胸の苦しさ、のどの詰まり

胸の苦しさと鍼灸

胸の苦しさというと肺や心臓など胸部におさまっている臓腑が中心となりますが 

それ以外にも食道や胃、肋間神経によるものなど様々な事が考えられます。

ここでは、胸の苦しさがある時に考えられるものを鍼灸の観点からまとめてあります。

胸の苦しさと鍼灸

東洋の鍼灸

東洋医学はそれまでの経験が元になって出来ているので患者さんがどの様な時にどの様な問題を起こすのかという事が大切にされます。胸の苦しさというとまず心臓の問題が思い浮かびますが実際にはそれ以外にも様々な原因が考えられます。

胸の苦しさと胃腸のツボについて

例えば、胃腸と関わりが深い脾の経絡(ひのけいらく)は、胃や腸と交わるだけでは無く最終的には心臓に入るなど体の中で繋がっており「…是れ脾を生ずる所の病は、舌本痛み、体動揺すること能わず、食下らず、煩心し、心下急し痛み…(霊枢・経脈篇)」(藤本蓮風 1991.2 臓腑経絡学ノート)と言われるなど昔から胸の苦しさを出すような時にも使われてきました。

経絡(けいらく)は体の中に入っても色々なところと繋がっているので鍼灸では胃腸の不調と胸の苦しさを同じツボで処理するという様な事もよくあります。

良く体の状態を観察してツボを選ぶ事が大切です

胸が苦しいと言ってもよく話を聞くとそれだけでは無く色々な症状があるものです。東洋医学ではそれらの症状にどの様な繋がりがあるかを考えてはりをしていきます。今の体に必要なツボを選択し体全体で良くなる様にしていく事が大切です。

感覚のせいと言われなにもしてもらえませんでした。

数値と鍼灸

血液の数値やMRIによる解析など最近は体の細かいところまで知る事が出来る様になってきましたがそれでも複雑なものの場合は問題が見つからないという事もあります。

検査で何も見つからない時でも症状があるという事は体には必ず何か問題があります。

自律神経の問題だったりすると数値や画像にあらわれないので原因がはっきりしないという事になりますが、話をよく聞けば症状の出方には必ず何か関連があります。

東洋医学ではその様な体の症状をまた違う角度から考え自然治癒力を高める事で問題の解決を図ります。

何でも体を細かく調べればすべてがはっきりするというものではありません。体の声をよく聞き実際に楽になれる方法を探していく事が重要です。

のどがつまっていてひどいと食欲も無くなります。

のどの詰まり

のどがつまって苦しいという症状は意外と多く、患者さんは色々な問題に合わせてこの様な訴えをします。

多いのは鼻や肺の問題による痰や胃酸の逆流などですがそれだけでは無く脈の乱れや胸の苦しさ、耳鳴り、めまいと言った自律神経の問題がある時もこの様な問題を出します。 

薬などもそれにあわせて色々飲んだりしていますがそれだけで悪い状態から抜け出す事は難しく長い事ずっとその症状を抱えているという事も珍しくありません。

のどだけでは無く広く全身を整える事が大切です。

この様な症状は昔から言われていて梅核気(ばいかくき)といって東洋医学の古典にもその事についての記載があります。 

のどの奥に梅干しの種が引っ掛かった様な感覚があるという事でこの名前が付けられそれがストレスや不摂生などによる気の滞りによって起こるという事が言われています。

はりでもめまいや吐き気など色々なツボを使いながら全体として気がよく流れる様にするなど喉のつまりが取れる様に工夫をしていきます。

体の症状は目に見えるものだけでは無くこの様な体の働きの悪さによっても起こる事があります。体の調子を整え気が滞らない様にする事が大切です。

今回使ったツボは同じですか?

ツボの種類

施術では症状の為のツボだけでは無くその人の体質や季節の問題に合わせたツボの取り方もしていきます。

ツボは訴えだけでは無く体質に合わせたものを選ぶ事が重要です。

体というのは回復する時も一直線に良くなっていくのではなく常にゆれ動きながら少しずつ変わっていきます。その為しばらく施術を続けていくと最初の時とは違うツボを使っていると言う事もよくあります。

同じ症状を訴えていても体質や今ある環境によってツボの使い方は変わります。よく話を聞いてその時の体調に合わせたツボの選択をする事が大切です。 

一水堂ニュースレター のどの詰まり
一水堂ニュースレター のどの詰まり

その他メニューのご紹介

症状別ご相談

のどの詰まりや胸の苦しさの様な問題は、なかなかすっきりといかず長引くという事も珍しくありません。ここでは、検査をしてもはっきりしない問題やころころと場所の移動する辛さ、自律神経の問題についてまとめてあります。

自律神経 その5

自律神経の問題は、ただそこが悪いというだけではなく生活の工夫や考え方などについても修正が必要になります。ここでは過度の緊張からくるストレスや仕事で無理をしない様にすることなど養生して生活する為のコツについてまとめてあります。

鍼灸独自のアプローチ

鍼灸というとツボという様にその場所がまず注目されますが、その使い方についてはあまり紹介されていません。ここでは、体に合わせたツボの取り方など上手く体の力を引き出す為の鍼灸の用い方と施術方法、体の見方について紹介しています。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

〒260-0813 千葉県千葉市中央区生実町2088-8

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