生理痛 その2

薬で生理を止めている

薬で生理を止めている

患者さんの中には、生理痛がひどくて薬で止めているという人がいます。

確かにあまりひどい場合は何かしら対策が必要になりますが残る症状に対してはやはり施術が必要になります。

東洋医学的に見れば生理を止めても全体的なアンバランスは変わらず残っている事が多く、痛みは無くなっても引き続き体のアンバランスを整える為の施術が必要になります。

更に健康になるようにしていく事が重要です。

生理痛というのは、体の不調が示す一つの結果なので生理痛が無くなったら動きやすくなった分健康的な生活を充実させ、それをきっかけに更に良い方向へ体を向かせるという様にしていく事が大切になります。

生理痛が無くなる事で生活はしやすくなりますがそれで全てが解決する訳ではありません。上手く自然治癒力を引き出して健康な体を手に入れる様にする事が大切です。

生理前のイライラ

生理前のイライラ

生理による体の不調は生理痛だけでは無く生理前や排卵時にも起こります。そういう時は、食欲の変化や頭痛といったものだけでは無くイライラしたり落ち込んだりするといった気分の変化も起こします。

これらの問題は、気分の変化といっても元にあるのは体の問題なので調子を整える時も体をみて調整していく必要があります。

東洋医学では生理の様なホルモンの問題とイライラするなどの気持ちの問題の間には関係があると考えます。その為、はりをする時にも二つを分けてするのでは無く一緒のツボを使うなど同じところから出た問題として処置をしていきます。

腰痛や肩凝りの様なものでは無く生理の前でしかもイライラするという気持ちの問題だとどうしたらいいか迷う事もあると思いますが鍼灸にはその様な事にも対応するツボが昔から存在しています。

体の出すサインを見逃さず上手くツボを選んで不調の元から良くしていくという事が大切です。

生理痛による頭痛

生理痛による頭痛

生理痛は、お腹や腰といった近い所の症状だけでは無く頭痛、吐き気、イライラ、食欲不振など様々な問題を起こします。

頭痛は東洋医学的には肝の経絡(かんのけいらく)の問題と考えられ、その経絡(けいらく)は足からお腹の中に入り生殖器系に行くなど生理痛にも関係しています。

その為、生理の時に頭痛がするという訴えがあった場合にはこの肝の経絡からツボを選ぶ事が多く、この経絡の中でどのツボに一番反応が出ているか診察の時によく診ていきます。

生理痛と頭痛を起す経絡は元のところで繋がっています。

頭痛の時の対処法というと痛み止めが一般的ですが体をみれば痛みの元があって出ているという事が分かります。

特に生理の時の頭痛は両方ともこの肝の経絡が関係しているのでこの経絡上にあるツボの確認は欠かせません。

ツボというのは、その時だけのものでは無く上手く使っていけば体質改善などの効果も期待できます。生理痛の時だけでは無く普段からお灸をすえるなどして少しずつ体質を変えていくという事が大切です。

月経困難症のはり

月経困難症のはり

月経の時は、ある程度は下腹部が張ったり重苦しくなったりするものですがあまりひどく痛み止めを飲んだり動けなくなったりするのは問題です。

この様な時は、瘀血(おけつ)といって全体的に血の流れが悪くなっている場合があるので、はりの施術では月経の内容だけでは無く目の下のくまや肌荒れ、ニキビ、頭痛などの問題が出ていないかを確認していきます。

瘀血の状態になって血の流れが悪くなっていると月経のように経血を外に出す時に痛みをともなったり、すみずみまで栄養が行き渡らない為に皮膚がかさついたり血色が悪くなったりします。

普段から瘀血の状態を改善して症状が強くならない様にする事が大切です。

月経困難症のはりは、この様な月経に繋がる体の所見をみながら少しづつ状態を改善していきます。

月経困難症の様に月に一度しか症状の出ないものはその時に施術を受けに行かないといけないと思いがちですがその対策は月経の時以外でも行なう事が出来ます。

体質改善のはりを行い月経困難症の元となる瘀血を少しずつ変えていくという事が大切です。

生理周期の乱れ

生理周期の乱れ

生理周期の乱れはただホルモンのバランスが悪いというだけではなくそれに関わる体全体の問題でもあります。

その影響は婦人科系だけでは無く腰痛や体のだるさなど思わぬところに出て頭を悩ませる元となります。

生理の問題は、生殖に関わるので東洋医学では不妊などでも使われる腎の経絡(じんのけいらく)の問題として処置する事が多く、ここの調子が落ちる事で生理がこなくなったり、生理周期が乱れるといった問題が起こる事になります。

早くに良くしてあまりこじらせない事が重要です。

この経絡は足の裏からももの内側を通って上にあがり体の中に入ってから生殖器に繋がるのでこの腎の経絡にあるツボを使えば足にあっても生理不順など体の内側の問題に効かす事ができます。

腎は老化などにも関わりがあるのでここの調子が悪くなると生理周期の乱れだけでは無く体のだるさや足腰の弱りなどそこに繋がる問題も出しやすくなるので注意が必要です。

生理の様な当たり前の事が上手くいかなくなると戻すのに時間がかかり中々抜け出せなくなる事もあります。特に辛い事が無い様な場合でも早めに対処し悪循環に陥らない様にする事が大切です。

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生理痛

生理痛の重さ、生理痛による腰の痛み、生理痛のツボの取り方など生理痛がある時の体の見方についてまとめてあります。東洋医学では生理痛をどの様に考えるのか、長期にわたる辛い状態がある時は体にどのような変化があらわれるのか、血液検査をするわけでは無く脈やツボに触れて体の状態をみていく東洋医学の体の見方を紹介しています。

当院のご紹介

一水堂の特徴、鍼灸の分りづらさについて、お灸について、はりの刺し方について、電気を流すはりと流さないはりなど鍼灸には、古典的な昔ながらの体の見方をする方法と現代的な神経筋骨格を中心にしたはりの用い方の大きく二つの方法があります。ここでは古典的な方法を中心に進めて行く一水堂の鍼灸について紹介しています。

施術内容・料金

体の整え方、鍼灸の体の見方、体の状態と考え方、早く抜け出す為になど一水堂には病院にも行き他の方法も色々ためし、それでもだめだったという人が多く来院します。人の体は機械の様に分かりやすく何かを調べれば必ず答えが出るというものではありません。ここでは実際に体に向き合い進めて行く鍼灸のやり方について紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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