肩こり その4 肩こりと鍼灸

肩こりと鍼灸

鍼灸では肩こりも全体の不調の一つの表れとして考え色々な繋がりの中で施術をしていきます。

特に肩回りの問題は内に肺を納めるので肺の経絡(はいのけいらく)と関わりが深いとされ施術でもその経絡上(けいらくじょう)のツボがよく使われます。

ここではその様な肩こりと肺の経絡(はいのけいらく)についてや問題の出方などについて解説していきます。

長年続いていてなかなか抜け出せない問題も見方を変えれば意外な繋がりが見てくる事もあります。どの様な問題もまずはお気軽に一度ご相談ください。お待ちしてます。

鍼灸で考える肩こり

患者さんの声
肩が痛いのと重だるいのとがなかなか改善せずすがる様な気持ちで電話をしその日のうちにすぐ診て頂けました。

どのような症状で来院されましたか?

肩が痛いのと重だるいのとがなかなか改善せずすがる様な気持ちで電話をしその日のうちにすぐ診て頂けました。

…一回の施術ですっかり痛みがなくなる様な魔法ではありませんが何回か通ううちに全く痛みが無くなったし何よりも施術して貰うと体がとてもリラックスするのでその後も定期的に通わせて頂いてて一番嬉しい事は何年も前から毎年冬に悩まされていた咳がすっかり楽になってしまった事です。これには家族も本当に驚いています…

【参考ページ】

受けた方の感想 その4

はりを受けた方の感想と施術者のコメントをのせています。参考にして下さい。

脈診流経絡治療 東洋はり医学会

一水堂でも行っている東洋はりの経絡治療について詳しく説明されています。

肩こりに関係する経絡(けいらく)

肩こりをツボだけでは無くもう少ししっかり知りたいと思っても何をどう考えれば良いのか中々思いつかなかったりします。

鍼灸で考える肩こり
肩こりと肺の経絡(はいのけいらく)
風邪と肩こり

患者さんの中には「咳をずっとしていたせいか最近は肩もこるようになってきました」という様な事を言われる人もいます。

これは咳の時に背中を丸めるからという事もありますが鍼灸ではもっと直接的にこれを肺の経絡(はいのけいらく)の問題として考えます。

一つの問題が悪くなる時は、そのものの辛さが増すだけでは無く、色々なところに影響して問題が広がっていくという事もあります。

ここでは肺の気の弱りが肩こりという形で表に出てきましたが他にも花粉やアレルギーによる鼻の問題、湿疹やかゆみなどを起こす皮膚の問題など肺の経絡の関わるものは一緒に出てくる可能性があります。

鍼灸ではまず訴えの内容にどういう繋がりがあるかを考えそこからツボを考えていきます。

【参考ページ】

喉のつまり その1 喉の違和感について

鍼灸で考える喉のつまりについて紹介しています。

内容を上手く整理し効果の上がるツボを選択する事が大切です。
肩こりだけの時でも肺の経絡のツボが使われます。

肩こりのツボは決まったものでは無く体にどのような偏りがあるかで使う場所が変わります。

ここでは肩こりに多い肺の経絡(はいのけいらく)の問題を中心に話をしていますが実際にはこりの場所や訴える不調の内容で反応が出る経絡(けいらく)やツボは変わってきます。

ツボの効果を上手く引き出すには内容を絞って効果を集中させるのがコツです。情報をうまく整理し体にあったツボを選択する事が大切です。

【参考ページ】

せき、呼吸器 その5 長引く咳のはり1

せきのある時のはりについて紹介しています。

患者さんの声
首、肩こり

どのような症状で来院されましたか?

首、肩こり

…施術直後から痛みはやわらぎ首をまわすのが楽になりました。特に伝えてはいなかったのですが肺の不調を指摘され施術していただいた事で長い間つきまとっていた原因不明の咳から解放されました…

【参考ページ】

受けた方の感想 その3

はりを受けた方の感想と施術者のコメントをのせています。参考にして下さい。

自分に合った肩こりのツボ

肩こりのツボの様に色々なところで紹介されているものは、良いと言われるツボが多すぎて自分に合ったツボはどれなのかが分からないという悩みもあります。

肩こり施術の実際
実際の肩こりの考え方
実際の肩こりの考え方

鍼灸では肩こりを体の訴える不調の一つとして捉え、その人にどういうバランスの崩れがあるのかを考えていきます。

その為にまず肩こりの場所や痛みの広がり、何をするとひどくなるのかという事を聞いていきます。

昔から「肺は、咳嗽(がいそう)し気逆(きぎゃく)してあえぎ、肩や背が引きつって、汗が出…」と言われるようにまずは肩こりの様な問題がある時は呼吸器との関係との関係を疑いそこから色々な不調と繋げていきます。

肩こりのある時は呼吸器の問題を中心に体の不調を考えていきます。

【参考ページ】

せき、呼吸器 その1 長引く咳について

せきと肩首の痛みがある患者さんの感想やせきのはり施術についてまとめてあります。

経絡(けいらく)は体の様々な問題に関係しています。
経絡(けいらく)は体の外と内を様々な問題に関係します。

肺というと今の考えでは風邪や喘息などが頭に浮かびますが鍼灸ではもう少し範囲が広く鼻や皮膚の問題、呼吸や声の出方、物事に消極的で悲しみ捉われやすいという性格的な事もここの問題として考えます。

その為話を聞く時は、花粉で鼻がつまったりしていないか、乾燥や寒暖差でアレルギーや皮膚のかゆみはでていないか、その時の話し方や話の内容が消極的で常に後ろ向きな事ばかり言っていないかなど他の事にも注目して話を聞いていきます。

