脈診その1:指先の感覚で読み解く、現代の整えられた里山の様な身体

千葉市の一水堂で30年の臨床経験に基づき、患者さんの脈を診ながらお身体の状態を丁寧に伺う鍼灸師の様子

今、この瞬間の『状態』を、脈診を通じて共に読み解いていきます。

一水堂の脈診は、千葉市で鍼灸に携わって30年、自律神経の乱れや耳鳴りといった深いお悩みと向き合う中で磨いてきた診察法です。

脈診は、心臓だけではなく、その人のつらさを感じ取る為の対話法でもあります。

身体は一定のようでも、ストレスや気候の移り変わりの中でいつも懸命にバランスをとっています。

第一回は、数値に現れない「しんどさ」の正体と、環境の変化を受け入れる身体の「受容する力」についてお伝えします。

現代医療という手が入った「里山」のような身体とその環境を読み解く鍼灸の脈診

病院の検査では『異常なし』。でも、雨の日や季節の変わり目になると、起き上がれないほど身体が重い、この数値に現れない体の状態を誰かに分かってほしい……

患者さんの声

千葉市一水堂の脈診による改善:のぼせや首腰の凝りに悩む患者さんからの自筆の口コミ。全体のバランスを整える鍼灸の効果

どのような症状で来院されましたか?

「のぼせ、左の腰から首にかけての凝り」

一水堂の施術を受けていかがでしたか?

脈診をしながら、身体の気になる所以外に全体のバランスを考えながら施術してくれます。次第にのぼせを感じなくなりました。又、左の腰から首にかけての凝りもかなり楽になってきました。」

 
千葉市一水堂の脈診:現代医療の数値には映らない、天候や季節による身体の微細な変化を読み解く

心臓のリズムだけではない。あなたの「辛さ」を感じ取るための診察法

現代人の身体は、薬や医療機器という「人工的な手」が入った里山の自然の様なものです。本来のリズムを保とうとしても、自然本来のものとは違う不安定さがあります。その複雑な状態をそのまま体の声として聴くのが鍼灸の脈診です。

1、機械の数値では拾いきれない「身体の状態」を知る
機械の数値には現れない「身体のしんどさ」を、30年の臨床経験に基づいた脈診で丁寧に読み解く

鍼灸の脈診と聞くと、血管の詰まりや病名の特定を連想されるかもしれません。

しかし一水堂の脈診は、何千年も前から続く『黄帝内経(こうていだいけい)』の知恵を使い、今あなたがおちいっている「身体の状態」を深く知るために行われます。

現代の高度な医療機器であっても、解決しきれない問題は山積しています。実際に指を当てて感じる脈の変化は、血圧計が測るような「脈の回数」や「圧の強さ」ではありません。

指先に伝わる微細なリズムや形、その揺らぎの中に、数値には現れない自律神経の乱れや、内面の緊張が映し出されます。「検査で異常がないのに辛い」という状態の時こそ、脈診という身体との対話が必要なのです。

2、季節の移ろいと身体の「受容する力」
雨の日や季節の変わり目の不調を、自然環境との調和(受容する力)という視点から脈診で紐解く一水堂の考え方

身体は常に、周りの環境に合わせて変化しています。例えば雨の日、身体は自然と活動を抑え、脈もまた、静かに沈んだ状態となって、うつうつとした気分を映し出すような脈の打ち方になります。

夏の暑さで脈が大きくなるのも、冬に寒さで縮こまるのも、環境に合わせ状態を変える身体の「受容する力」の現れです。

身体を診るとき重要なのは、その「環境とのズレ」に気づくことです。夏なのに冬のような冷えの所見が脈に現れていたり、休息すべき時に脈が落ち着かないままだったり、この季節や環境とのミスマッチが頭痛や肩こりなど長引く不調の正体であることも少なくありません。

里山の手入れのように自然と対話して、人工的な見方は最小限にとどめることが、上手く身体の力を引き出すコツです。 鍼灸の施術では、今の作られた環境の中で懸命にバランスをとろうとしている身体の今の状態を大切にし、そのまま全体の状態を上手くつかんで最適なツボの選択につなげていきます。

なぜ自律神経や耳鳴りなどの身体の悩みに「脈診」が必要なのか

本当にはりで治るのか、何を基準にツボを選んでいるのか。身体の外からは見えない内部の状態を、どうやって判断しているのでしょうか?

