経験豊富なはりきゅう専門の鍼灸師が独自の視点で問題に取り組んでいきます。
千葉市中央区生実町の鍼灸院
はり・きゅう 一水堂
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅から17分、JR鎌取駅から40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分
「会社で一日中画面に向かっていて…」とか「夜スマホでついゲームを…」など何をするにも目を使う今の時代、目の疲れは、より身近な問題となってきています。
目の使い過ぎは、目の渇きや辛さだけでは無く、視力の低下、目やに、充血、涙目などの問題起こし、こじれてくるとコメカミの締め付けや肩こりなど全体的にも調子を崩してきます。目の疲れは、毎日の事なので生活の工夫をするなどしっかりとした対策が必要です。
鍼灸による体のみかた
鍼灸では体をみる時に機械は使わず今でも手を使い、感覚をフル活用して問題を探っていきます。その項目は、望(ぼう)聞(ぶん)問(もん)切(せつ)の4つに分かれます。
望(ぼう)は、文字の通り視覚を使った方法で、のぼせていて顔が赤い、痛みが強く血の気が引いていて青白い、常に胃腸が悪くて顔が黄色っぽいなど色や姿形を違いをみます。
鍼灸は今でも人の五感を使った体のみかたをしています。
聞(ぶん)は、聴覚と臭覚を使ったもので、声のトーンや大きさ、しゃべり方と臭いについて、この様なものは、いつも変わらなくても訴えの強い時やいつもと体が違う様な時というのは変化が出るものです。
問(もん)は、質問をしていくのですが、一番最初の訴えに望と聞の情報を足して足りない所や必要な事についての内容を聞いていきます。
最後に切(せつ)ですが、これは触覚を使ったものをまとめていて、今までのものがお腹、ツボ、脈の上でも一緒になって問題を現わしているかを確かめ最終的に施術方針につなげていきます。
鍼灸では、人の感覚で問題を探っていきますが、それはただ直感的に分かるというものではなく、全ての感覚で一つの答えにたどり着ける様に工夫されたものです。
しっかりと話を聞き実際に触れて確かめるというのが昔から変わらない一番確実な方法なのです。
人の感覚というのは、普段生活していると大した事の無い様なものに思いますが、意識して使うと非常に細かい事まで知る事の出来る素晴らしいものでもあります。
時代は進んでもまずはしっかりと話を聞き、体を触って確かめるという昔からの手順が人の体を知る為にはやはり一番の方法なのです。
鍼灸で考える目の疲れ
鍼灸で考える目の疲れは、肝の気の不調によって起こると考えます。今の見方でいう肝臓と東洋の肝は違う物なのですが、昔から肝は目と関係が深いと言われており、疲れ目の時には、肝と名前の付くものだったり、そこにかかわりの深いツボが使われてきました。
疲れ目の考え方も今とは違い、ただうるおいが無くなったから、充血しているから、というのではなくその後ろには必ずそこに繋がる全身の働きがあって、その内側の不調がある事で目の状態にも問題が起こってくると考えました。
目の疲れには、肝に係わりのあるツボが有効です。
「肝気目に通じ、目和すれば則ち白黒を知る。(難経の三十七難)」(戸川芳郎2008.6 難経解説)とあります。これは、目などの器官が働くには、それにつながる肝からの気の栄養が必要で、それがある事で初めて色を見分けるなどの正常の働きを行う事が出来ると書かれています。
目の疲れの鍼灸というと「目の回りにはりをうって血流改善を…」とこの様な事がまず頭に浮かびますが、これだけでは、大元からの対策にはなりません。そこに繋がる内側からの流れを整えたり、他の場所とのバランスを取る、この様な事を考えるから体は変わっていくのです。
ツボはただ反応ものというのではなく、一つ一つに意味があり、それぞれに対応した場所があります。ただ血流や緊張をゆるめるというのではなく、目の疲れに対して意味のあるツボを選び元からの変化を考える事が重要です。
目の疲れと血(けつ)の損傷
鍼灸では、スマホやパソコンのやり過ぎは気血の血(けつ)を消費すると考え、その事に対するはりを行う様にします。
血(けつ)は、目をうるおし状態をすこやかに保つのに役立つもので、物を見るのも目が乾かない様にするのも全てこの血(けつ)の働きになります。
普段は、目がよく見える様にとその働きに支障が出ない様に頑張っていますが、あまり長い事ゲームをしたり、一日中仕事でモニターを見続けるなどして負担をかけていると、血(けつ)の消耗が続きいずれはその事による問題を出す事になります。
目の使い方だけでは無く、血の損傷を防ぐ事が重要です。
目の疲れというと問題は目にあると考えますが、血(けつ)が元と考えればそれだけでは無く、長い事一つの事に集中したり、緊張感が続く場所で根を詰めて仕事をしたりという事も問題になります。
出産は特に血(けつ)の問題を起こしやすいとされ、昔は産後は目を使うなと一見関係無い目に対する注意がされるという事もありました。
目の疲れは、目だけでは無くいろいろな事が重なりあって生じています。ただ目の健康だけを考えるのではなく目を全身状態の一つのあらわれとしてとらえ、体全体を整える様にする事が重要です。
集中して液晶の画面を見続けたり、細かい文字を追ってばかりいると気血の中でも特に血(けつ)に負担をかけ問題を起こすと東洋医学では考えます。この気血のページでは、血の問題に対する鍼灸の対処の仕方や気血に対する考え方などを紹介しています。
鍼灸では目の疲れと言っても目だけを考えず、五感を使い見て聞いて実際に触ってその状態を確かめます。ここでは目の疲れとよく繋がって出る頭痛について何を考えその観察を行うのか東洋医学の診察法について紹介しています。
目が疲れると言ってもその訴えには色々なものがあります。小さなゴミが飛んでいる様に見えるとか、徹夜明けの様な感じで目が重くなるなど…、ここでは、実際にあった訴えを元にそこから考えられる事や注意点などをまとめてあります。参考にしてください。
料金について | 一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。 |
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料金表 |
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初診料 | 1000円 |
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一般 施術料 | 3500円 |
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大学・専門 | 2500円 |
高校・中学 | 2000円 |
小学・幼児 | 1000円 |
例 | 一般の方 初回検査料1000円 ( 2回目以降は、3500円 ) |
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