更年期 その３　女性ホルモンと検査

更年期の時はホルモンバランスが変わりそれに伴って色々な問題が出ます。

ただ、これは必ず全ての人がそうなるというものでは無く中には不調を感じない人やホルモンの数値が変わらないのに体調が悪いという人もいます。

ここではその様な更年期の時の検査に関わる内容についてまとめてあります。

一水堂（千葉市鍼灸）には更年期の問題を訴える患者さんも多く来られます。気になる事がある時はまずはお気軽にご相談下さい。

更年期障害というと女性ホルモンの変化によるほてりや発汗、イライラなどがまず思い浮かびますが、実際には問題を感じていてもホルモンの数値は変わっていないという人もいます。

数値が変わって無いのだからそれは更年期では無いのではないかという事を考えたりしますが、辛い事には変わりがないので何かしらの対策が必要になります。

更年期に差し掛かる年齢というのは、体が大きく変わる節目の時期なのでそれに合わせさまざまな問題がでるものです。

鍼灸では、数値より体がどの様な崩れ方をしているかという事に注目するので体の訴えやひどくなった経過などをよく聞いていきます。

更年期障害というと汗、のぼせ、イライラなどが有名ですがそれに加えて、不眠やドライアイ、排尿の問題、頭痛、めまい耳鳴りなど様々な問題が起ります。一つ一つものにしっかりと対処していき大きな崩れにしていかない事が重要です。

甲状腺は、喉のところにある小さい器官ですが、脈拍や体温、自律神経の働きなど様々なところに関係しています。

この甲状腺の働きがおかしくなると体が熱くなったり脈拍が速くなるなど更年期と似たような不調を起こす事があります。

ただ更年期の問題も甲状腺の問題も異常があれば必ず検査数値にあらわれます。

何も数値にあらわれない場合は他にも自律神経の異常なども考えられるので気になる時ははっきりさせて早目に対策をとる事が大切です。

更年期の時は発汗やのぼせを中心に色々な症状を出しますがこれは更年期の時だけに起こるものではありません。

自律神経の不調がある人も熱さや異常な発汗に合わせて色々な体の問題を訴えます。

自律神経の問題が中心の体の不調だった場合は、更年期の為の薬を飲んでいてもなかなか良くならなかったりホルモンの数値と関係なく体の問題がひどくなったりします。

更年期というのは、女性ホルモンの量が減るという事だけでは無く体が変わり色々な問題を出しやすい時期でもあります。今まで行ってきた生活を見直し自分でも体調を整える様にする事が大切です。