経験豊富なはりきゅう専門の鍼灸師が独自の視点で問題に取り組んでいきます。
千葉市中央区生実町の鍼灸院
はり・きゅう 一水堂
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅から17分、JR鎌取駅から40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分
耳の音は、静かになった時やちょっと気を抜いた時に気になってくるなど気持ちが休まらず人によってはそこから不眠や頭重など様々な問題を起こします。
続くと大きな負担となり鳴ってる本人にとっては辛くきびしい問題となります。また耳鳴りは聞こえの悪さと一緒にに起こる事も多く人の話は聞こえないのに耳鳴りがするという矛盾した状態になります。
耳鳴りは自律神経など全体とのかかわりもあるので起きた時は耳だけでは無く全身の調子を整える事も必要になります。視点を変え違う方面から耳鳴りを抑えていく事が大切です。
耳鳴りと自律神経
体の中に色々とある感覚の中でも見ると聞くという複雑な働きに係わる耳鳴りやめまいは、不定愁訴の中でも特にこじれた時によくあらわれます。
ひどくなると音が気になって家事や仕事が手に付かなくなり夜もそのせいで寝られなくなったりします。
耳だけでは無く全体の調子を整える事が重要です。
実際の耳鳴りは耳だけの問題では無く自律神経の問題や体が落ち着かなくなる不安や焦りといった要素が絡んで状態を悪くしています。
耳鳴りを良くしようとする時は、耳だけの対策、血流の改善と小さく考えるのではなく、広く全身を整えて体の力を高める様にする事が大切です。
耳鳴りについて、鍼灸の考え方
施術では、「数値では異常が見当たらない」「問題があって色々やっているが中々良くならない」という話をよく聞きます。これは耳の問題と自分が感じている辛さが一致しないという事についての悩みになりますが鍼灸ではこれに加えて働きの異常というものについても考えていきます。
数値に問題がなくても異常が無い訳ではありません。
人はものを聞いたり見たりする事が出来ますがこの働きの事を昔の人は、神(しん)と呼び重要視してきました。目や耳というものは、ただそれだけでは機能せず、そこに気がめぐる事で初めて、見る、聞くといった働きすなわち神(しん)が生じると考えたのです。耳鳴りやめまいもこの神(働き)の異常としてとらえ、その神が正常に働く為には気のめぐりが上手くいってなければならないとしました。(井上恵理 2008.10 病証論と臨床質問)
気というと何か特別なものの様に聞えますが、昔からこの様に働きを整え、ツボと体の問題をつなぐものとして使われてきました。古典(素問、八正神明論)にも「…神気盛んなれば神全うし、神気劣る者は神不足す。之以て気血を養う者は、乃ち神を養う者也…」とあり、機能を整えるのには、まず気血を養うことが重要だという事が書かれています。
先ずは働きを整える事が重要です。
耳鳴りやめまいがある時も画像や数値だけではなく先ずはその働きを考える事が重要です。働きが正常になる事で崩れていた環境は整い体も良い方向に向かいます。はりやきゅうもこの機能を整える為に行っています。気のとどこおりを無くし体の力を上手く引き出す事が大切なのです。
耳鳴りと鍼灸
耳鳴りがある時は鍼灸では三焦経(さんしょうけい)のかかわりを考えます。三焦経は、耳に関係の深い経絡(けいらく)で本などでもよくここのツボが紹介されています。
三焦経は手の薬指から始まり耳を通って目の端に終わりますが首から上の場所では、「…うなじを上って耳後にかかわり、直ちに上って耳の上角に出で…その支なる者は、耳後より耳中に入り、出でて耳前を走り…」(霊枢、経脈篇)とある様に耳の内外を巡りその健康状態にかかわります。
施術では、のぼせやすい、血のめぐりが悪い、ストレスが溜まりやすいなど全体の事も考えますがそれだけでは無く耳の回りを走るこれらの経絡につまりがないかという事も一緒に確かめていきます。
体をしっかりみて内容を少しづつ積み重ねていく事が重要です。
ツボというとただ耳に良いツボとその効能だけで紹介されていますが実際にはこの様な経絡の流れをみたり全体とのかかわりをみてツボを決めています。特に長い間かけて悪くなってきたものは効果を積み重ねていくようなやり方が必要になるので体を良くみてツボを選ぶ必要があります。
耳鳴りのツボといっても一つではありません。体をよくみてその人の体に合うツボを選ぶ事が大切です。
東洋医学で考える耳鳴り
鍼灸には陰陽五行(いんようごぎょう)というものがあり、耳もただそれだけでは無く五臓(ごぞう)の働きがあって初めて働く事が出来るとしています。
耳の働きには腎(じん)がかかわると考えます。
耳については「腎は耳を主る」(素問、陰陽応象大論篇)といって腎(じん)の働きが関係していると考えます。腎(じん)は、現代では血圧や排尿などに関係が深い臓器ですが鍼灸ではこの様に耳に関係が深かったり「精を蔵す」(霊枢、本神篇法風)と言って生きる力を蓄える場所であったりします。
精は生まれた時に親からさずかるエネルギーなので年をとる事で徐々に少なっていき足腰が弱り耳が遠くなるなどの変化が起きます。年をとると耳が遠くなりますがそれにはこの様な事が関係していると考えられます。
腎を強くするなど体の中からの対策が必要です。
耳鳴りや難聴など耳の問題はまだそれ程年をとってない働き盛りの時などにも起こりますがそういう時はこの腎に問題がある事が多くはりの施術もここを中心に行っていきます。
腎は老化に関係が深いという事もあり放っておき時間がたつほど症状が動きにくくなります。問題が起きた時は、なるべく早くに対処し状態をこじらせない様にする事が重要です。
耳鳴りというとまず考えるのは耳の問題ですが、実際には自律神経による影響というのも大きいものです。ステロイドや薬をやっても変わらないという時はこの様な事が特に重要になってきます。ここでは自律神経と鍼灸について紹介しています。
耳鳴りの問題を考える時、のぼせというのは重要なポイントとなります。更年期ものぼせが起きる問題なので更年期の時期に差し掛かっているような時は特に注意が必要です。ここでは更年期に多いのぼせについてまとめてあります。
耳鳴りの鍼灸といっても病院で言われる様な病名に対してはりをするのではなく東洋医学の考えに基づきツボの選択をしていきます。ここでは、耳鳴りがある時に考えなければならい東洋医学の腎の問題について紹介しています。
料金について | 一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。 |
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料金表 |
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初診料 | 1000円 |
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一般 施術料 | 3500円 |
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大学・専門 | 2500円 |
高校・中学 | 2000円 |
小学・幼児 | 1000円 |
例 | 一般の方 初回検査料1000円 ( 2回目以降は、3500円 ) |
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