不妊 その3

東洋医学を生かした脈診流の経絡治療なら体本来の力を高めて妊娠しやすい体を作る事が出来ます。

不妊鍼灸と経絡鍼

 鍼灸を受ける時にまず問題となるのが流派や考え方によってその内容が全く異なるという点です。その為、同じ鍼灸と掲げているところでも受ける印象や効果が変わってきます。

接骨院に併設している鍼灸と自費の鍼灸、中国鍼と日本の鍼灸、電気を流すものと脈をみてやるもの。実際にこれらの鍼灸はどれも内容が違います。

生命力の強化をしようと思うならそれに合わせた鍼灸の方法が必要となります。

筋骨格系を得意とするところは脈をみて施術をする事は無いし、中国式の長いはりと日本のはりでは刺す時の深さが違います。これらの違いは、使う道具の違いという事もありますが、主に何を目的とするかという考えの違いによって生まれるものです。

生命力の強化を図り妊娠する力を高めたいと思えば、それに合わせた見方や施術の方法が必要になります。

不妊鍼灸と経絡鍼

体は常に変わるものとして考えそれに合わせた施術をしていく事が大切です。

もちろん、それぞれに良いところがあり、それに特化するという事で刺し方の違いが生まれて来ているのですが、同じ鍼灸といってもそれぞれに特色があり、扱う分野も少しずつ違っているのが現実です。

東洋医学では、不妊は腎に係わる問題として考えそれに合わせたツボを選択するのが基本ですが、実際に見てみるとそう単純にはいかず、その人の体質を優先しなければならかったり、その季節の問題が色濃く体に表れている場合もあります。

不妊鍼灸と経絡鍼

決まったツボを使うのではなく体の力を引き出す様にする事が大切です。

体本来の力を高めて妊娠しやすい体を作るには、このような実際に起こっている問題を乗り越え、体の一番良い状態を作って行く必要があります。

不妊という根本にかかわる様なものを改善していこうという時は、ただはりをすれば良いというだけの単純な事では、かなわない事が沢山あります。

妊娠自体はさずかりものですが、それに合わせた準備は万全を期したいものです。薬や体外受精を使うのも良いですが、本来ある体の力を引き出し妊娠に対し万全の準備を整えておくという事が重要です。

 

妊娠しますか?

妊娠と鍼灸

これについては、100%と言えれば良いのですがもちろんそうでない人もいます。

ただ、やるからには、体をしっかりみて出来る事をやっていきます。鍼灸で不妊に取り組む時は、冷えや腎気の不足などが問題としてあがりますが、ただ冷えているからお灸をすればいいとはならず具体的にどこのツボを使っていけばよいのかという事を実際の体をみながら考えていきます。

不妊鍼灸と経絡鍼

簡単に妊娠出来る体か分類する事は出来ませんが、今出来る事をしっかりやっていく事が重要です。

不妊には、ストレスや元々の体の弱さなどが関わってくるので今はどういった状態なのかその時々で違う体の状態にあわせてはりを行い、だんだんと妊娠出来る体に近づけていきます。

皆それぞれに体質が違い必要なものもその量も人それぞれです。その様な中では、妊娠しやすいか、そうでは無いかというのは一概に言えませんが、何をするにも基本となるのは、母体がしっかりするという事です。卵がしっかりと根付く様に体を作り、色々な事を前にしっかり進めていくという事がまずは大切です。

 

一人一人違う体を脈をみながら丁寧に整えていきます。

不妊鍼灸と脈

 鍼灸と言うとツボがまず頭に浮かぶ方が多いと思います。不妊にも何かそれ専用のスイッチの様なツボがある様に思いますがなかなかそう単純にはいきません。

妊娠する為には、体が本来持っている生命力を上手く働かせる事が重要になります。

不妊鍼灸と経絡鍼

脈は東洋医学では重要な体の見方の一つです。

鍼灸や漢方といった東洋の体の見方では、お腹の固さや脈をみる事でこれらの状態を知ります

脈がしっかりするという事は体がしっかりするという事でもあるのでそれが高じれば妊娠もしやすくなると考えます。

不妊を何とかしようとしている間には、冬で冷えている時もあるし、夏バテでだるい時もあります。一年中同じ状態では無いところに人工授精なり体外受精などをしていく訳ですから、そこに差があっても当り前です。

体がしっかりすれば脈もしっかりとしてきます。

経絡治療では、ただ冷えがあるから冷えのツボというのではなく、冬なら冬に合わせ、夏なら夏の影響を考えて色々なツボを組み合わせていきます。

その結果、体の力が高まって冷えがおさまる、そういう事で体の問題を乗り越えていきます。ツボは常に一定のものというのではなく、一人一人に合わせ、その時々に合わせて組み合わせていく事で本当の力を発揮します。

