更年期 その４　女性ホルモンとめまい耳鳴り、腰痛

更年期の時は体が大きく変わる為、ホルモンに関わるものだけでは無く体の中の色々な所に問題を出します。

患者さんの中にはめまいや耳鳴り、腰痛の様なものまで出る様になったりひどくなったりするような事もありその内容は人それぞれです。

ここではその様な更年期に起こる体の問題についてまとめてあります。

一水堂（千葉市鍼灸）は東洋医学の観点から体を見直しオーダーメイドの施術をしていきます。お困りの時はまずはお気軽にご連絡下さい。

更年期の時はのぼせだけでは無くめまいなどの問題も起こしやすくなります。

めまいというとホルモンバランスの乱れに関係ない様に思いますが体調が悪い時には色々なところから影響を受け問題が出て来るものです。

東洋医学では更年期は肝の経絡(かんのけいらく)の問題として処置しますが、めまいも同じくこの経絡の異常から出てきやすく施術をする時もよくこの経絡のツボが使われます。

東洋医学ではホルモンや神経というのでは無く経絡(けいらく)というツボの繋がりを見て施術をしていくのでこの様な問題がある時も一緒に良くしていく事が出来ます。

体の不調が出るのには何かしら理由があります。その問題の元を見つけ上手く体調を整えていく事が大切です。

更年期の時はホルモンバランスだけではなく自律神経の調子も乱れるので耳鳴りなどの問題も起きやすくなります。

東洋医学では老化にかかわるものは腎の経絡（じんのけいらく）の問題と考えられるので体の節目にあたる更年期の様な時はここを中心とした体調の崩れが起こりやすくなります。

東洋医学では腎は耳の働きに関係があると考えられるので耳鳴りの様な問題がある時もよくここの問題が疑われます。

そのため更年期障害の時に耳鳴りが重なって出ているような時は腎の経絡に問題がある可能性が高く施術でもよくこの経絡のツボが使われる事になります。

ツボというのは数を少なくした方が成果が上がりやすいのでその問題がどこからくるのかよく考える事が大切になります。体をよく観察しその繋がりを考えてはりをしていく事が大切です。

更年期の時には体の内側の問題だけではなく筋骨格系にかかわる腰痛や足のしびれなどをひどく出す事もあります。

原因としてまずホルモンの異常を考えますが実際にはそれだけでは無く筋肉の緊張やバランスの状態に合わせて様々なツボが必要になります。

特に足腰はまだ大丈夫と思っていてもだんだん長く歩けなくなったり腰を使う様な作業がきつくなってきたりします。

その様な時に無理をすると腰痛をひどくしたり足のしびれを起こしたりして問題を長引かせます。

自分でもそういう時期に体が差し掛かっているのだと自覚し何事も慎重に行う事が大切です。