経験豊富なはりきゅう専門の鍼灸師が独自の視点で問題に取り組んでいきます。
千葉市中央区生実町の鍼灸院
はり・きゅう 一水堂
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅から17分、JR鎌取駅から40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分
脈のふれ方には、強くあたるものだけでは無く小さく弱くあたるというものもあります。脈が弱くあたる時と言うのは、体の中のエネルギーが足りなかったり長期にわたる問題があるような時に触れる脈です。
分かりやすい例で言えばお腹がすいた時というのがあります。お腹がすくと何をするにもだるく、ふらふらとして動けなくなってきます。
いつも腹八分目を心がけ欲求に振り回されない様にする事が大切です。
この様な時は、脈も体と一緒に弱々しくうつものです。ただ、その様な時というのは、ふらふらするという事だけでは無く飢えた感じというのも強いものなので脈も表面が固くふれ、弱い様でも固いというアンバランスな脈の触れ方になります。
糖尿病の空腹感の強い人やいつも食べ過ぎてしまうという人に普段からこの様な脈をうっている人がいますが、そういう時は、すごい食べたいと思って食べても消化が追い付かず後で調子が悪くなったりするものです。
食べ過ぎたと思う時は、食べたものやその量にばかり目がいきますが実際には体がそういうふうになっていたからという場合もあります。だるさや痛みだけでは無く普段には無い体のサインがある時は、慎重にその欲求に振り回されないという事が大切です。
脉診流(みゃくしんりゅう)の鍼灸では、施術の前によくお話を聞きます。東洋医学の考え方は今のものとは違うので同じと思える事でも違いがあります。
例えば、食欲の問題と言うと東洋医学では、脾(ひ)という場所が中心となるのでごはんがあまり食べたくないと言われればまず脾の問題を考えます。
しかし、これがただ食欲がわかないと言うのではなく、食べたい気持ちは強くてもいざ目の前にしてみると、げんなりとして受け付けないとなるとこれは、腎の「飢えて(うえて)食を欲せず」という扱いになるので脾のツボは選ばなくなります。
同じ問題に思えても見方を変えれば違いがある事もあります。
また、似たような訴え方で「すごいお腹が減って食べたくて…」と飢餓感を強く訴え食べれはするものの、胃の調子はあまり良くないとなると今度はこれは胃の問題があるのではないかと考えます。
今だったら全て同じ胃の問題として処理されるこれらの訴えも食欲の出方や食べた後の状態で考えられる事が違ってきます。
何も変わらないと思う事も細かく聞いてみると違いがあります。どんな感じだったのか、どうしらたそうなったのかまずはありのままの状態を伝えるという事が大切になります。
お腹の真中を通るツボの流れに中脘(ちゅうかん)というのがあり、胃の調子が悪い時などに良く使われますが、この脘(かん)というのは胃の腑をさします。
中脘の上下には上脘(じょうかん)と下脘(げかん)というツボもあり、胃の上中下をこれで表わしています。
胃は倉廩の官(そうりんのかん)ともいい、倉庫(倉)の様にここにものを受け入れ(廩)腐熟(ふじゅく)する働きがあると考えられています。
東洋医学の脾胃の働きは隅々までエネルギーを届け手足を動かすという所まで含まれます。
ただそれだけでは消化吸収は進みませんのでその後ろに位置する脾(ひ)が胃の腑を揉むようにその内容物を動かし消化を促進するとされました。
吸収されたエネルギーは、全身に運ばれ手足を動かすのに使われるのですが、東洋医学では、消化から吸収さらに手足を動かすというところまでがひとくくりで脾(ひ)の働きとされます。
今でも胃腸の働きが悪い時はウォーキングなどしてエネルギーを消費して食欲を引き出すという様な事が行われますが、
胃だけでは無く体全体で健康になるという事が大切です。
東洋医学でも脾(ひ)や胃を動かす為には手足を動かす事が重要と考えられており、ただエネルギーを送るためだけでは無く積極的に動かす事で脾を活発にして消化吸収を助けるとされました。
胃の問題がある時は、胃の処置とそればかり考えますが生活の中に運動を取り入れてみるとか普段からなるべく歩く様にするというのも一つの対策となります。
今は、色々な事が便利になった反面、体を使う事が少なくなっています。積極的に運動をとり入れ健康な体を維持する意識を持つという事が大切です。
鍼灸では、体と心と内臓の働きを分けて考えないので便秘とだるさと膝の痛みがどれも同じ脾(ひ)問題として処理されるという事もあります。ここではその様な脾の問題について紹介しています。
人の体というのは、一つの事がただ一つの事にだけ作用するのでは無く、色々な事に繋がっていくものです。ここでは運動とストレスについて東洋医学の観点から考え紹介しています。
料金について | 一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。 |
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料金表 |
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初診料 | 1000円 |
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一般 施術料 | 3500円 |
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大学・専門 | 2500円 |
高校・中学 | 2000円 |
小学・幼児 | 1000円 |
例 | 一般の方 初回検査料1000円 ( 2回目以降は、3500円 ) |
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はり・きゅう一水堂
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