不妊鍼灸と決まったツボ

体の力が上手く引き出される様にツボを上手く使う事が大切です。

いくら体に良いと言ってもそれを受け取れないのでは意味がありません。ここでは季節の事を例にとって話をしましたが、それ以外にもストレスや生活習慣、暴飲暴食など人は無意識の内に様々な影響を受けています。

不妊のツボ、冷えのツボと決まっている場所にはりを刺せばそれで解決と簡単にいかないのがツボの難しいところです。

毎回丁寧に体をみてその時々に合ったツボで妊娠する為の力を引き出す。そういう事で体は変わっていきます。まずはその様に考え問題と向き合っていく事が大切です。

時間が限られている中で鍼灸の施術をどう進めていくか。

不妊 時間制限

不妊というのは、普段その様な兆候がある訳では無く、いざ欲しいと思った時に初めてその事に気づく困った問題です。

そうなる事が分かっていたらもっと早くから対策を取れていたのにと思う事も少なくはありません。気づいた後にはやる事も多くあれこれしている間に時間ばかりが過ぎていってしまいます。

体調を安定させて受け入れやすくするのも大事な目的の一つです。

不妊で困るものの一つにこの時間があります。妊娠自体は常にする可能性があるといっても人工授精や体外受精をするとなると、その前に薬を使って状態を整えたり、それをするのに必要な卵子を取り出したりと、思い立ったらすぐ出来るという訳では無く決めてからも時間がかかります。

 

もちろん、何もなくはりだけで妊娠までいければそれに越したことはありませんが、時間が限られている中では、出来る事はしながら併用して進めて行く事がほとんどです。

不妊鍼灸と冷え

ただ冷えというのではなくその時々の体に合わせて施術をしていきます。

実際にはただ漠然と妊娠を願うのではなく進めていく中での体調不良や思うように進まない体の変化に対するフォローもしていくので鍼灸の施術といってもやる事が沢山あります。

不妊には冷えが悪いと言っても「それが無くなり温まるようになったので出来た」と順序良くいく事ばかりではありません。体の状態を良く確かめその時必要な事を一つ一つ乗り越えて行く事が大切です。

検査の結果だけでは無く目の前の体をしっかり整える事が重要です。

妊娠 検査

不妊の問題を考える時に一水堂が大切にしているのは、体の力です。受け止める為の体がしっかりしていなければいくら良い状態で受精卵を戻してもやはり上手くはいかないのです。

年をとれば何かしら体は問題を抱え、ホルモン剤などの薬で体をコントロールしていれば何かしらの変化はあります。

足が冷えているというのは不妊の方にはよくある事ですが、それが太ももを越えて腰の方までいっていたり、冷えのぼせが起きてしまっていて赤ら顔でひどく汗をかいているような人もいます。

自覚が無いという人もいますが、触れば寒えやのぼせ、こりなどが見つかり何かしら問題があるものです。

不妊の問題というと卵巣からの管がつまっていたり、卵子が上手く成長しなかったりといった問題をまず思い浮かべますがそういう事には、体調や今まで積み重ねてきた体のひずみの様なものも関係してきます

妊娠 検査 施術

体というのは、やればそれだけの事をかえしてくれるものです。

ホルモン剤や薬で体を強制的に動かすようなものだけに頼るのではなく体を良く観察し、調子を整えていくという事がまずは大切です。

まずは薬や人工授精をした結果を受け止められる体づくりが必要です。

妊娠 体作り

 中々妊娠が出来ないという時、まず試してみるのがタイミング療法、それから徐々に人工授精や体外受精に移行していきます。

ここで上手く行けば良いのですがなかなかそう上手くいかない事もあります。

人工的に授精を行ったとしてもそこから着床、定着して安定するまでには受精卵の状態と母体の方の両方のコンディションが整っていないといけません。

何か処置をするにしても基本となるのは、しっかりとした体のコンディションです。

何か処置をした直後は温めた方がいい、安静にして無理をしないのがいいと色々な事が言われますが、それをやってみても届かないならもっと根本の所に目を向ける必要があります。

生殖器系に問題が無くても昔からあまり元気に動き回れなかったり、何かと体の不調が多く安定しない日々を送っていた、ストレスに弱く体調不良が続いていたなど、全身の状態というのも無関係ではありません。

