膝の問題と鍼灸

膝の痛みと鍼灸

膝は、太ももの骨とすねの骨、前にあるお皿状の骨で出来ており、その間にクッションを挟んで圧力を逃がしています。

膝に問題はだいたいこのクッションがやられる事で起こります。クッションがやられると膝の中に障害が起き、それが続く事で水が溜まります。続く事でだんだんと膝が厚ぼったくなり、こわばって動きも悪くなってきます。

膝に対する方法というのは、色々あるものですが、その加減やどれをしていいかというのは難しく、そうこうしている間にどんどん問題は進んでいきます。膝の問題は、一度起こると長く続く事も珍しくありません。何事も早めの対処が重要です。

膝と生活習慣

鍼灸で考える膝の痛み

現代は、技術も進み体は分けて考えるのが当たり前になっています。お腹がきつければ内臓の問題、膝の問題は関節の異常として、分けて考えられます。

しかしながら本来身体は一つで区別はありません。悪くなる時は、内も外も悪くなっているものです。

膝がきつくなった時に出来る事というと、筋トレやサポーターなどが思い浮かびますが、生活を整えるといった事も大事な事です。

膝だけでは無く体全体で変わる事が大切です。

生活を整える事は、血の巡りを良くして潤滑液の生成を助けるなど対策につながります。また血の中には、傷付いたところを修復する成分なども多く含まれているものです。

「食事は控えめに軽く運動をして早くに寝る」というとつまらない事のように思えますが、生活を整え全体からも膝の状態に語りかけていくという事が大切です。

鍼灸で考える膝

鍼灸で考える膝の痛み

膝の辛さのある時、鍼灸で先ず考えるのは、脾(ひ)という場所の問題です。脾(ひ)は現代でいうところの胃腸に係わりのある場所なのですが、関節の問題などにも関係があり膝の状態に関係してきます。

脾(ひ)の問題は、体の重さや節々のぎこちなさ、疲れやすさが出るなど体がだるく感じられ、膝の内側を中心に関節がやられてくるといった形で問題を表にあらわれます。

脾の問題は、膝だけでは無くだるさや他の関節のぎこちなさも一緒に起こします。

脾(ひ)のツボの集まりである脾経(ひけい)は、膝の内側から内ももを通ってお腹に行くので、問題ある時は、内側を中心に問題が起こりやすくなります。

脾(ひ)は、お腹の調子にも関係があるので、普段から便秘がちだったり、暴飲暴食がやめられない、太り過ぎなどがあるとそこから調子を崩したりという事もこの様な人にはあります。

膝の問題というと関節が壊れていて、水が溜まっていて、と起きている事ばかりを考えますが、鍼灸からみれば見方も施術も変わります。膝の腫れや辛さを繰り返している様な時は、違う視点から状態を見直してみるのも大切な事です。

 

膝のお皿と前面のうずき

鍼灸で考える膝のお皿の痛み

膝で多いのは内側の問題ですが、それだけでは無く色々な場所にうずきや引きつりを起こします。施術もそれに合わせて使うところを変えていきます。

お皿の上下のうずきや腫れは、胃経(いけい)にかかわりが深く、ここに問題が生じると内側だけでは無く膝の皿がはれてずきずきしだします。

鍼灸では、胃経(いけい)の問題を考えます。

膝自体、鍼灸でいう脾経(ひけい)胃腸にかかわりが深いのですが、問題が胃の方に偏ればお皿を中心に真ん中よりに問題がでます。胃経(いけい)は、胃や膝だけでは無く精神的な問題や歯や顔の状態ともかかわりが深いので必ずしも胃の調子が悪いというのではなく色々な問題と合わせてこの様な問題が出る事も珍しくありません。

体の問題は単独では無く必ずどこかと繋がって出ているものです。鍼灸では今の常識では関係無い様な事も含め体をみていきます。関節が壊れているからというだけでは無く状態をよく観察し、体全体が良くなっていく方法を考えていく事が重要です。

 

鍼灸で考える足の弱り

東洋医学でみた膝の痛み

年をとると「足がなえる」とか「足腰が立たない」など足が弱くなります。実際には足が前に出ないだけでは無く、こわばりや痛み、突っ張りなどの問題も出て歩く事からその人を遠ざけます。

上手く力が入らないという事があるので筋力の低下という事も言われますが、実際には年と共に起こる体力の低下、精力の減退などが深く関係しています。

古典には、「膝なる者は、筋の府なり。屈伸すること能わずして、行けば則ちるふするは、筋まさにつかれんとす。」「骨なる者は、髄の府なり。久しく立つこと能わずして、行けば則ちしんかんするは、骨、まさにつかれんとす。」(素問、脈要精微論篇)とあり、筋や骨に精がまわらなくなると膝を曲げたり、立っていたりする事が出来なくなるという事が言われています。

基本はいつでもその人の持つ内側の力にあります。

この様に東洋では、膝の訴えもただ変形があったり、筋力が低下した為というのではなく全身が関係して起こる問題だと考えます。基本はいつでもその人自身が持つ体の力で、ここがしっかりしていない事には何をしても上手くいきません。

特に立つや歩くといった問題は、そこから悪循環が始まり全身の老化を一気に進める重大な問題です。たかが膝の問題では無くしっかり体をみて内側からの力を高めていく事が重要です。

 

鍼灸からみた雨と関節のうずき

天気が悪くなると関節がうずくというのは、よく知られる事ですが、鍼灸ではこれを脾(ひ)の問題と考えます。

鍼灸からみた雨と膝の痛み

体の中にある五臓(ごぞう)には、湿気や乾燥、暑さ、寒さなどにそれぞれに影響を受けやすい所というのがあり、その中でも脾(ひ)は、特に湿気による影響を強く受けると言われています。

内側から調子を整える事が大切です。

脾(ひ)は、問題を起こすと体が重くなり、節々がうずくといった問題を起こします。湿気にあたり体の中にその事による影響がおよぶと膝の様な大きい関節や肩肘首腰、指などもそれぞれ弱くなってる場所に問題が起こります。

関節が辛い時は、その部分を温め、冷えや湿気に侵されないようにするというのも一つの方法ですが、体の調子を整え、内側からの対策を取るというのも大切な事です。雨の日だけでは無く普段から整えておき、いざという時、困らない様にしておきましょう。

 

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料金

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一水堂は、なるべく身近で皆さんに近い鍼灸院でありたいと思っています。その為、料金も抑え、通いやすくしてあります。その場だけのものは問題の解決にはつながりません。根本からの対策を考え明るい毎日を過ごしましょう。
 

料金表
初診料 1000円
一般 施術料 3500円
大学・専門 2500円
高校・中学 2000円
小学・幼児 1000円

一般の方
初めてのご来院の場合
 

 初回検査料1000円
+  施術料3500円
     計4500円
 

( 2回目以降は、3500円 )


施術歴20年の豊富な経験と高い技術

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