吐き気 その5 吐き気とはり施術

吐き気と鍼灸

実際のはりの施術を行なっていく時には体の状態に合わせて様々な工夫が必要になります。

その時の体の状態によってはいつも使えていたツボも使えなくなったり、脈や腹診の内容にあわせてまた新しいツボを選ぶ必要も出てきます。

ここではその様な吐き気のある時の鍼灸の実際について紹介しています。

吐き気をおさめる為には色々な問題を乗り越えていく必要があります。早くにやればそれだけ問題は小さく乗り越えるものの数も少なくなります。まずは一度お気軽にご連絡下さい。

吐き気の状態に合わせたはり施術

実際のはり施術

吐き気の鍼灸と言っても喉にはりをする?というイメージが浮かぶぐらいで実際にはどうするのかは中々分からないものです。

【参考ページ】

脈診流経絡治療 東洋はり医学会

一水堂でも行っている東洋はりの施術について詳しく説明されています。

鍼灸による体の見方
「ネットで見ると足三里というツボが良いとありました」
「ネットで見ると足三里というツボが良いとありました」

確かに足三里は胃の不調や食欲不振を整えてくれるツボの一つですが胃腸の調子を整えるのには他にも沢山のツボがあります。

はりの施術ではその中でも一番合うものを選んで使いますがそれがどのツボになるかは、ツボの反応や体の状態によります。

ツボは上手く反応をとらえる事で本来の力を発揮します。場所や反応をよく確かめ体に合わせて使う事が重要です。

【参考ページ】

吐き気 その4 吐き気と鍼灸

吐き気の鍼灸での考え方や東洋医学の脾(ひ)について紹介しています。

証(しょう)

ツボの組み合わせの指針となる鍼灸の証(しょう)について紹介しています。

同じ吐き気でも何によって出ているかで使うツボが異なります。
同じ吐き気でも何によって出ているかで使うツボが異なります。

胃腸のツボといってもその中でもストレスの強い時によく反応を表すもの、冷えや虚弱に関係するものとそれぞれに特徴があります。

足三里の様によく使われているツボでもその人の状態によっては反応が無く他のツボの方が良い場合もあります。

施術では吐き気がどういうものかという事だけでなくストレスや冷えなどどういう事が関係して悪くなっているかという情報も必要になります。吐き気だけではなく全身の調子も考え反応のあるツボを使うという事が大切です。

【参考ページ】

吐き気 その1 胃がムカムカする

ストレスやその他の色々な事で起こる実際の吐き気について紹介しています。

施術の流れ

実際の診察風景を写真を使って説明しています。

問題の場所の絞り込み

鍼灸で問題を考える時には鍼灸の為の診察方法が必要になります。

問題の場所の絞り込み
吐き気と脈診(みゃくしん)
吐き気と脈診(みゃくしん)

脈は体の隅々まで循っているのでそこには体の中の色々な情報が反映されます。

その中には胃腸の状態も含まれるので吐き気がある時もはりの施術をする時はまずは脈をみて体の状態をうかがいます。

吐き気がある時は脈が強く指にあたる事があるのですが、そいう時は胃の内容物が押上げられて吐き気が出ている事が考えられるので全体にその様な傾向は無いか、出ているならそれがどのくらいの強さなのかという事を確認していきます。

脈をみる時は、全体とそれぞれの臓腑の働きの二つから状態を観察していきます。

【参考ページ】

吐き気 その3 吐き気と健康状態

吐き気のある時の体の変化や他から受ける影響についてまとめてあります。

脈診(みゃくしん)

脈をみる事で体の調子をうかがう鍼灸の脈診について紹介しています。

脈をみて目的をはっきりさせてからはりをする事が重要です。
脈をみて目的をはっきりさせてからはりをする事が重要です。

脈が強く指にあたる時は鍼灸では気の逆上が考えられるのでそれがどの臓腑の問題で起きているのかを確かめます。

ストレスや神経的な弱さがあって出ている時は肝が悪くなっている事が考えられ、消化器系の力が弱まって苦しくなって吐き気が出ている時は胃の場所にだけ固さが出る事もあります。

