肩こり その4

右肩が辛くて自分でも温めたりストレッチをしています。

温めと鍼灸

肩の問題というのは複雑で長くかかる事も多く、何年も前から問題が取れませんと言って来院される方も珍しくありません。

その様な事もあるので、自分で温めたりストレッチする事は、早くに落ち着かせるという事だけでは無く、静まった後の問題を残さないためにも有効な方法となります。

つらい所だけでは無く全身広く整える事が重要です。

ただ、肩というのは色々な所からの影響を受けているので、ストレッチをする時などは首や背中まで広く行い、温める時もお風呂に入って温めるなど、肩だけでは無く広く全身に行なう必要があります。

何かする時は一つの所に集中した方が効率が良い様に思いますが、体というのは色々な所を巻き込みながらゆっくり変わっていきます。

急がば回れではありませんが、毎日できる事を少しずつ、習慣として続けて行く事が重要です。

 

寝違いとツボの選び方

肩甲骨の間のこり

寝違いでは、肩の奥の方の筋肉がやられるので少し揉んだりストレッチしたぐらいでは取れずひどいものだと何日か続く事もあります。

深い所の筋肉は無理に緩めるのでは無く上手くバランスをとる事が大切で寝違いのように痛みが強い場合は、特に丁寧に整えていく必要があります。

奥の方の筋肉は表層にある大きい筋肉に比べて働きがはっきりしていて小さいものになるのでその筋肉だけでは無く全体の姿勢や前後の筋肉などとの関係もみていかなければなりません。

ツボの流れである経絡(けいらく)では、寝違えは首の横を流れる胆(たん)の経絡や首の後ろを流れる膀胱(ぼうこう)の経絡の問題として考え、そこを中心に陰陽五行(いんようごぎょう)のバランスをとっていきます。

東洋医学では寝違いもただの筋肉の問題としてでは無く全体の問題として広くバランスを整えていきます。

例えば胆経が悪い場合は、そことバランスをとっている胃経(いけい)や大腸経(だいちょうけい)、陰陽の関係にある肝経(かんけい)の状態を確かめていきます。

これはどちらかが実(じつ)なら反対側は虚(きょ)といった感じで基本的には反対に動くのでその崩れがどの様に表れているのかをみていきます。

また陰陽五行のバランスだけでは無く左右でも痛みのある側とその反対側では反応が違うので今までの診察の結果が左右のツボにどの様に振り分けられているのかというのを明らかにしていきます。

寝違いが胆(たん)の経絡の問題といっても直接そこのツボを使うのでは無く、実際には胃の経絡のツボを使ってバランスを取るなど悪い所とは違う所のツボを使う事もあります。

体のバランスやツボの組み合わせというのは、実際見てみれば一人一人全て違うものです。ツボの良さを引き出す時には、よく体を見て反応を出しているツボを使うという事が大切です。

肩甲骨の間のこり

肩甲骨の間のこり

昔からここは、肩引き(けんびき)のこりと呼ばれ普通の肩こりとは、すこし分けて扱われてきました。

こりを起こす筋肉も胸をはるものだったり肩を後ろに引くものだったりして肩の上の筋肉とはまた少し違います。

その為使うツボも普通の肩こりとは反対側の腕の下側から肩甲骨の内側を通るツボの流れを使います。

この流れを小腸経(しょうちょうけい)と言いますが、小腸経は、この肩引きのこりだけでは無く、動悸がしたり、気持ちが焦って落ち着かないという様な時にも使うのでそういう症状がある時は特に効果的です。

そうでなくてもこの部位には交感神経が集っていて緊張しやすいのでこりのある場合には、ストレスや精神的な緊張には注意が必要です。

肩がこると言ってもこる場所によってそれぞれ特徴があります。問題に合わせ上手にツボを選択するという事がまずは大切です。

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肩こり

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はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

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