また肺の経絡(はいのけいらく)は胸から肩、指の先まで繋がっているので肩こりに併せて腕の痛みや手のしびれが出ていないか、出ているならどの様な場所に出ているのかというのも大切なポイントになります。

肺の問題といっても鍼灸の見方からすると性格的なものも含まれたりして異常の出方も今とはまた違ったものなります。

【参考ページ】

せき、呼吸器 その4 長引く咳のツボ

肺の経絡(けいらく)やツボについて紹介しています。こちらも参考にして下さい。

体質と併せて考え自分の体にあったツボを選ぶ事が大切です。
体質と併せて自分の体にあったツボを選ぶ事が大切です。

経絡(けいらく)の問題は、ただそこだけが悪いというのではなく他の経絡(けいらく)とのアンバランスによっても問題を起こすので

肺の経絡(はいのけいらく)の状態を確認したら不眠やめまい、目の疲れ、腰の痛み、脈の乱れ、胸の苦しさなど他の経絡(けいらく)の問題についても確かめそれぞれがどういうバランスになっているのかを考えます。

実際に肩こりがある場合は、めまいと一緒に悪くなったり、頭痛と肩こりが一緒になって出て来るなど他の経絡(けいらく)にまたがって異常が出る事もよくあり最終的にはこれら他の経絡との組み合わせでツボを選びます。

ツボは全員同じでは無くその人の体質や生活習慣によってとる場所が変わります。ツボの効果を引き出す為にもまずは鍼灸で見方で体をよく観察する事が大切です。

肺の問題だけでは無く他の経絡(けいらく)とのバランスを考え調子を整えていきます。

【参考ページ】

せき、呼吸器 その3 長引く咳と体の不調

肺の経絡の問題と頭痛や不眠など他の不調について紹介しています。

肩こりに関係するその他の経絡(けいらく)

肩こりにも色々あって一般に言われる場所と自分のつらい場所は少し違うなどもどかしく感じる事もあります。

肩こりに関係するその他の経絡(けいらく)
大腸経(だいちょうけい)の問題による肩こり
大腸経(だいちょうけい)の問題による肩こり

肩や首にある筋肉は常に呼吸で使われているので肩こりは鍼灸ではまず肺の経絡(はいのけいらく)の問題が疑われますが肩のこる場所によっては他の経絡(けいらく)の影響によって起こっているという事もあります。

大腸経(だいちょうけい)はその中でも肺経(はいけい)と陰陽関係(いんようかんけい)にあるなど肩こりとの関係が深くこの経絡(けいらく)にある合谷穴(ごうこく)や曲池穴(きょくち)などのツボはよく使われます。

この経絡(けいらく)は肩の端から上にかけてのこりがある時自然と手がいく場所を通っているのでその様な場所がつらい時はこの経絡が関わって出ている可能性が高くなります。

大腸経は手の人差し指から肩の上の方を通り歯を通って鼻の下にいく経絡なので調子が悪くなるとこの経路に沿った所に痛みやしびれを出しやすくなります。

【参考ページ】

手の先まで走る大腸経も関係する手の問題についてまとめたページになります。こちらも参考にして下さい。

千葉市の鍼灸 はり・きゅう一水堂

全国でも希少な脈診を使って体を整える鍼灸院です。

歯の痛みをともなう様な肩こりがある時は大腸経(だいちょうけい)の疑いが強くなります。
歯の痛みをともなう様な肩こりがある時は大腸経の疑いが強くなります。

大腸経は肩だけでは無く首を通ってから歯の方にもいっているので歯の痛みやうずきなど不調がある時にもよく使われます。

よく肩こりがひどくなると歯が浮いたような感じがするという様な事が言われますが大腸経は歯と肩の両方に関係しているのでこの様な訴えがあった時はこの経絡の問題が疑われます。

肩こりに関係している経絡は、どれも肩にだけではなくそこから体の色々なところに繋がっています。肩こりを考える時も全体を広く観察してよく反応を出しているツボを使う事が重要です。

【参考ページ】

顎関節

大腸経も関係する顎関節周辺の問題について紹介しています。

脈診流経絡治療 東洋はり医学会

一水堂でも行っている東洋はりの経絡治療について詳しく説明されています。

その他 肩こりのページの紹介

肩こり その5 肩こりの経絡(けいらく)

肩こりのツボを使うにもどういう時にそのツボを使えば一番良いのかこる場所だけでは判断が難しい時もあります。鍼灸の診察でもつらい場所だけ聞いてツボを選ぶ事は無く色々な話を聞きそのつらい場所を通る経絡の反応を確かめてからツボを出します。よく聞けば一緒に離れた場所の痛みやそこにつながる体の不調を出している事もよくあります。ここではその様な経絡と体の不調についてまとめてあります。

肩こり その2

肩を上げるのと捻るのが辛く電車などでもきつくなります。右の肩の前面が重くうずき、ストレスがかかるとひどくなります。肩の問題がなかなか抜けず動かすと引きつりがあります。右肩が辛くて自分でも温めたりストレッチをしています。手にポコッと出来物が出来ました。など実際にあった訴えを元にどの様な事が考えられるのかまとめてあります。

肩こり

肩こりの筋肉、肩こりと歯の痛み、肘の内側の痛み、肩から首にかけて辛くひどくなると腕までしびれますなど肩こりを訴える時に出て来るよくある問題についてどの様な事がポイントとなり、東洋医学的にはどのように考えてはりをしていくのか、実際にあった訴えも含めて紹介しています。参考にしてください。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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