顎関節 その2

虫歯による痛み

虫歯による痛み

あごや頬の痛みの原因には虫歯やその治療によるものがあります。

歯の痛みを訴える方の中には、痛みが長引いていたりなかなか良くならずに何度も歯医者を変えて処置していたりします。

歯は一度削ると元には戻らないのでそういう時は自然治癒力を高めて良くするなど他の方法も考えなければなりません。

はりでは手から歯に行く大腸経(だいちょうけい)という経絡(けいらく)の問題を考え、そこの不調がなぜ起きているのか他の経絡と比較して考えていきます。

歯だけでは無く広く全身を整える事が重要です。

その為施術では、大腸経に加えて肺や脾、肝経など回りの経絡の調整も行い広く全身を整えていきます。虫歯というと歯の事だけと思いますがこじれている時は広く全体の調整も必要になります。

中々良くなっていかない様なものは視点を変えて一度体をみなおしてみるというのも一つの方法です。

あごのツボを押す時のコツ

あごのツボを押す時のコツ

あごの周りのツボを使う時にはコツがあります。それはツボを押す時に口を軽く開けておくという事です。

顔の周りにあるあごの筋肉は口を閉じる方向に働くので歯を食いしばった状態でツボを押しても指が中に入っていかず上手くツボをとらえられません。

押す時は指が中まで届くように力を抜きゆっくり押す事が大切です。口を開けた状態でツボを押すのでこの時あまり押しすぎてあごが動かないように注意して下さい。

力を抜いてゆっくり押す事が大切です。

また押す指に力が入っていても痛みで筋肉を緊張させてしまうので押す指も受ける側のあごも両方力を抜いてゆっくり押していくのが理想です。

痛みがあったり筋肉がこっていたりするとつい強く押したくなりますがあまり強く押すのは逆効果になります。上手に押して気持ちよくツボを使いましょう。

あごの痛みと経絡(けいらく)

あごの痛みと経絡(けいらく)

あごには色々なツボの流れ(経絡)が入ってきます。耳の前にある顎関節には三焦経(さんしょうけい)、小腸経(しょうちょうけい)、胆経(たんけい)が入り、上の歯は胃経(いけい)、下の歯には大腸経(だいちょうけい)がそれぞれ関わります。

沢山の経絡が関わるので診察する時にも様々な事を考える必要があります。

診察では、どうしたら辛くなるのかという事に加え、頭痛は無いか、食欲や胃の痛み、肩や腕の痛みなどは出ていないかなど広く体をみていきます。

関係のある経絡をよく見極めツボを選ぶ事が大切です

例えば胆経に問題がある時は、頭痛や肩こりなどを出す事が多く、小腸経の問題なら首や肘の強い痛みなどが出やすくなります。

あごが痛いという事に加え、これらの症状があるという場合はここに問題がある可能性が高くなります。痛みというのはその場所だけでは無く色々なところと繋がりを持って出てきます。

経絡というのはその様な訴えを一つにしたものなのでその経絡から色々なツボを選択する事が出来ます。

はりは経絡など昔からある知識を使う事でより効果を上げる事が出来る施術法です。関係のある場所を上手く見極めしっかりと体を整えていく事が大切です。

あごの痛みとかみ合わせ

あごの痛みとかみ合わせ

歯のかみ合わせが悪いと関節に偏った力がかかりあごの痛みの原因となります。

かみ合わせというのは確かに口回りの問題にかかわりが深いものですが何でも歯を削れば良くなるというものではありません。

何か歯の治療をしていたり、虫歯によって歯の形が変わってあごの痛みを出している様ならそれを良くしなければなりませんが、長い間ずっとそういう歯並びだったという時にはそれ以外の事が原因である可能性もあります。

歯は一度削ると元に戻らないので慎重に進める必要があります。

体というのはどこでもただ真っ直ぐにすれば良いというわけでは無く長い事ずっとその感じでやってきたというならそちらの方が体に合っているという可能性もあります。

実際には歯医者さんと相談して進めていく必要がありますが、歯の感じが気に入らないからと歯医者さんをあまり何度も変えるというのは考えものです。

歯の調整というのは、整体の様なものと違って一度削ってしまったら二度と元には戻りません。

歯の調整というのは、整体の様なものと違って一度削ってしまったら二度と元には戻りません。かみ合わせというのは確かにあごの問題に関わりが深いものですが調整する時は、よく考えあまりやり過ぎないようにするという事が大切です。

あごの痛みと頭痛

あごの痛みと頭痛

あごの筋肉は、顔や首にあるのでそこで起こる頭痛の様な問題にも影響します。

頭痛というと偏頭痛や筋緊張性の頭痛などが有名ですが、実際にはそれだけでは無く様々な事が関わっています。

たとえば口を色々な方向に動かす側頭筋(そくとうきん)は、あごの疲れや噛みしめから筋膜の異常を引き起こしコメカミのところの痛みを起こします。

頭痛にはストレスが良くないと言いますが、ストレスは夜寝ている時の歯ぎしりや無意識のうちの噛みしめなどあごの問題にも関わってくるのでその様な時はこの筋肉の異常も起こりやすくなります。

普段からあごの状態を良くして痛みをひどくしない事が重要です。

またその時の支えとなる首の筋肉の異常も広がる感じで頭痛に影響してくるのでそういう時は首の状態も一緒に整える必要があります。

頭痛というのはあごが悪くなくても起こりますが顔や首にある筋肉の異常は状態をより悪くして痛みをひどくする事に繋がります。噛み合わせやあごの痛みがある時は、早めによくして状態が悪くならない様にしていく事が大切です。

 

その他メニューのご紹介

顎関節 その1

あごのずれ、あごの筋肉、あごの関節症について、あごの違和感などについてまとめてあります。あごの問題を施術していく時によく出てくる筋肉やゆがみ、関節症などの基本的な事柄についてまとめてあります。参考にして下さい。

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体の整え方、鍼灸の体の見方、鍼灸からみた体の状態と考え方、料金表、予約の方法についてまとめてあります。鍼灸を受ける時に疑問に思う事や鍼灸での体の整え方、料金についての考え方などについて紹介しています。

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料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


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