足 その3

足に対する東洋医学的アプローチ

足に対する東洋医学的なアプローチ

足の痛みにアプローチする時には大きく2つの考え方があります。今の医学を元にした痛みの考え方と東洋医学を元にした問題のアプローチです。

同じ足にはりをするのだからどちらも大差無いのではないかと思うかもしれませんが、どちらの考え方を元にして行うかで選ぶツボもはりの使い方も全然違ってきます。

東洋医学的な考えをもとにしてはりをする時大切になるのは、触って感じる皮膚や筋の所見です。レントゲンやMRIなど目でみる情報では無く実際に手で感じた熱感や硬さ、腫れや凹みなどを確認してどこにはりをするのか決定します。

体にある反応を確かめながら進める事が大切です。

はりは頭で考えた場所にするのでは無く実際の体に合わせてはりの素材や使い方を変える事で始めて効かせる事が出来ます。

受けた感じとしてはぐいぐいきた方がやられた感もあって気持ち良いと思いますがやった後に汗っぽくなっていたり、皮膚が緩んでくたびれてしまっていたりしてはあまり良い結果は出ません。

やられた感じはあまり無くとも体は爽快というぐらいが良かったりします。そういう時は、皮膚もサラッとしていて温かく皮膚もふっくらとしているものです。

体というのは、データの結果が必ず全て当てはまるものではありません。体をよくみて、一つ一つ確認しながら進めていく事が重要です。

足のツボについて

足のツボについて

足の痛みがある時、まず頭に浮かぶのは足にあるツボです。

今の痛みに対してどこのツボを使えば良いか、インターネットが発達しているので色々調べる事が出来ます。

この時、注意したいのは足の反射区(はんしゃく)とツボは違うという事です。よくリフレクソロジーや足ツボマッサージで見られる内臓の部位がのっている足裏の図は、足のみで話が完結する足の反射区というもので中国で昔からある全身を巡るツボとは少し種類が違います

昔からあるツボと足の反射区は違います。

反射区は、それぞれの部位が内臓や痛い所に直結していて痛ければその部位が悪いと分かりやすいのですが、昔からある様な東洋医学的な使い方は出来ません。

一方で全身をめぐるツボは、色々な経験の詰まったものなのでより細かくその人の状態に合わせる事が出来ます。足が悪いから足のツボと思っても調べる方によって色々な答えが出てきます。まずは大まかにこの様な特徴があると頭に入れて自分に合うものを見つける事が重要です。

足の付け根の痛み

足の付け根の痛み

足の指の付け根には、指と足を繋ぐための関節があります。その関節はただ横一列にあるのでは無くたわみをつけて弓なりに並んでいます。

接地するところにたわみを持たせ弾力をつける事で足をついた時の衝撃を和らげ力を上手く分散することが出来ます。

足というのは一日に何百回、何千回と使う場所です。その為少しの問題も負荷をかけられる事でだんだんと歪みを大きくしていき痛みに繋がります。また、その様にしてできた問題は戻りにくいものでもあります。

指の付け根の問題というと範囲も狭く軽い問題の様に思えますが構造も複雑でバランスも取りにくい場所でもあります。色々他の場所との関係も考えながらしっかりと状態を整えていく事が大切です。

足の外側の痛み

足の外側の痛み

足には、ツボとツボを結ぶ経絡(けいらく)が6本通っていますが足の外側の痛みには、小指の内側から股関節を結ぶツボの流れが関係してきます。

この様な場所の流れが悪くなると靴が当たって痛くなったり、体重をかけた時に上手く支えられず痛みが出たりして、生活の色々な場面で問題が生じます。

足の外側に痛みがある時には、小指から股関節にかけてのツボの流れが関係します。

またこの経絡は、股関節や腰にも関係しているので一緒に腰痛や股関節痛が出たり、歩くのが苦痛になったりする事もあります。

足の外側の痛みといってもただそこだけが痛くなる訳では無く、そこと一緒に働くスネの所の筋肉が痛くなったり、後ろのふくらはぎの筋肉がつったりする様な事もよくあります。

ツボというのは、ただ痛い所にはりをしたり、指圧をすれば良いというものでは無く回りとのバランスやその筋肉の上と下どの場所にとるのかなどツボの組み合わせが大切になります。

痛い時は、まず問題となる場所が気になるものですが、体全体をよくみてうまく体を整える事が肝心です。

その他メニューのご紹介

足 その1

歩く時の足の辛さ、車の運転の時のふくらはぎの問題、足の痛みのある時のストレッチについて、足の怪我とはりの施術など足にかかわる様々な疑問についてその対策や鍼灸ではどう考えて対処するのかという事についてまとめてあります。レントゲンやMRIでは映らない様な実際にでた話を元に書いています。

足 その2

足の痛みとツボの繋がり、足の痛みと脈診、朝床に足をつくのが辛い、足の痛みと普段からのメンテナンスについてなど主に鍼灸での体の整え方、ツボとツボを繋がったものとして体を考える鍼灸独自の考え方やそれに使われる脈診など鍼灸独特の技術と足の痛みについて紹介しています。

受けた方の感想

ここでは、実際に受けた方がどの様な感覚を持つのか、痛くないはりというのはどういうものなのかなど実際に受けた時のはりの様子とどの様な事で困って来院したのか、それに対してどういう施術をしたのかという事を実際に受けてみた感想をまじえて書いてもらっています。参考にして下さい。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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