不妊鍼灸と時間制限

妊娠には温めるのが良い、女性ホルモンに効くこの食材が良いなど色々ありますが、基本となるのは、しっかりとした子宮の状態であったり、体のコンディションです。

紹介されているものは、確かに必要な事かもしれませんが、人の体はそれぞれ違い、その時必要なものというのも皆同じという訳ではありません。

体のコンディションを整え、今やっている事の効果を充分受け取れる様にする事も限られた時間の中では重要な事です。

何をするにも土台がしっかりする事が大切です。冷えや婦人科系の問題だけでは無く自分の体を良く知り健康な状態が維持できる事が大切です。

妊娠によいツボも体をみて使わなければ充分な効果を発揮できないものです。

妊娠 体作り

色々ある妊娠の為のツボがなぜ上手くいかないかという事の一つの理由には、一人一人の違いや体質の違いをあまり考えていないからという事があります。

不妊のような複雑な問題には、まずこれをやっておけば間違いないという様なものはありません。

不妊で良くあげられるのが冷えやストレスといった問題ですが、どちらのツボを使ったら良いのかはその時によって違います。

今は冬だし、足の冷えもひどいので全体的にも冷えのツボを多く使おうと頭ではそう思っても、実際に体をみるとストレスのツボの方が体に影響があり、冷えは少し加えるぐらいでいいという事もあります。

妊娠 検査 施術

実際の治療では、色々良いと言われるものの中から体によく反応が出ているものが使われます。

他にも並行して行っているホルモン剤の影響に対する処置がほとんどでその他のツボはあまり使わなかったり、冷えのぼせのほてりが強い時には体の芯に冷えがあってもほてりを取る様なツボを多く使うという様な事もあります。

不妊というと体を温めるツボ、血流を良くし女性ホルモンに語りかける様なツボとまずそれらの事が頭に浮かびますが、実際にはその時に必要な処置をしていく方が優先されます。

どの様な良いツボも今の体に合っていなければ上手く働きません。体をよくみてその時に必要な施術を取り入れて進めていく事が必要です。

どのぐらいの期間で妊娠しますか?

妊娠 期間

どの様な問題でもそうですが、原因というのは、元々の体と生活習慣、この2つにしかありません。

元々の体の弱さはどのくらいか、どのくらい無理をしてきたか、現在の生活習慣はどうか、そういった事が結果にかかわってきます。

元々体に力がある様な人なら生活習慣が悪くても意外と簡単に出来たりしますし、その逆で体に力が無ければいくら頑張っていても長くかかる事があります。

不妊 期間

期間は違っても進める方向は同じです。早くに取り組み体の力を上手く引き出す事が重要です。

色々な人がいるので思ったようには中々いきませんが、早くできる為の方向というのは、どの人でも変わりません。

今ある体の力を最大限生かし早期に問題解決できる様にしていく事がまずは大切です。

脈をみて体本来の力を高める事で妊娠という事を考えていきます。

妊娠 脈診

一水堂で行う脉診流(みゃくしんりりゅう)の経絡治療では、体本来の力を高める事で妊娠というものを考えていきます。

脈をみるはりというのは今はあまり馴染みがありませんが、昔の鍼灸や漢方では、必ずこの脈をみていました。

今でもドラマの中では、脈をみるシーンなどがあり、それで色々な事を言い当てていたりします。

もちろん脈をみれば何でも分かるという訳ではありませんが、妊娠の時の脈のみどころやその時弱くなる場所というのがはるか昔の古典にも書かれていて今でも不妊の施術においては欠かせないものとなっています。

ツボを上手く使い体の力を引き出すのには脈による体の見方が欠かせません。

出来たか出来なかったというその判定は、血液検査でも出来るので、そういう事では無く、その施術が合っているのかツボはしっかりと活かされているのかという事の判定などに今では使われます。

ツボやお灸というのはただ良いと紹介されていても本当に正しいのか、お灸の回数はこのぐらいで良いのか分からないものです。

不妊 お灸

脈をみるという事は、その様な事を防ぎどのぐらいが今の体にとってちょうど良いかを教えてくれるので、その時その時の最善の処置をしていく事が出来ます。

それだけでは無く、元々頭痛や便秘や冷えなどの問題が体にあった場合に、不妊のツボと頭痛のツボ、どのぐらいの割合で使い、どの様に組み合わせていけばよいかという様な事まで教えてくれます。

今ではあまり馴染みの無くなった脈をみるはりですが、そこにははるか昔からつちかわれてきた知恵が沢山つまっています。

気持ちが焦っている時は、何をしても時間が足りないと感じるものですが、まずは体に目を向けしっかりとした施術をしていく事が大切です。

その他メニューのご紹介

不妊

不妊のはりというとツボとお灸がまず頭に浮かびますが、大切なのはこの様な場合でも体質に対する施術になります。ここでは一水堂の不妊の施術について紹介しています。

施術の流れ

鍼灸の施術は、東洋独自の見方で体を考え、それに合わせた体の調べ方をします。脈をみたり、ツボの状態を確かめたり、全体の状態を確かめながら進めていきます。

施術を受ける時に気になる通い方や体の変化の捉え方などについてまとめてあります。具体的な料金や予約の取り方などについても載せてありますので参考にしてください。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

受付 10:00~20:00(日・祝日休み)

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アクセス

はりきゅう一水堂アクセス

千葉生実郵便局の隣になります。

京成学園前駅から徒歩17分

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定休日:日曜・祝日

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