を知るようには出来ていません。

脈に関する記述は何千年も前に書かれた皇帝内経(こうていだいけい)という書物の中にみられるなど昔から使われてきたものです。

その頃からあるものなので今の病気について脈がどの様な変化をするかについては書いてありませんが、当時からあった腰痛、耳鳴り、めまいなど自律神経の問題や妊娠など実際の症状については脈をみて分かる様に出来ています。

脈診は機械では分からない辛い体の状態を知る為の方法です。

人の体と言うのは複雑で現在でも解決しない問題というのが沢山あります。実際に指を当てて感じる鍼灸の脈の変化というのは血圧計で見る脈拍の回数や圧といったものでは無くリズムや形などまた違うところをみるものです。

脈診は病気では無く今辛いと思っている体の状態を知る為にあります。脈を通して状態を知り体に合わせたツボを使うという事が大切です。

 

脈を整える事について

鍼灸施術と脈

東洋の鍼灸や漢方における脈は、ただ心臓の様子をみるだけでは無く、体の状態を知る為に毎回行う診察法の中の一つです。

脈の形やリズムをそれぞれの部位で比較して体が今どの様な状態にあるかを考えていきます。脈の形と言ってもただ一定の間隔でうつ以外に何があるのかと思われるかもしれませんが強さとリズムを組み合わせる事で見え方が変わってきます。

脈は、一本一本のはりの出来を確認するのにも役に立ちます。

脈には七表八裏九道(しちひょうはちりきゅうどう)の脈と言って二十七の形があり、早ければ体に熱があり、遅ければ冷え、流れのスムーズでは無い物は気が滞っているなどその形から様々な事を考えます。

実際には、これだけでは無くこの基本にそれぞれの流派のやり方が加わり独自見方となります。一水堂でも脈の形によって鍼の深さや抜くタイミング、手技の選択を行い、部位の比較によってどこに問題があるのかを明らかにするなど鍼灸に合わせた脈の見方をします。

また、脈はこれだけでは無く、一本一本のはりの内容の確認や1回目と2回目の体の変化など施術の中の様々な場面で使われるので施術中は初めから終わりまでずっと脈をみている様な形になります。

現代にあっても鍼灸を行う上で脈をみる事は欠かせません。視点を変えればまた見えてくるものも変わります。原因の見つからない時は同じ検査を繰り返すのではなく違う観点から問題を見直してみるというのも一つの方法です。

 

その他メニューのご紹介

生活習慣

脈は病気がある時だけでは無く、雨や暑さ、緊張や疲労など様々な事を教えてくれます。養生の基本は周りの環境に合わせた自然な生活を送る事です。回りの環境に合わせた生活をおくれていれば体は健康に近づき、夜更かしや時間を無視した生活を送っていれば体に問題が出てきます。ここでは、環境によって変化していく体に対して鍼灸ではそれをどの様に考えるのかツボはどうやって選ぶのかなど脈だけでは無い鍼灸の身体の見方について紹介しています。

証 その2

はりの施術は、ただツボと症状をつなげたものでは無く一定の施術方針に沿って行われます。脈診には、問題の箇所を探すという事だけでは無く、この全体の施術方針にそったはりが出来ているか確かめるという役割があります。上手くいっている時は力が抜けた穏やかな打ち方になり、悪いものが取りきれていない時は固く緊張した様な打ち方になります。ここでは東洋医学の診断である証にそったはりのやり方について紹介しています。

施術 その2

ツボの取り方には陰陽や五行といった法則があります。ただ腰のツボ、耳鳴りめまいのツボと多くのツボを並べて使うのではなく脈やお腹の固さやツボの状態など色々なものを見てどの様なバランスなのかを考えてはりをしていきます。お互いにバランスが取れ働きがスムーズになっていれば痛みも無く色々な不調も起こらなくなります。ここではその様な鍼灸のやり方とツボの取り方について紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

受付 10:00~20:00(日・祝日休み)

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はりきゅう一水堂アクセス

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