経験豊富なはりきゅう専門の鍼灸師が独自の視点で問題に取り組んでいきます。
千葉市中央区生実町の鍼灸院
はり・きゅう 一水堂
千葉県千葉市中央区生実町2088-8
京成学園前駅から17分、JR鎌取駅から40分、館山自動車道蘇我料金所から車で5分
頭の問題というのは、身近なものでありながら原因が全て同じでは無く、中には少しぐらい対策をとっても変化がない様なものもあります。
頭が重かったりすると気分を憂うつにし、あまり辛さがとれない場合には、何か他に問題があるのではないかと不安にもなります。まずは、自分の頭の状態がどの様なものなのかを知り、それに合わせた対処をしていく事が必要です。
「取り敢えず」と一時しのぎで我慢してやりすごすのではなく、自分なりの方法を見つけ、積極的に対処していく事が大切です。
頭の後ろの重たい感じ
頭痛の中にはコメカミや目の奥だけでは無く頭の後ろが重くなってボーっとするという様なものもあります。
ここの痛みが出る時は、ふくらはぎや腰など体の後面を通って頭に入る膀胱経(ぼうこうけい)という経絡(けいらく)に問題がある事が多く、気の巡りが悪くなる事で痛みを出したり頭の働きを悪くして集中力を低下させたりします。
痛み方もジワジワと鈍く続く様なものが多く薬を飲んでも中々すっきりせず痛みが長く続く事もよくあります。
他の事に集中している間は忘れていたりするのでここの問題はつい後回しにされがちですが一度出ると中々とれない厄介な問題でもあります。
悪くならないうちにしっかりと良くしてあまり状態をひどくしない様にする事が大切です。
頭痛のツボ
頭痛の時によく使うツボに太陽穴(たいようけつ)というのがあります。
このツボはちょうどコメカミの凹みのところにあり、目の奥が痛む様な時に使うと特に効果があります。
頭痛の時というのは自然に目やコメカミのところに手がいくものですが太陽穴の様な痛みの近くにあるツボはその中でもどこを押せば一番効率的かという事を教えてくれます。
上手くツボを使い目の回りの血流を良くしていきましょう。
頭痛の時は血流やリンパの流れの悪さを生じますが太陽穴は痛みだけでは無くその様な淀んだ状態も解消し目の周りの熱も流してくれます。
このツボを使う時は蒸しタオルの様なもので目を休め、ゆっくりと指の腹を使って押す様にするとよく効きます。
頭痛のツボと言っても色々なものがありますが、問題の箇所に近い太陽穴の様なものは痛い時にすぐ出来て使い易く、やれば必ず反応を返してくれるという特徴があります。頭痛の時はこの様なツボを上手く使い痛みの状態から早く抜け出す様にしましょう。
鍼灸で考える頭痛
頭に問題があると言っても全て同じでは無く、問題の場所や出方にそれぞれ違いがあります。鍼灸でもきつい場所によって何が関係しているのか考える事が変わり、施術で使うツボも変わってきます。
頭の後ろの辛さ
頭の後ろは、足の太陽膀胱経(あしのたいようぼうこうけい)という場所に関係があり、ここがやられると首から頭の付け根、後頭部にかけて締め付けや重さがする様になります。
名前に「足の…」とついている事からも分かる様にこの経は、足の小指から背中、頭を通って目の内側に向けて広く背中を走っているので、ここの問題がある場合は頭の辛さに合わせて首や背中、ふくらはぎの引きつりを起こすという事も良くあります。
コメカミのキリキリとした締め付け
頭の問題には、コメカミの締め付けというのも多いものですが、今度はこれには足の少陽胆経(あしのしょうようたんけい)という場所が主に係わっていると考えます。この経は、目の外側から頭角に行き、耳のまわりをめぐって首に出るという様に広く外側の面をはしっているので、ここの問題はコメカミを中心とした頭の問題につながります。
この経は「…主として生ずるところの病は、頭痛、頜痛、目の鋭眥痛み…」(霊枢・経脈篇)と書かれる様に頭の問題と関係が深く、状態の悪い時にはよく反応のでる場所でもあります。頭の問題は現代だけの問題では無く昔からあり、それに対するツボもいろいろと捜されてきました。頭のツボは問題ところだけでは無く、頭から離れた所に反応が出ている事も良くあるものです。反応を良くとらえ上手に痛みをコントロールしましょう。