千葉市一水堂の脈診:十二の部位から自律神経や耳鳴りの原因を読み解く精密なセンサー

十二の部位から読み解く、あなたの「精密な身体の地図」

指先がとらえる感覚は、表面に浮いて出ている現在の症状だけではなく、深いところから伝わってくる「声にならない身体の信号」です。浮足立った脈や突き上げるような強い脈。鍼灸ではそれらを、はりの角度や深さに反映させて身体と対話していきます。

1、耳鳴り・めまいの正体を、脈の「形」で特定する
耳鳴りやめまいの微細な変化を脈診で可視化する

耳鳴りめまいの時、身体は気持ち以上にそわそわと落ち着かない状態にあります。

それは早く突き上げるような感じで脈に現われます。さらにストレスで身体に常に力が入っていたりすると、脈は細く固くなるなど、複雑になっていきます。

同じめまいでも、グルグル回る激しいものと、フワフワしためまいでは、脈の形は全く異なります。一水堂の脈診では、左右の手首を12の部位に分け、その強さや固さを比較して「形」を診ます。

脈には、その時に表に出ていない身体の状態も含まれています。それも合わせて「今、この瞬間に何が起きているのか」を指先でスキャンし、腹診やツボの触診と照らし合わせて、最適な施術の方向性を決定していきます。

2、身体が求める「ちょうど良い」を、指先で探り当てる
診に基づき、鍼の深さや角度を1ミリ単位で調整する一水堂の技術

はりをする時には「どの深さで、どういう角度で行うか」という精密さが大切になります。脈が浅い位置にあればはりも浅く、脈が早ければはりを留める時間も短くします。

一水堂ではその内容を「六祖脉(ろくそみゃく)」という古くから伝わる脈形を使い、一刺しごとに変わる脈の変化を追っていきます。

そうして普段から対話を重ねていると、身体が求める「ちょうど良いはりの量」というのは、頭で考えているよりずっと繊細なことが多いのが分かります。特に、身体が参って過敏に反応している時ほど、ごく軽い「身体に合わせた刺激」の方が高い効果をもたらします。

脈を通じて身体の「本音」を聴き、その瞬間の状態にはりを合わせていく。この緻密な対話こそが、自律神経を本来の調和へと導くために欠かせないものであり、一水堂のこだわりです。

鍼灸用語の解説:身体の状態を分ける6つの基準

「六祖脉(ろくそみゃく)」

脈の深さ、速さ、強さなどを「浮・沈・遅・数・虚・実」の6つの基本的な形に分類したものです。これらを組み合わせることで、身体の表面的なトラブルなのか、深い部分の疲れなのか、あるいは熱がこもっているのか冷えているのかといった「身体の今の状態」を正確に判断していきます。

脈が整い、身体という自然が手入れのされた里山の様に本来の調和へ向かう時

自律神経の乱れや原因不明の痛みは目に見えないから、周りにもなかなか理解されなくて……。自分の身体の中で今、本当は何が起きているのか、納得できる答えが欲しいです。

一水堂の脈診と自律神経:脈を整えることで、身体本来の調和(自然治癒力)を取り戻した健やかな状態

無意識の声を聴き、自律神経の「揺らぎ」を調和へと導く脈の調整

自律神経の乱れに、決まった「形」はありません。しかし、無意識に身体を調整しているその作業の痕跡は、同じく意識せず働いている脈のどこかに必ずそのサインとして跡が残っています。一水堂では、その微細な変化を陰陽五行のバランスに置き換え、あなただけの「回復の地図」を描き出します。

