経験豊富なはりきゅう専門の鍼灸師が独自の視点で問題に取り組んでいきます。
千葉市中央区生実町の鍼灸院
はり・きゅう 一水堂
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅から17分、JR鎌取駅から40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分
吐き気のツボというのは沢山ありますが実際に使う時にはどこを選ぶかが問題となります。
鍼灸の吐き気の考え方は現代医学の考え方と違い同じ胃や腸などの名前が使われていてもその内容が違うなど少し見方にコツがいります。
ここではその様な今の考え方とは違う鍼灸で考える吐き気やそれに伴って起りやすい体の変化、生活習慣のポイントなどを紹介しています。
鍼灸はこの様な独自の体の見方で生命力の強化を図り、自然治癒力を働かせる事で吐き気の状態から抜け出す事を考えます。まずは一度お気軽にご連絡下さい。
吐き気の鍼灸と言っても喉にはりをするというイメージが浮かぶぐらいで具体的にどのように体を診るのかは想像できないと思います。ここでは全体を診る鍼灸の体の見方について紹介していきます。
自律神経の異常がある時は吐き気だけでは無く色々な体の問題を一緒に出します。喉がつまる、コメカミの締め付けがひどい、胸が苦しい、色々考え込んで失敗ばかりしてしまうなど…。
吐き気を考える時は、原因をしぼり込むという事で脇に追いやれられてしまうこれらのものですが、鍼灸では、この様な事も体を知るための大切な情報になります。
鍼灸では細かく吐き気の状態を探るのではなく自然治癒力を高め吐き気を含めた体全体の調子を整える事を第一に考えます。
【参考ページ】
吐き気の時の体の状態に合わせてはりの内容を変えるはり施術の実際について紹介しています。
生命力の強化を図る事で様々な問題に適応する鍼灸について紹介しています。
鍼灸の古典(難経十六難)には、「…脾の脈がみられれば、その外証は顔の色が黄色く、げっぷがよく出て、物思いに沈み、食べ物の選り好みをする。
その内証は臍の上に拍動があり、これを按すと固くあるいはきつく感じる事がある。その状態は腹がはり、食べても物が消化せず、体が重く、手足の関節がきつくなり全身に力がなく、眠りを貪り、手足がだらんと…」
という様に吐き気のある体の状態知るために様々な情報が示されていてそれをもとにツボを選ぶ事になります。
五感を頼りに診察を進める鍼灸では、体に現れたこの様な情報を患者さんの訴えと照らし合わせて問題がどこにあるかを絞り込んでいきます。
吐き気も脾の問題になるので他にもお腹がはっていないか、膝の痛みや手足のしびれ、体のだるさなどは出ていないかなど確かめていきます。
今の考え方では吐き気は胃腸の問題、手足のしびれは筋骨格系の問題と分けて考えていきますが実際には体は全て繋がりを持って働いています。
それぞれの問題を分けて考えるのではなく全体の働きを見て生命力の強化を図る事が大切です。
昔から続いてきた鍼灸では問題のあると考える場所も今のものとは違います。それだけにまた違った方面から体を診て整える事が出来ます。
現代医学の脾臓(ひぞう)というと赤血球を破壊したり、血液の産生に係わるところになりますが鍼灸の脾(ひ)は同じ漢字を使っていますが今のものとは内容が異なります。
鍼灸でいう脾は、食物の消化吸収や排便の状態などに関わるので、吐き気やそれに伴うだるさ、体の痩せなどもこここの問題として処置されます。
脾に繋がるツボの流れである経絡(けいらく)は体の外では足に行くので吐き気のはりをする時にはお腹周りだけでは無くその経絡にある三陰交(さんいんこう)や公孫(こうそん)など足のツボがよく使われます。
吐き気のある時は脾の問題を他の臓腑とのバランスを考えながら整えていきます。
【参考ページ】
実際の受けた患者さんの感想やよくある訴えについてまとめたページになります。こちらも参考にして下さい。
はりをする時に施術の指針となる証(しょう)について紹介しています。
脾は食物の消化吸収に役立つので今で言う膵臓と同じなのではないか?と言われたりする事もありますが
脾は食物の消化吸収に役立つので今で言う膵臓と同じなのではないかと言われる事もありますが実際にはその様な内臓の働きだけでは無く、節々の痛み、朝起きぬけの不調、思い悩み考え過ぎる、膝の痛みなど様々な事に関係します。