問題が一つだけの事もあれば、これらが合わさって気の逆上が起っている事もあるので実際のツボは脈の状態を確かめながら反応の出ているところに行っていきます。

鍼灸には脈診というものがありはりの施術の時には必ず確認します。上手く問題の場所を見つけて反応のあるツボを使っていく事が重要です。

【参考ページ】

吐き気 その2 吐き気と自律神経

吐き気がある時に出て来る色々な体の問題について紹介しています。

証(しょう)

鍼灸をする時に施術の指針となる証について紹介しています。

実際の訴え

吐き気がして食欲が無いと言っても詳しく聞いてみると内容が少し違ったりしてとるツボも変ってくる事があります。

実際の訴え
食べたい気はするのに食べられ無い
食べたいのに食べられ無い

一般的には吐き気がして食欲が無いというと鍼灸では脾の問題を考えます。

消化や吸収に関わる脾の調子が悪いと食べ物が下に降りていかないので食べる気が起きず逆に上に上がっていって吐き気となったりします。

この様な時は問題の元となる脾の経絡(ひのけいらく)の中で一番反応のあるツボを使うようにします。

問題となる所が一緒の時はツボの数を絞り効果を集中させる事でよく効く様にします。

【参考ページ】

吐き気 その6 吐き気と生活習慣

吐き気がある時の食事や胃に良い食べ物など吐き気のある時の生活について紹介しています。

施術の流れ

実際の問診や診察風景を写真を使って説明しています。

同じ様に思える問題でも訴え方の違いで使うツボが異なる事もあります。
同じ様に思える問題でも訴え方の違いで使うツボが異なる事もあります。

ただ中にはこの様な体の欲求と内容が一致していない事もあり、すごいお腹は空くけど食事を前にすると食べられ無いという様な人もいます。

こういう場合は、胃腸の問題であるといっても「飢えて食を欲せず」と言って腎の関わる不調になるので施術では腎の経絡(じんのけいらく)のツボを使っていきます。

訴える内容によって問題となる臓腑もツボの使い方も変わってきます。

【参考ページ】

吐き気 その4 吐き気と鍼灸

吐き気のある時の鍼灸の体の見方について紹介しています。こちらも参考にして下さい。

胃痛

胃痛や胃もたれなど胃腸の問題について紹介しています。

よく話を聞いて体の状態を確かめてからツボを選択する事が大切です。
よく話を聞いて体の状態を確かめてからツボを選択する事が大切です。

お腹がすき過ぎて気持ち悪くなったり、胃が痛いという胃腸の問題がこれに重なる様な事があれば先程とは違い今度は腎と脾に左右のツボを振り分けて上手くバランスが取れる様にするなどツボの使い方を変えていきます。

同じ胃腸の問題でもその内容によって選択するツボもその組み合わせ方も違います。どんな感じなのか、どうしてそうなったのかなど今のありのままの状態を伝えるという事が大切です。

その他 吐き気のページの紹介

吐き気 その6 吐き気と生活習慣

吐き気が長期に渡ってある様な時は精神的なものやストレスに対する対策なども重要になります。この様な問題は体の抵抗力を落とし天候の変化や急な気温の変化など外からの影響を受けやすくしたり少しの事でもすぐ吐き気をひどくするなど体の弱さに繋がります。ここではその様な吐き気対策の要点についてまとめてあります。参考にして下さい。

吐き気 その1 胃がムカムカする

病院で吐き気の為の検査をすると機能の低下や菌によるものなど何かしら理由が見つかりそれの為の対策がなされますが、それですぐ全てが無くなるものではありません。それを一つの助けとして更に良くなるように自分でも色々やっていく必要があります。ここではその様な病院の検査についてや長引く吐き気の対策など実際の訴えを元にした内容を載せてあります。

吐き気のある時はめまいや頭痛、だるさ、節々の痛みなど様々な問題に悩まされやすくなります。鍼灸ではこの様な時、その元がどこかを考えツボを絞り込んでいったり左右に振り分けてバランスをとったりします。ここではその様な吐き気と自律神経の不調について紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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