骨盤　その２

今の社会では、ダイエットは健康に欠かせません。骨盤を整える事はダイエットの強い味方になります。

骨盤から来る問題というと腰痛や坐骨神経痛など筋骨格系の問題がまず浮かびますが、それだけでは無くお腹の下側の支えとなり内臓をおさめているという事でダイエットにも関係してきます。

骨盤の働きを整える事はお腹をスッキリさせるのに役立ちます。

よく歳をとった方や女性の方で下腹部がぽこっと出ている事がありますが、これは、脂肪のせいというだけでは無くお腹の中の組織が張りを失い骨盤の中に溜まっているからという事もあります。

土台となる骨盤を正し働きを整える事は、内臓をよく働かせお腹をスッキリとさせる事に役立ちます。また便秘や血行不良にも効果があるので冷えやむくみの解消も期待できます。

しかし骨盤が関係あるといってもただ一時形を整えるだけでは中々成果に繋がっていきません。しっかり事効果を出すという事を考えるならやはり食事の調整と適度な運動は必要でその上で骨盤を整えていくという事が必要です。

骨盤の様な大きなところの調整は、体に与える影響も大きいものです。上手く使って効率の良いダイエットをしていくという事が大切です。

骨盤のゆがみと言うと整体やカイロを考えますがはりにもバランスの調整がありそういった事からもツボの選択をします。

全身をめぐるツボの流れは、一部だけで終るのではなく長く連なり全身くまなく通っています。骨盤にもその流れは入っており、前後左右それぞれに対応するものがあります。

前後左右のツボの状態を比較して体のバランスを取っていきます。

検査の仕方は、足の長さや肩の高さでは無く、それぞれの流れの中で一番反応を示している手や足先のツボを使って痛みや、凹みなどを探って比較していきます。

ゆがみというのも姿勢と同じで一時良くても自分の力で維持できなければまたすぐに楽な方へと崩れるものです。はりでもこの様な事を第一に考え、ただ動かすだけでは無く自然治癒を働かせ、生命力の強化をはかる事で崩れにくい体を目指します。

それまで染みついた身体のクセを抜いていくのは楽ではありませんが、体をよくみて元からの改善を考える事が先ずは重要です。

最近は骨盤という言葉も広まってきてよく使われる様になってきました。骨盤というのは、一つの骨では無く、仙骨（せんこつ）と寛骨（かんこつ）という骨によって出来ており、場所によってそれぞれ特徴があります。

先ずは仙骨（せんこつ）ですが、この骨は背骨の一番下の場所になります。三角形のクサビの様な形をしていて左右の足に重さを振り分けるのに役立ちます。

骨盤には、大きく分けて仙骨（せんこつ）と寛骨（かんこつ）の2つがあります。

お尻の丁度真ん中辺りになるので骨盤と言うとだいたいここら辺をの事を指さされる事が多い場所でもあります。

その仙骨と隣り合わせた所にあるのが寛骨（かんこつ）になります。この骨と仙骨が作る関節を仙腸関節（せんちょうかんせつ）といい、腰痛などの痛みの元になるとよく言われ施術などでも使われます。

寛骨は子供の頃は、3つに分かれており、場所によって腸骨（ちょうこつ）、坐骨（ざこつ）、恥骨（ちこつ）と呼ばれ、大人になって骨が完全にくっついてもその様に呼ばれる事があります。

大まかに言うと、お尻の膨らみの所にあるのが腸骨、座った時に地面に当たるのが坐骨、ぐるっと前に回って下腹部の所にあるのが恥骨になります。

インターネットなどを調べると様々な情報が手に入る様になっていますが、この様な事が分からないと今一何を言っているのかつかめないという事もあります。何か調べる時はこの様な事を思い出し自分の体と照らし合わせながら読んでみてください。