この様な体の見方は今の考え方には無いものですが実際に使ってはりをしているとそれらの間に関係がある事がよく分かります。
脾は吐き気の様な問題がある時は必ず考えなければならない場所の一つです。昔からあるツボや体の見方を使って上手く体を整えるという事が大切です。
鍼灸で考えると吐き気における対策も今のものとはまた違ってきます。
お腹の真中に中脘(ちゅうかん)というツボがあり胃の調子が悪い時などに良く使われたりしますがこの脘(かん)というのは胃の腑をさします。
このツボの上下には上脘(じょうかん)と下脘(げかん)というツボもあり、胃の上中下をこれで表わしています。
胃腸の調子は冷えや圧痛となってお腹のツボに表われます。調子が悪い時はどこに反応が出ているのか確かめてその時々で使い分けるのも一つの方法です。
胃は倉廩の官(そうりんのかん)ともいい、倉庫(倉)の様にここにものを受け入れ(廩)腐熟(ふじゅく)する働きがあると考えられています。
ただそれだけでは消化吸収は進みませんのでその後ろに位置する脾(ひ)が胃の腑を揉むようにその内容物を動かし消化を促進するとされました。
吸収されたエネルギーは、全身に運ばれ手足を動かすのに使われるのですが鍼灸では、消化から吸収さらに手足を動かすというところまでが脾(ひ)の働きとされます。
その為脾の経絡(ひのけいらく)のツボは胃腸の不調だけでは無く手足のだるさや膝関節の痛みにも使われます。
胃腸の働きが悪い時はウォーキングなどをして胃腸をゆり動かすと胃の内容物が動いて紹介に良いという様な事が言われますが、
鍼灸でも脾(ひ)や胃を動かす為には手足を動かす事が重要と考えられており、ただエネルギーを送るだけでは無く積極的に動かす事で脾を良く働かせて消化吸収を助けるとされました。
胃の問題がある時は、胃のツボとそればかり考えますが生活の中に運動を取り入れてみるなど普段からなるべく歩く様にするというのも立派な対策となります。
今は色々な事が便利になった現代は体を使う事も少なくなっています。生活の中に積極的に運動をとり入れ健康的な生活を送る事が大切です。
はりでは脈診といって脈をみて体の状態を知る診察が使われます。一本はりをする度に吐き気の体がどう変わったかを確認して進めていくので施術中はかなり頻繁に脈をみる事になります。ここではその様な吐き気のある時の脈診や鍼灸を行う時のポイントについて紹介していますので参考にして下さい。
吐き気対策として何か新しい事を始めようと思っても何をしたら良いのかはなかなか思い浮かばないものです。そういう時はあまり大きい事を考えずにできる事から始めていくのも大切な事です。ここでは食事やストレスなど吐き気に関係のある問題について見直す時のポイントについてまとめてあります。参考にして下さい。
吐き気と言っても人それぞれでどのぐらいの期間なのか病院ではどの様な事を言われたのか仕事やストレスの程度はどうかなど色々な事が関わります。ここではその様な事についてどう考えるのかやその事に対する対策などについて紹介しています。実際に吐き気を訴えて来院した患者さんの感想なども載せています。参考にして下さい。
料金について | 一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。 |
---|
料金表 |
---|
初診料 | 1000円 |
---|
一般 施術料 | 3500円 |
---|---|
大学・専門 | 2500円 |
高校・中学 | 2000円 |
小学・幼児 | 1000円 |
例 | 一般の方 初回検査料1000円 ( 2回目以降は、3500円 ) |
---|
施術歴20年の豊富な経験と高い技術
はり・きゅう一水堂
〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8
受付 10:00~20:00(日・祝日休み)
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅より徒歩17分、JR鎌取駅から徒歩40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分