足 その2

足の痛みとツボの繋がり

足の痛みとツボの繋がり

足の痛みに良いツボは沢山あっても実際はどのツボを使って良いのかは難しいものです。ここでは、足の痛い時にどのツボをとれば良いのか足の場所に合わせて紹介したいと思います。

ここでは大きく足の痛む部位を足の裏、足の内側、足の甲の3つに分けます。まずは足の裏ですが、ここには、湧泉(ゆうせん)穴というツボがあります。ツボの繋がりである経絡(けいらく)の中では腎の経絡に属するので、足の裏が痛い時は湧泉穴だけでは無く、土踏まずのところの然谷(ねんこく)穴やかかとの内側にある水泉(すいせん)穴などを使うのが効果的です。

痛い時は、そこだけでは無く色々と関係のあるツボに反応が出ていたりするものです。

次に足の内側です。足の内側は、外反母趾などでよく痛くなりますが、この出っ張りの根本には太白(たいはく)というツボがありこのような痛みがある時はよく使われます。このツボは経絡(けいらく)では脾(ひ)に属するので太白以外のツボを探すときでもその脾の繋がりの中から大都(だいと)や公孫(こうそん)などその前後に位置するツボを使うと効果的です。

最後に足の甲ですが、足の甲になると今度は4つの流れが入り込んでおり、その場所によって選ぶツボが変わってきます。内側からそれぞれ肝の経絡、胃、胆の経絡と進み、小指の外側の膀胱の経絡で4つになります。

痛い所だけでは無く、繋がりの中で状態を整える事が重要です。

肝の経絡では、親指の延長にある太衝(たいしょう)穴、その隣の人差し指の流れにある胃の経絡では衝陽(しょうよう)穴、小指と薬指の間にある胆の経絡だと臨泣(りんきゅう)穴、足の裏と表のさかいにある膀胱の経絡では京骨(けいこつ)穴などが有名です。

ツボも痛い所だけでは無く繋がりを考えてツボを確かめていくと思わぬところで反応に当たったりします。痛い場所から少し離れてみて色々な繋がりの中で足の状態を整えてみるのも一つの方法です。

 

足の痛みと脈診(みゃくしん)

足の痛みと脈診

足の痛みと言うと足の裏やかかと指の付け根などに痛みが起こる事が多く、一度起こると長引く事も珍しくありません。

この様な事は靴の問題だけでなく足首や膝の状態など上の方まで様々な事がかかわってきます。例えば地面を蹴って前に進むためには、足の裏の筋肉だけでは無くかかとの腱、ふくらはぎの筋肉なども一緒に働きます。

痛みを繋がりの中で考え、上手くバランスをとる様にする事が重要です。

常に一緒に働くこの繋がりは、痛いのは足の裏だけだからといって放っておけるものでもなく状態を落ち着かせる為には一緒に整えていく必要があります。

脈診はこの様な繋がりの問題を考えるのに優れており、足のどういった働きおかしくなっているのか、そのバランス取るにはどこの調整をしたら良いのかという事を教えてくれます。

足の問題を考える時は、つながりの中での痛みというのを考え事が必要です。色々な観点から体を観察し体に合う施術をしていくという事が大切です。

 

足の裏に引きつりがあり、朝床に足をつくのがきついです。

足の裏と鍼灸

足の裏の問題は、関節が多くバランスをとる事も難しい為長引く事も多く、自然にはなかなか良くなっていってはくれません。

朝起きぬけやしばらく足を使わなかった後などにひどくなる事が多く、状態がやわらぐまでは足を使うのがきつく感じられます。

足の問題がある時は、まず靴やインソールを変えてみたりするものですが、それでも良くならない様な場合は、足だけでは無くもう少し範囲を広げて考えてみる必要があります。

歩き方や姿勢だけでは無く色々な問題が関係しています。

鍼灸では、ただ足を足の問題としてだけ考えるのではなくその他の状態と合わせて問題を考え、全体の中の一部として足の施術をしていきます。

足も広げてみれば、膝や腰、左右の足など他と繋がっていて、色々なところからの影響を受けてバランスをとっているものです。

長く続く場合は、歩き方や姿勢といった問題だけでは無くもっと色々な要因がかかわって抜けにくくなっているものです。辛さがある時は、放っておかず体が覚えこむ前に施術していく事が重要です。

 

大切なのは普段からの体のメンテナンスです

足の痛みと脈診

足の痛みを訴える方の中には、状態がこじれてかかとの骨がとげ状に変形して来られる様な方もいます。動き始めや朝起きぬけに痛む事が多く、一度出ると中々痛みはおさまりません。

しかしこの様な骨の変形も急に出来る訳では無く少しずつ負担がかかる事で生じるものです。何かをしたからすぐに骨が変形するのではなく時間を掛けて少しずつ負担が溜まって行く事で骨が変形していきます。

足の施術に並行して体の調子を整える事が必要です

その為足に対して施術は必要ですが、それと並行して足に負担をかけ続けて来た体全体の調整というのも必要になります。問題が一時おさまっても足に負担をかけるバランスが良くなって行かない限り再発する可能性は高く、また回復の具合も遅くなります。

体のバランスと言うと整体の様な事を思い浮かべるかもしれませんが、それだけでは無くお腹の調子、体の疲れ、腰痛、肩こりなど体の全ての事が関係してきます。お腹の調子が悪ければ体は真っ直ぐ伸びなくなり、疲れて頭が前に出ていれば重心は前に偏ります。

骨盤や背骨の歪みだけが体のアンバランスではありません

一見、足の痛みとお腹の調子と言うと関係が薄い様に思いますが、それは重心のかけ方や体の偏りとなって最終的にかかとの負担となります。特に足の痛みは、時間が掛かる事が多くこの様な生活習慣の改善や体全体のメンテナンスという事が大切になってきます。

足の痛い時は、靴や中敷きを変える、痛み止めを飲むという事だけでは無く、体全体の問題として足の痛みを考え、体の調子や生活の内容を見直す事が大切です。

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はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

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