千葉市一水堂:鍼を打つごとに脈が「春の海」のように整い、顔色や肌の温もりが回復していく心地よい変化
1、脈が語る「心地よさ」は、身体が回復を始めたサイン

脈診は、他の診察法に比べて反応が非常に早く、一本の鍼をした直後からその変化を反映します。

良い鍼ができた時、脈は春の海の様にゆったりとした穏やかな状態になり、術者が触れていても「心地よい」と思う様な状態へと近づいていきます。

身体が本来の力を取り戻し始めると、脈に併せて体の方にも変化が起こり、皮膚の汗が引いてサラッと温かくなったり、顔色がパッと明るくなったりと、全身に良い反応が広がっていきます。

実際のはりでは、この様に一本ごとに脈を確かめ、身体が「納得」するまで対話を重ねていきます。体に合ったツボの選択も大切ですが、最終的にはこの「身体に合ったはり」の積み重ねこそが、長引く不調を出口へと導くのです。

妊娠や長引く不調など、人生の転換期に現れる脈の変化を読み解き、最適なツボへ導く一水堂の脈診
2、頭痛、腹痛、妊娠……人生のあらゆる変化に寄り添う「脈の役立ち」

脈診は、すぐその後治療に使える形で内容を読み取ります。例えば、激しい頭痛や腹痛がある時は、それらがストレスによる「弱さ(虚)」の痛みなのか、不摂生や寒さによる「過剰(実)」の痛みなのか、そしてそれがどの経絡(けいらく)に影響して状態を崩しているのか診ていきます。

脈は辛さだけではなくはりの使い方やツボの場所まで示してくれるのでとても実用的な上、思いもよらない身体の繋がりや生活習慣との関連も教えてくれるので、はりの施術に無くてはならないものでもあります。

また、脈は妊娠という人生の大きな変化の時も、敏感にその状態を察知します。赤ちゃんの陽のエネルギーを反映し、お母さんの脈が長く強くなる様子を診ることで体の変化を知り、重ねて出てくるつわりや腰痛といった妊娠中のトラブルにも、その時々の「身体の現在地」が分かっている事で最適な施術が可能になります。

脈診は、病名だけではなくあなたの身体が一生を通じて起こしてくる「変化」を、言葉以上に正確に教えてくれる、最も身近な治療家の味方なのです。

鍼灸用語の解説:生命の輝きと「陽の気」

「妊娠の脈」

鍼灸では、赤ちゃんは「陽(よう)の気」が結実したものと考えます。生命のエネルギーが凝縮されているため、お母さんの脈にもその力強さが「長く、強く打つ」という形で現れます。妊活において「冷え」を避けるのは、この大切な陽のエネルギーを守るためでもあります。脈診を通じてこの力強さを確認することは、不妊のはりをする時にも進めていく上で重要な指標となります。

一水堂より

鍼灸歴30年。一水堂(千葉市)では、脈や身体を診て、指先から伝わるあなたの「本音」を大切に施術をさせていただきます。病院の数値では測れないその辛さ、一度、脈診を通じて一緒に読み解いてみませんか。まずは深呼吸をして、あなたの身体の声に耳を傾けることから始めてみてください。

「脈診」とあわせて読みたい記事のご紹介

自律神経 その1:目に見えない「揺らぎ」を調和へ導く

数値には現れない自律神経の乱れ。脈診で読み解いた「身体の状態」を、どのように具体的な施術へ繋げ、本来の調和を取り戻していくのか。一水堂が考える自律神経へのアプローチはこちら

不妊 その1:新しい命を育むための「土壌」を整える

赤ちゃんという「陽の気」を授かるために。脈診で今の身体の現在地を知り、冷えを改善して、健やかな命を受容するための「身体という土壌」の作り方はこちら

脈診 その4:季節の移ろいと「身体の受容」の関係

雨の日の重だるさや季節の変わり目の不調。里山の様に社会と自然の間に位置する身体が環境の変化にどう適応しようとしているのか脈に現れるサインを詳しく解説しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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