施術 その4

自宅でするお灸について

一水堂では、患者さんに家でお灸をしてもらう事があります。ツボの使い方には、はりや灸の他にも指圧によるものがあり、自分でやってもらう様な時は、そちらの方が火も使わずお手軽に出来るのですが、施術の延長という事で考えるとお灸の方が使いやすく効果も上がりやすいのでこの方法を使っています。

ツボの押し方のコツ

鍼灸の施術では、新札をして方針を組み立てたら補法(ほほう)と瀉法(しゃほう)という二つの考えにしたがって体を整えていきます。自宅でやる様なお灸はこの内の補法に当るのでツボもそれにあうものを選んで使う事に成ります。

ツボは使い方を誤ると効果を打ち消し合う事もあります

何か困った事がありツボを調べると色々な種類のものが出てきますが、それぞれにあった用い方があり、瀉法を用いる場所に使うと補法を行なうと逆効果になるという事もあります

その為、ツボをだす時には、診察をして自分で行える補法のツボがどれに当たるのか、出すツボがお互いの効果を邪魔してないか脈やお腹の状態をみながら確かめ、更にそのツボに対するお灸の種類や個数を考えていきます。

お灸も体に合わせた使い方をする事が重要です

左右どちらのツボを使うのか、大きさやお灸の種類、手と足で数に差をつけた方が良いのかなどです。ここまで決めたら実際に自宅でやってもらうのですが、体はずっと同じでは無いので暑い寒いの季節の変化、ストレス、生活習慣の変化などで体が変わった時は、ツボも見直していく必要があります。

ツボは、スイッチの様にただ刺激すればよいものでは無く、体に合わせて使う事で初めて良い効果を出します。どのツボを使うかというだけでは無く、どの様にして体に合わせるか、お灸も体に合わせて使い分けていく事が重要です。

ツボの押し方のコツ

紹介されているツボを自分で使う時は、はりを刺すわけにはいかないのでほとんどが押すという事がツボを使う事の方法になります。

ツボの押し方のコツ

ツボを押すというのは意外と難しく、つい力を入れてグイグイとやってしまうものです。しかし、強い力でのツボの刺激は、痛みを増すだけでそのツボの働きを上手く引き出す事にはなりません。

満員電車などで鞄の角が体にあたってもツボの効果が引き出されないのは、押し方が的確では無く他にも色々雑情報が入っているからというのもあります。

ツボと言うのは、反応のある場所にしっかりやったら不思議と思えるぐらいの反応を返すものです。一つ一つを丁寧に圧をゆっくりかける事がツボを働きを引き出す為のコツとなります。

 

離れた場所に取るツボについて

鍼灸と言うとツボ、まずこれが思い浮かびますが、あの沢山あるツボはどれも単独では無くほとんどどこかのツボと繋がっています。

離れたツボの取り方

鍼灸では、このツボの繋がりの事を経絡(けいらく)といい、そこにあるツボの事を経穴(けいけつ)と言います。

よくツボが紹介されている本をみると問題に近いところだけでは無く遠く離れているツボを紹介している事があります。

 

ツボは単独では無くどれも経絡(けいらく)で繋がっています。

それには様々な事が考えられますが、その理由の一つにこの経絡(けいらく)というものがあります。

例えば、手の甲に合谷(ごうこく)という有名なツボがありますが、このツボは腱鞘炎などの手の痛みの他、肩こり、歯の痛み、便秘などにも良いとされています。

これは、この合谷(ごうこく)の属する経絡(けいらく)が手から肩にいき歯に入るだけでは無く、首から中に入って大腸にも通っているからになります。

 

問題から離れたツボによい反応が出ているという事もよくあります。

問題の場所から遠く離れたツボというのは、自分ではなかなか取るのが難しいものですがその様な場所にこそいい反応があらわれたりしているものです。

ツボの作用にはそれぞれ理由があります。先人の残してくれた知恵を上手に活用し、早くに悪循環から抜け出すという事が大切です。

 

その他メニューのご紹介

症状別ご相談

鍼灸の大きな特徴であるツボは、ただ辛い場所に取るだけでは無く、離れた場所や3千年の経験の生きたよく効く場所に取る事が重要です。ここでは、その様な体にあったツボの場所を選ぶ為のやり方やその為のコツについて紹介しています。参考にしてみて下さい。

体の部位別ご相談

ツボは、ただ辛い場所だけに打つのではなく反応をみて色々なところのツボを組み合わせて使います。ここでは、体が辛い時のツボの選び方や鍼灸の効果をあげる為のはりの使い方など鍼灸本来の良さを引き出す為の方法について紹介しています。

鍼灸独自のアプローチ

鍼灸は、特に鍼先から薬が出る訳でもなくお灸を使ってもその成分が違うという訳でもありません。一人一人ツボを変え、はりや灸の用い方を工夫する事で体の整えていきます。ここではその様な鍼灸の用い方のコツについて紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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