脈の乱れ その3

脈診(みゃくしん)と乱れた脈のうち方

脈診と乱れた脈のうち方

はりをする時には、脈診(みゃくしん)といって必ず脈をみます。

脈は、体の変化をよく表しすぐに結果が反映されるので診断だけでは無く、はりの仕上がりをみるのにも使います。仕上がりの良い脈は、極端な早い遅いも無くゆったりとしてみていて気持ちの良いものです

脈というと今の常識では心臓の働きだけを考えますが、東洋医学では全身の状態を反映するものとして考え、そこから様々な情報を読み取ります。

細かいところまで脈を整える事で体はもっと快適になります。

早い、遅いという基本的な事から形がはっきりせずに緩んでいる脈、沈んでいて遅い脈、細くピンと張っている脈など体の状態によって様々な形があり、その内容を他の体の状態と照らし合わせながら体の状態を判断していきます。

心臓の問題でよく言われるのは、早い遅い、脈が飛ぶなどの異常ですが細かくみればもっと沢山の異常がありそれを整える事で体はもっと快適になります。脈を乱れさせるのは心臓の問題だけではありません。体全体を整え自然治癒力をよく働かせる事が重要です。

脈が早い時のはり

脈が早い時のはり

はりというとどこのツボにやるかという事が思い浮かびますがそれだけでは無くはりをどう使うかというのも大切なポイントになります。

はりには脈診(みゃくしん)というものがあり、脈をみる事で様々な情報を得ますがそこにははりの打ち方も含まれています

ただ固いところに打つのでは無く、はりの向き、深さ、留める時間などを体に合わせる事でよりその効果を上げる事が出来ます。

はりも体に合わせて使い方を変える事が大切です。

脈が早くうつ時は、体も落ち着いていないのであまり長くじっくりやるとかえってしんどくなりせっかく良いツボを選んでもその効果を上手く引き出す事が出来ません。脈が早い時は、はりもパッと早く行い体に合わせた方が上手くいきます

何でもしっかり強めにやった方が良い様に思いますが、実際にはこの様にして体に合わせた方が気もよく動き効果も引き出されます。

体の治癒力を引き出すのに大切なのはいかに体に合わせたはりをするかという事になります。ただツボをはりで刺激するだけでは無く体に合わせてはりの使い方を考えるという事が大切です。

不整脈と不安感

不整脈と不安感

不整脈には、ただリズムがおかしいと感じるものから、いきなり止まるのではないかと不安になるものまで色々あります。

心臓が止まると思えば不安になるのは当然ですがそれにパニック発作の様な不安感が重なる事で状態はよりきつくなります。

出た時だけでは無く普段の生活を変えるという事が重要です。

東洋医学でも昔から心の問題と不安感というのは繋がりやすいとされ片方が上がれば片方が下がるといった感じで一緒になって状態を悪くすると考えられてきました。

その為、脈が乱れると恐怖といった感情も強くなり、気持ちが焦って落ち着かなくなるという事になります。脈が乱れれば心臓が止まるのでは無いかと不安に思うのは当り前の事なのですが、中にはそれだけでは無く不安感というのが過剰になっていてより状態を悪くしているという事もあります。

この様なものは、いざ出た時に何とかしようと思っても出来る事というのは少ないものです。普段から心臓と不安のバランスの崩れが大きく出ない様に体を整え余裕のある状態を作っておくという事が重要です。

夜寝る時にでる脈の乱れ

夜寝る時にでる脈の乱れ

どの様な症状にも出やすい時というのがあります。脈の乱れもよく観察していれば一定の傾向がある事が分かります。

夜布団に入ってから脈が乱れ苦しくなるというのもよく聞く訴えの一つで、夜寝る前の一番リラックスしている時に不意にこの様な症状に襲われます。

体をよく観察し対策をとっていく事が大切です。

普通こういうものは、激しい運動をした時とか、ストレスがかかった時に起こるイメージがありますが実際にはリラックスしている夜の時間帯に起こります。

症状がある時は、これをしたからダメだった、ストレスが強くなったから出たとその事ばかりを考えますが、時間に合わせ一定のタイミングで出る事もあります。

体の状態をみる時は、ある程度長い期間で考えた方が状態をとらえやすいという事もあります。先週はどの様な週だったか、夜の症状は何回出たか、その前の週と比べてどうだったかなど大きく見ていく方が対策も立てやすくなります。

症状が上手くコントロール出来ないとどうしたらよいか不安も強くなりますが、落ち着いて生活を見直し、少しずつでもいいので今の状況を変えていくという事が大切です。

その他メニューのご紹介

脈の乱れ その1

脈の乱れと鍼灸、脈の乱れと体の不具合、コメカミがきりきりとし不安で脈が早くうちます。首から胸にかけての辛さ、左胸がずきずきします。など東洋医学では、脈をだた心臓の異常としてだけでは無く全身の状態を反映するものとして診察します。ここではその様な東洋医学の考えに基づく脈の乱れについて例を挙げて紹介しています。

脈の乱れ その2

胸の苦しさと不整脈、不整脈と急な汗、疲れと不整脈などここでは、自律神経の係わる様な脈の異常について紹介しています。中々抜け出しにくいこの様な状況では、生活を整え自然治癒力を高める事が重要になります。ここではその様な問題の考え方と実際に施術を使われるツボの使い方についてまとめてあります。

脈診

脈診について、脈をみて分かる事、しっかりとした観察に基づくはり施術、脈を整える事についてなど現代医学の脈診とは全く違う東洋医学の脈診について紹介しています。心臓の調子だけでは無く痛みの強さやストレスによる体の緊張など色々な事を知るのにつかわれる脈診の内容を紹介していきます。参考にして下さい。

はり・きゅう 一水堂 料金とアクセス

料金

料金について
一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も通いやすくしてあります。その場だけの気持ち良さは問題からの抜け出す事には繋がりません。しっかりと体を整え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

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