首の凝りと頭に効く風池(ふうち)
頭と項頚部のこわばりに良いツボの一つに風池(ふうち)というものがあります。風池は、首の付け根のくぼみがあり、首を押す時にちょうど親指がはまる様な形になっています。
このツボは、コメカミの締め付けなどに関係の深い胆経(たんけい)に属しているので、ただ首が辛い時に良いだけでは無く、首肩のこりに合わせてコメカミの頭痛がある様な時に効果を発揮します。
かぜの時の頭の問題にも反応があります。
また、風の池と書く様に、風邪が首で滞積する場所でもあるので、かぜっぽい時に出てくる肩こりや頭の重さなどにもよく反応します。(浅川要、生田智恵子、木田洋、横山瑞生訳1993.12.3 針灸経穴辞典)
頭や首には色々なツボがありますが、ただ筋肉のポイントに固い場所があるのではなく一つ一つに意味があり名前がついています。ただ首の付け根、目の回りというのではなく状態に合わせてツボを使い分けていく事が肝要です。
頭の問題を起こす筋肉(トリガーポイント)
よく肩こりから頭の問題が起きるという事がありますが、ただ首の筋肉が痛むだけでは無く、トリガーポイントが原因になっている事があります。首や肩まわりのトリガーポイントは、その場所に問題が無いのにコメカミや目の回りに問題を起こします。ここでは、離れた場所から頭の辛さを起こす首回りの筋肉についてまとめました。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
この筋肉に問題があるとコメカミや目の回りなど、片頭痛と同じ場所に問題を出してきます。耳の下からノドに向かって斜めに浮き出ている筋肉です。つまんでみて他と違ったりコメカミの辺りに辛さが出る様だとこの筋肉が原因である事が考えられます。
僧帽筋(そうぼうきん)
この筋肉にトリガーポイントが出来ると首の横から目の方むかって違和感が広がります。僧帽筋(そうぼうきん)は、肩から首にはる大きな筋肉です。肩と首の曲がり角のあたりにポイントがありますので、その辺りを押したときに痛みが広がる場合は問題がある可能性があります。
後頭下筋群(こうとうかきんぐん)
頭と首のさかいにある細かい筋肉です。ここにトリガーポイントが出来ると耳からコメカミにかけて痛みが起こります。ちょうど首の付け根の凹んだところを親指で圧迫すると先ほど言ったあたりに違和感を広げてきます。
頭痛は、生活の内容とともに進んでいかなければならない繊細な問題です。体が変わっていく過程では様々な問題が起きては消えていきます。ここでは、その様な経過の中で起きる様々な問題について紹介しています。
頭が痛い時の脈の変化、頭痛とツボの選び方、頭痛と生活習慣の見直しなどについて書いてあります。ここでは少し詳しく頭痛の時の経絡治療(けいらくちりょう)によるツボの取り方について紹介しています。
頭痛の部位、頭痛と肩こり、頭痛と吐き気、頭痛のはりなどについてまとめてあります。頭痛にはそれぞれ特徴があり痛みの種類も生活で気を付ける事も違います。参考にして下さい。
料金について | 一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。 |
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料金表 |
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初診料 | 1000円 |
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一般 施術料 | 3500円 |
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大学・専門 | 2500円 |
高校・中学 | 2000円 |
小学・幼児 | 1000円 |
例 | 一般の方 初回検査料1000円 ( 2回目以降は、3500円 ) |
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