施術

はりの出来とお腹の状態

中国の古典で有名な老子の著書には。「柔弱なるものは生の徒」という言葉がありますが、生命力のあるものというのは、どのような物でもみずみずしく柔らかいものです。

鍼灸で考える養生

人でも生まれたての赤ん坊の様な状態では、どこを触ってもぷにぷにとして軟らかく筋張った所など無いものです。

それは年を取る事でだんだんと変わっていき、皮膚は乾燥して体は固くなっていきます。鍼灸では、お腹の状態を確認しながら施術を進めて行きますが、その時の目指すのがふっくらとして温かい赤ちゃんの様なお腹の状態となる事です。

何でも機械に頼るのではなく体の感覚を使って状態を捉える事が大切です。

これは、ただ柔らかいというのではなく、変に汗をかいていなかったり、冷たくなったり熱くなり過ぎていないかなど様々な事が合わせて作られる状態です。

はりをするような時というのは、辛い場所がどの様に変化したかという事も大切ですが、それだけでは無く全身の状態も一緒になって上向きになっていくのが理想です。

この様なものというのは、数値にはかかって来ませんが、より細かく体の状態をつかむ為には欠かせないものです。

手から手へ繊細な情報を余さずとらえ体の本来持つ力を引き出していく、何でも機械に頼るのではなく自分の感覚で体をつかむという事がまずは大切なのです。

はりをした時の感覚

千葉市の鍼灸

はりというとチクッとした感じをまず思い浮かべるものですが、はり施術ではそれ以外にも色々な感覚をうったえられます。

当院のはりは、すごく軽いものなので何も感じないという人がほとんどですが、中には足に沿って温かくなったとか、もあっとした感覚が広がったという様な事を言われる方もいます。

予想もしない感覚なので驚かれる方もいますが、これも注射とは違うはり独特の反応の一つで「ひびき」と呼んでいます。

体に良い刺激は、受けていて気持ちの良いものです。

特にこれのあるなしで効果が変わるものでも無いのですが、状態によってはこの様な反応を出すところもあり、あると体に効果が及んでいるのを感じます。

きつさにともなって熱いとか重いとかではなく、感覚としては軽い感じで受けていると気持ちの良い感じさえします。

痛い所をグリグリ刺激する様な事は実際にはあまり体には良くありません。はりも体にとっての良いものである以上、その内容は受けていて気持ち良いものなのです。

 

子供のはり施術

子供の鍼灸

小児鍼(しょうにしん)は、ヘラや棒状の道具を使ったもので一般にイメージされるはりとは違います。チクッとするイメージを持っているとあまりの違いに驚く事もあると思います。

はりもケイサツ法といって全身くまなくさすって気を流す事がメインになりますので10分前後のパッとしたものです。

小児鍼は、大人のはりとはまた違う子供の為のやり方です。

子供といっても乳児の様な小さい子から中学、高校の大きなお子さんまで色々な方がきますが成長期が終わるまでは、棒状やヘラ状のはりを使う事には変わりありません。

どんなに訴えが強く、色々な問題をだしていると言っても子供の皮膚はきめが細かく気が動きやすいものです。

刺激が強ければ効くという事はありません。体をよくみて体質に合わせた施術をしていく事が重要なのです。

 

施術でするのは変わっていく為の方向付けだと思ってください。

千葉市の鍼灸一水堂

実際の調整は帰ってから徐々に行われます。院では上手くめぐる様に体の方向性を定める感じで実際の変化はその後家に帰り落ち着いてから徐々に始まります。

施術の場では体を整え如何に上手くこの方向付けをするかという事を考えますが、いくらその場で良くても家に帰って無茶苦茶していれば、体は上手く回らず中々安定したものとはなりません。

家に帰っても施術が続いていると思って生活する事が重要です。

体は数年で全てが入れ替わると言われるなど日々作り変えられていますが、悪い所も新しく作り変えられていく事で徐々に良くなっていきます。

施術の時だけがはりと思わず、家に帰ってからも体をよくしようと自分で意識して生活をする事が重要です。

 
鍼灸ツボ

自分で出来るお灸

最近は色々な本や雑誌にツボが紹介されています。ネットなどでも調べる事が出来るので、その気になれば自分にあったツボを選ぶ事も難しくありません。

しかしいざ始めてみると本当にこれで良いのか、やり方はあっているのかという事に自信が持てず、しばらくすると何をしているのかよくわかなくなってしまったりします。

私たちから見れば、行なえば何かしらの変化が出ているのが分かるのですが、ただすぐに問題が取れない、楽にならない、とそこだけ見てしまうと中々長続きさせるのは難しくなってしまいます。

まずは、しばらくの間続けてみる事が大切です

体というのは、何かやれば必ず反応を返してきます。プロでは無いので少しぐらいツボの位置がずれていても大丈夫です。それよりもまずは続けるという事が大切です。

緩やかに体が変わってくるようなしっかりとしたものは、しばらく時間が経ってからそういえばなんか体が違うとか、ちょっと期間が空いてしまった時などにやらないと今一感じが悪いという事で感じたりします。

パッとすぐ変わる目覚ましい変化は、逆に言えばそれだけ戻りやすいものであるとも言えます。はじめは分からなくてもやっているとだんだんどういう事なのか分かってくる事もあります。

あれが良い、これが良い、と言葉だけ見ると目移りしますが、これと決めたらまずはそれをしばらく使ってみて下さい。まずは毎日積み重ねていく事が重要です。

 

その他メニューのご紹介

施術内容・料金

施術では、体にしっかりと効果を根付かせ問題を繰り返さなくなるようになる事が重要だと考えています。ここでは、その様な健康になる為の考え方や施術のペース、鍼灸施術の考え方など実際に施術を進めていく上で気になる事をまとめてあります。

症状別ご相談

問題がある時に自宅ですぐできるお灸はツボの心強い活用法の一つです。しかし、実際にはどこにとれば良いのか、どうすればより良いツボを選ぶ事が出来るのか難しい問題もあります。ここでは、その様なツボの取り方やそのコツについて紹介しています。

当院のご紹介

一水堂のはりはとても軽いので中には刺したかどうか分からないという事を言われる方もいます。はりというのは深く刺せば効くというものでは無く、古典の知識を生かし経験に従っておこなう事が何よりも大切になります。ここではその様な古典に従う当院のはりについて紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

受付 10:00~20:00(日・祝日休み)

お電話でのお問合せはこちら

043-309-4668

アクセス

はりきゅう一水堂アクセス

千葉生実郵便局の隣になります。

京成学園前駅から徒歩17分

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043-309-4668

営業時間:10:00-20:00
定休日:日曜・祝日

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千葉県千葉市中央区生実町2088-8

京成学園前駅より徒歩17分、JR鎌取駅から徒歩40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分