手 その3

小指のしびれのはり

小指のしびれのはり

指のしびれがある時はしびれの場所をよく確認しそれに合わせたはりをしていきます。

小指にしびれがある時は、首のヘルニアや胸や肘などでの圧迫が考えられますが、はりをする時はそれに全身状態も加えて施術をしていきます。

首や腕にいく経絡(けいらく)は体の中に入って色々な所に繋がっているのでその様な問題も一緒に考える事でより効果が上がりやすくなります。

小指のしびれがある場合はそにいく心経(しんけい)や小腸経(しょうちょうけい)といった経絡(けいらく)の問題が考えられます。ここの問題は汗や熱、胸の痛みや背中や肘などの問題を出しやすいのでその様な事を中心に頭痛や腰痛、目の疲れなど広く全体の状態をうかがっていきます。

しびれだけではなく全身の状態をよく観察する事が重要です。

特に中々症状が取れず長引いている場合はこの様な事が関わっている事もあるので注意が必要です。

体というのはよく観察すると色々なところに問題を出しています。体の繋がりを考え上手くバランスが取れるようにしていく事が大切です。

リウマチによる手の痛み

リウマチによる手の痛み

手の指が痛くなったりこわばったりして動きが悪くなった時、まず思い浮かぶのがリウマチによる痛みです。

リウマチは、手に起こる事も多く沢山の関節が一緒に痛くなって朝こわばりをだすなど痛みの出方に特徴があります。

その為、はりをする時も普通の関節の痛みの時とは少し違って関節の回りや痛む経路のツボをとるというだけでは無く、免疫反応による炎症や全身症状も含めたツボをまずとり、その上で痛む関節に対するはりを組み合わせる様にします。

リウマチだからというのではなく体をしっかりみて自然治癒力を引き出していく事が重要です。

はりをしていく経過も他とは違いツボの反応が季節の変化や生活環境によって変わるという事が少ないのでリウマチによる体の不調というのを中心に施術を積み重ねていく事になります。

鍼灸はただ炎症を抑えるたり筋肉の緊張をとるのではなく体が本来持っている生命力の強化をはかる事が第一の目標になります。もうすでにステロイドを使って出来る事はやっているとあきらめるのでは無く体をよくみて状態をしっかり整えていくという事が大切です。

首からくる手の痛み

首からくる手の痛み

首からくる手の痛みというと脊柱管の狭窄やヘルニアによる神経の圧迫がまずあがりますが、これらの問題の背後には長年の疲れの蓄積による組織の弱りというのがあります。

首に問題がある時に起こるストレートネックやクレーンネックというのは、ただ首がまっすぐになるというのではなく、日々の疲れが筋肉の柔軟性をなくし骨に頼った形に体が変わる事で起こります。

首が前に出て猫背になれば、それだけで腕は上がりずらくなり手や腕の動きに影響を与えます。すぐには痛くならなくてもだんだんと問題が積み重なって体に余裕が無くなってくるとそれが痛みの原因となります。

手の痛みに首の状態が関わるという時も狭窄症やヘルニアといった問題だけを考えるのでは無く腕や体全体の健康を考える事で初めてこの様な悪循環から抜け出す事が出来ます。

どの様な時も広く体全体を整え自然治癒力を引き出して良くするという事が大切です。

指が上手く動かずボタンがとめられません。

指が上手く動かずボタンがとめられません。

首に問題がある時は、神経に影響がでて手の方にまで問題を広げる事があります。

その為、手にしびれや痛みがある時は、首のMRIやレントゲンなどを行なって神経を圧迫するヘルニアや狭窄症などの問題は無いかを確認します。

神経の問題というとしびれや痛みが頭に浮かびますが、神経の束は感覚と運動が分かれている訳ではないのでやられる時は一緒にやられ、ボタンが上手くとめられない、手に力が入らないなどの問題を出す様になります。

気になる事は自分で判断せず何でも話してみるという事が大切です。

しびれた感じというのは他の事でもでる事があるので動きの問題があるかどうかというのは神経の問題をみる時の大切なポイントになります。

はりの施術をすると言ってもただツボを選ぶだけでは無いので継続して施術をしていく上ではこの様な事も考えておく必要があります。

自分では大した事がないと思う様な事にも意外なヒントが隠れている事があります。気になる事はまずは何でも話してみるという事が大切です。

手を握ると突っ張って痛い

手を握ると突っ張って痛い

手を握ると皮膚が突っ張って痛かったり、何となく握りにくい、この様な症状は、関節ではなくむくみや手の腫れによって起こる事があります。

この様な問題は、特に何も無い時は気にならず夕方や朝起きがけなどむくみがひどくなるタイミングで突っ張りがひどくなるなどの特徴があります。

あまり放っておいてむくんだ状態を体が覚え込まない様にする事が重要です。

むくみというと体のだるさや見た目の変化などがよく言われますがそれだけではなくこの様な痛みになって体にあらわれる事もあります。

むくみには心臓や腎臓の病気だけでは無く、疲労や寝不足、暴飲暴食など日常のさまざまな事が関係してきます。お風呂に入れば良くなるぐらいの軽いものならいいですが、あまりこじれてクセにするとだんだんと体から抜けにくくなっていきます。

普段から体の調子を整え、あまりひどくならない様にしておく事が大切です。

その他メニューのご紹介

手 その1

手をつく時に痛い手首の痛み、指の痛みのはり、親指の付け根の痛み、手の痛みのはりなど手の痛みと言っても指の方が主に痛むのか手首なのか内なのか外なのか色々と違いがあります。その様な痛みは東洋医学ではどのように考えるのか、痛みの出方によって何を気を付けるのかなどはりをする上での注意点や考え方についてまとめてあります。参考にして下さい。

手 その2

手首が痛くて包丁が持てません。手首の痛みのはり、手首から肘にかけての痛みなどについて紹介しています。手首の痛みがあるといってもただ痛い所だけでは無く肘や腕の筋肉、ツボの流れを通しての全身の調整など様々なところをみてはりを行います。ここではその様な手首の痛みに対してのはりの考え方についてまとめてあります。参考にして下さい。

受けた方の感想

膝の靭帯をいためた後なかなか痛みが取れなかった為。難聴、耳鳴り、頭がぼーっとした感じで集中できない、吐き気、頭痛、ぎっくり背中、首。のぼせ、左の腰から首にかけての凝り。めまい、頭痛、肩こり、背中の痛み、耳鳴り、耳のつまり。など実際に鍼灸を受けて頂いた方に書いてもらった施術の感じや内容について紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

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