自律神経 その１　自律神経の乱れの特徴

一水堂には自律神経の問題を抱えて来院される方が沢山いらっしゃいます。

症状の出方はそれぞれですが今ある体の状態を一から見直し東洋医学的な観点から問題を考えていきます。

色々な検査をしていても問題がはっきりせず有効な手立てがないというのは辛いものです。

どの様な症状もまずはお気軽にご連絡下さい。

鍼灸にはよく検査で異常が見当たらないのに辛い状態がある人が来院されます。

一水堂ではその様な時も独自の診断である証（しょう）を立てて施術を行うのでそういう場合でもはりや灸をする事が出来ます。

例えばめまいがあるといった時には、肝虚証（かんきょしょう）や脾虚肝実証（ひきょかんじつしょう）といった証がたちますがそこには現代医学でよく言われる耳石やリンパのむくみといったものは入りません。

診断の仕方が違う様に体の見方も違うので病院での検査も参考程度ではりの内容に大きな影響はありません。

どの様な事で症状が起こっていても東洋医学では目の前の患者さんを体を観察し訴えに沿った体の見方をしていくので今の辛い状態に合わせた施術をしていく事が出来ます。

数値や画像に異常は見つからなくても辛い状態が無いという訳ではありません。よく体を見て上手く生命力を引き出していく事が大切です。

不快なところやしびれの原因は今の考えだと決まった問題があると考えられるのでそれが動くと何が起きているのか分からなくなってしまします。

しかし体は不安定な状態の上に成り立っているので負担がかかる場所が変われば、辛い場所も変わってきます。

範囲が広い様な場合は神経の問題を考えますが実際には近くにある関節や筋膜などの問題も一緒に起こしているものです。

痛みを一時抑えるだけでは無くしっかりと体を支えられる様にするにはつらい所ばかりではなく広く体を整える必要があります。

ただ悪い所を探すだけでは無く具体的にどうしたら楽に過ごす事が出来るのか今できる事を探す事が重要です。

子供の体は変化が早いのでさっきまでグタッとしていたと思った急に元気になったりするという事があります。

それがあまり続くと気持ちの問題なのか体の問題なのか分からなくなります。

子供でも自律神経の問題というのは起こるのでそれが検査の数値にあらわれなくてもどこか体の機能に問題がある可能性があります。

体の不調というのは必ずしも原因がはっきりしているものばかりでは無く神経の調節が上手くいかないで起きる様なものもあります。

症状がある時はこじれてどうにもならなくなる前に上手く体の調節をする事が大切です。

体の隅々までいきわたる自律神経は、バランスを崩す事で様々な問題を引き起こします。

吐き気や動悸、めまいや頭痛など様々な問題に関係していきます。

　無痛のはりは、この繊細で崩れやすい自律神経を優しい刺激で整えます。神経に効かせるためには、それ専用の軽いはりと正確なツボの選択が必要です。

一水堂のはりは、一般にある筋肉に刺すはりとは違います。揉んでも良くならない、電気を流しても良くならないという方も一度ご相談ください。