下痢 その3

下痢と不安

下痢と不安感

お腹の調子が悪い時は、出掛けた先で痛くなったらどうしようとかトイレはあるだろうかと色々な事を考えます。

これはお腹が緩いからというだけでは無く不安を感じて色々な事をあれこれ考え込む様になっているせいでもあります。

東洋医学で下痢は脾の経絡(ひのけいらく)の異常と考えますがここにはお腹以外にも思い悩みやすくなるという気持ちの問題も含まれています。

広く体を整え治癒力を上手く引き出す事が重要です。

その為ここに不調があると頭の中で色々な事を考える様になり不安な気持ちも強くなる様になります。

全ての人がそうなるというわけでも無いのですが元々考え込みやすい傾向がある人やストレスが強い様な人はお腹の調子が落ち着かない時は不安感も大きくなりやすくその事で気持ちが落ち着かなくなったりします。

東洋医学では思いもよらない様な事に繋がりをみつけはりをしていく事があります。部分だけを見て体をコントロールするのでは無く全体をみて自然治癒力を高めていく様にする事が大切です。

お腹の経絡(けいらく)

お腹の経絡(けいらく)

足の太陰脾経(たいいんひけい)は、親趾の内側から始まり膝を上がってお腹に入る胃腸の調子と関係の深い経絡(けいらく)です。

便秘、下痢、吐き気、体の痩せなどに関係する他、外反母趾や膝の痛みなどもここの問題になります。

全身に361あるツボの内21穴がこの経絡上にあり、お腹に問題がある時もそれが冷えによるのか熱がこもっているのか、急なものなのかでそれぞれツボを使い分けていきます。

ツボは経絡を知る事でより取りやすくなります。

ここの経絡には、更年期や生理痛など女性ホルモンの異常がある時に使われる三陰交(さんいんこう)穴の様なツボもありますがこれも脾の経絡のツボなので反応の出ている時はやはりお腹の調子を整えるのに使われます。

ツボは全身に沢山ありますが単独では無くどこかの経絡に属しているのでお腹の調子が悪い時ものの経絡に沿って反応を探していく方が効率的でより体にあったツボを探す事が出来ます。

ツボは経絡を意識する事でより使いやすく上手く選ぶ事が出来るようになります。お腹の問題がある時は一度この脾の経絡に異常が無いか探ってみて下さい。

お腹のツボ

お腹のツボ

お腹に問題のある時は自然にお腹に手がいくなどお腹のツボは触れているだけでも気持ち良いものです。

お腹は、肩や腰のツボと違って温めたり手をあてているだけでも効果があるのでお腹が痛い時などは気持ち良いと思うぐらいでしばらく手を当てておくと自然と体の力が抜けていきます。

お灸をする時は、おへその左右指三本分と上腹と下腹の真ん中の4点をおへそを囲む様に温めると効果があります。ツボは沢山あると思うとどこを選べばいいのか分からなくなりますが基本となるのはまず触って気持ちいいところです。

特にお腹の問題に対してお腹のツボを使おうという時にはこの反応が重要になります。他と比べて冷えているところがあったらお灸をすえて温めてみたり、汗をかいて指が止まる様な場所があったらしばらく手を当てて神経の緊張を緩めていく、そういう事を積み重ねていく事で体はだんだんと変わっていきます。

ツボというのは、その状態に合わせた使い方をすれば気持ちが良く効いていきます。まずは体の状態をよくみて他とは違う反応を示しているツボを見つける事が大切です。

お腹を強くする生活

お腹を強くする生活

朝なかなかお腹が落ち着かなかったり、少しの事ですぐお腹を壊したり、お腹が弱いと日常の色々な所に影響を及ぼします。

お腹の問題の中には、悪い物を食べてただその時だけというのでは無く一度なると中々抜け出せないものもあります。

そういう時はお腹に良い習慣を取り入れ少しずつ体を変えていくというやり方が必要になります。まずは長く続けられるという事が大切なのであまり無理が無く刺激も強すぎないという事が大切です。

体に優しく長く続けられる習慣を見付ける事が大切です。

こういう時に使われるヨーグルトや整腸剤はそういう点で使いやすく理にかなっていると言えます。

辛い時には、効果がはっきりしていてすぐに効くものをまず考えますが、その様なものは一時は良くてもしばらくすると体が慣れ更に強いものを使わなければならなくなります。

あまり精製された今の薬やサプリメントでは無く昔から使われている様な自然に近い方法を取り入れ、少しずつ確実に体を変えていくという事が大切です。

 

その他メニューのご紹介

下痢 その1

緊張するとお腹が痛くなる、長く続く腹痛、お腹がゆるい時のはりなど治療院でも多い訴えを元に鍼灸のやり方を紹介しています。鍼灸はストレスや自律神経の乱れといったものもそのまま受け取るのではなくそれを東洋医学的に解釈してその上でツボの選択にいかしていきます。またその様な状態になった時自分ではどのように考え体を導いていけばよいかなどという事についてまとめてあります。

下痢 その2

ラーメンの様な味の濃いものを食べるとお腹を壊す、一日に何回もトイレに行く、いつも便がゆるく形が無いなどお腹を下す時によくある訴えを中心に鍼灸のやり方を紹介しています。ただお腹を下すと言っても痛みが無く水の様にゆるい便しか出ない様なものと急に痛んで我慢が出来ないというものは違います。その様な一人一人違うツボを選ぶ鍼灸の考え方についてまとめてあります。

鍼灸の適応

鍼灸の適応について、症状と部位についてのリンク、色々と重ねて出て来る問題についてまとめてあります。鍼灸というと肩こり腰痛がまず頭に浮かびますが、実際には自律神経の問題、更年期などのホルモンの問題、だるさや胸の苦しさ、のどのつまり、耳鳴り、吐き気、めまい、頭痛、疲れ目、ぎっくり腰など様々なものに適応があります。ここではその症状の紹介やリンクを張ってあります。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

受付 10:00~20:00(日・祝日休み)

お電話でのお問合せはこちら

043-309-4668

アクセス

はりきゅう一水堂アクセス

千葉生実郵便局の隣になります。

京成学園前駅から徒歩17分

お問合せ・ご予約はこちら

はりきゅう一水堂予約

お電話でのお問合せはこちら

043-309-4668

営業時間:10:00-20:00
定休日:日曜・祝日

お問合せ・ご予約はこちら

はりきゅう一水堂お問い合わせ

お電話でのお問合せ・ご予約

043-309-4668

メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

サイドメニュー

千葉市中央区生実町の鍼灸院 はり・きゅう 一水堂のご案内

はりきゅう一水堂案内
043-309-4668

千葉県千葉市中央区生実町2088-8

京成学園前駅より徒歩17分、JR鎌取駅から徒歩40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分