吐き気 その3

吐き気を起こす病気

吐き気を起こす病気

吐き気を起こす時にまず考えるのは食中毒など食べ物によるものですがそれ以外でも吐き気は起こります。

盲腸や熱中症、脳の出血、腎臓病や腸閉鎖など様々な病気で吐き気は起こりそれと共に色々な症状を出します。

体の状態をよく観察する事が重要です。

その為吐き気を考える時は、吐き気だけでは無くどの様な症状が一緒に起こっているのかという情報が重要になります。

吐き気と一緒に手が痺れたり、めまいや頭痛がしたり、腰痛という離れた場所に痛みが出る事もあります。一見無関係と思う事も意外な所で繋がっていたりする事があるので細かく体を観察する事が重要です。

特に大きな症状も無く病院で診察も受けているという場合は自律神経や胃腸の働きの異常が考えられますがそういう場合でも生活の内容やストレス、不眠やイライラ、下痢や便秘など体の状態を知る事が施術の助けになります。

吐き気というとその事ばかり気になりますが、よく観察するとそれだけでは無い体の変化というのが必ずあります。吐き気の事ばかりでは無くまずは広く体を観察してみるという事が大切です。

食べ過ぎと脈の異常

食べ過ぎと脈の異常

脈のふれ方には強くあたるものだけでは無く弱く小さくあたる様なものもあります。脈が弱くあたる時と言うのは、体の中のエネルギーが足りない様な時に起こります。

分かりやすい例で言えばお腹がすいた時というのがあります。お腹がすくと何をするにもだるくふらふらとして動けなくなってきます。

いつも腹八分目を心がけ欲求に振り回されない様にする事が大切です。

この様な時は脈も弱々しくうつものです。ただその様な時というのは弱くなるだけでは無く飢えた感じというのもでるので脈も表面が固くふれ弱い様でも表面が固いという脈の形になります。

糖尿病の空腹感の強い人やいつも食べ過ぎてしまうという人には普段からこの様な脈の形をしている人がいますがそういう時はすごい食べたいと思って食べても消化が追い付かず後で調子が悪くなったり食べ過ぎて体調を悪くしたりします。

食べ過ぎたと思う時は食べたものやその量に目がいきますが実際には体がそうなっているから余計に食べてしまったという事もあります。どちらか片方だけでは無く体の調子を整えその上で生活に気を付けるなど一緒になって体を良くしていく事が大切です。

胃の調子と運動

東洋の脾について

お腹の真中に中脘(ちゅうかん)というツボがあり胃の調子が悪い時などに良く使われたりしますがこの脘(かん)というのは胃の腑をさします。

このツボの上下には上脘(じょうかん)と下脘(げかん)というツボもあり、胃の上中下をこれで表わしています。

胃は倉廩の官(そうりんのかん)ともいい、倉庫(倉)の様にここにものを受け入れ(廩)腐熟(ふじゅく)する働きがあると考えられています。

東洋医学の脾胃の働きは隅々までエネルギーを届け手足を動かすという所まで含まれます。

ただそれだけでは消化吸収は進みませんのでその後ろに位置する脾(ひ)が胃の腑を揉むようにその内容物を動かし消化を促進するとされました。

吸収されたエネルギーは、全身に運ばれ手足を動かすのに使われるのですが、東洋医学では、消化から吸収さらに手足を動かすというところまでが脾(ひ)の問題とされます。

胃腸の働きが悪い時はウォーキングなどをして胃腸をゆり動かすと胃の内容物が動いて紹介に良いという様な事が言われますが、

胃だけでは無く体全体で健康になるという事が大切です。

東洋医学でも脾(ひ)や胃を動かす為には手足を動かす事が重要と考えられており、ただエネルギーを送るだけでは無く積極的に動かす事で脾を良く働かせて消化吸収を助けるとされました。

胃の問題がある時は、胃のツボとそればかり考えますが生活の中に運動を取り入れてみるなど普段からなるべく歩く様にするというのも立派な対策となります。

今は色々な事が便利になった反面体を使う事が少なくなっています。積極的に生活に運動をとり入れ健康な状態を維持する事が大切です。

 

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はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


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