頭痛を起こす疾患

ここでは、頭痛を引き起こす疾患について紹介していきます。

頭痛分類のポイント

頭痛分類のポイント

最近はネットで調べれば色々な事がわかる様になり、気になる事も自分で調べる事が出来ます。今回は、色々と見分けるうえでポイントとなる項目を挙げ、どのような事が考えられるのかをみていきたいと思います。

どの様な痛みか

頭痛と言っても色々な種類があり、痛み方も人ぞれぞれです。脈うつ様な痛みの場合は片頭痛が考えられ、筋の緊張からくるものなどは、締め付ける様な痛みを起こします。その他、目の奥がキリキリと痛み涙が出るとか、突発的な激しい痛みだとか、痛みの種類を知る事で頭痛の種類はかなり絞られてきます。

他にどんな症状があるか

頭痛にともなう症状というと、吐き気や肩首のこりなどがありますが、それ以外にも涙が出るとか目がチカチカするといった訴えも多くあります。これらの頭痛にともなう症状は、頭痛だけを考えるのではなく脳腫瘍やくも膜下出血など危険な頭痛を見分けるのに特に役立ちます。吐き気やろれつが回らない、しびれるなどの症状が出ている時は要注意です。

どうしたらひどくなるか

どの様な事で頭痛が悪くなるかというのも大切なポイントです。よくあるのは、肩凝りや高血圧などですが、それだけでは無く花粉症の時期に悪くなると言えば目や鼻の状態が関係している事が考えられます。そのような事を頭に入れ少し引いてみるのも頭痛を考える上でよいヒントとなります。

頭痛の種類

 

偏頭痛(へんずつう)

偏頭痛

頭痛というのも腰痛肩こりと同じく日本人にはとても多い問題の一つで、実際に4人に1人は頭痛持ちと言われるほどです。中でも片頭痛は7対3の割合で女性に多く、その激しい痛みは日常生活にも深刻な影響を及ぼします。

症状

ズキンズキンとコメカミがうずき、目の奥に重苦しいような痛みを感じます。一度痛みが起こると1~2日続く事も珍しくありません。ひどい人だと痛みにともない吐き気がする事も珍しくありません。この頭痛の場合は、チョコレートやアルコールで症状が悪化します。

対策

東洋医学では、頭痛も肩こりと同じような原因で起こると考えられており、ストレスが溜まってめぐりが悪くなる事やのぼせて熱が頭にこもる事が問題とされます。その為、「スマホやパソコンで目の使い過ぎを避ける事」や「生活のリズムを整える事」、「ストレスを溜めない事」などが大切になります。身体にこもった熱を取り目の疲れに効くほうれん草や、気の流れを良くしてくれる玉ねぎなどの食材をとるのも効果があります。

筋緊張性頭痛(きんきんちょうせいずつう)

筋緊張性頭痛

頭痛というと片頭痛が有名ですが、この緊張型頭痛も多く、頭が締め付けられるように痛いとか後頭部から頭全体に濡れた布をかぶせた様に重く痛いなどの訴えをします。痛みと言うと強い痛みが問題視される事が多いものですが、じわじわと鈍い痛みが続くと言うのも辛いものです。原因を知り適切な対処をしていく事が重要です。

どのようなものか

緊張型の頭痛は右、左と言うのではなく頭全体に起こる事が多く、一度出るとジワジワと締め付けられる様な痛みが続きます。日常生活に支障をきたすほどの強い痛みは出ませんが、一度出ると中々治らず人によっては数か月続く事もあります。

どうしておこるのか

緊張型の頭痛は、言葉の通り筋肉が緊張する事によって起こる頭痛です。首の回りには沢山の筋肉がありますが、肩こりや目の悪さなど凝りや緊張が悪化するような事が続くと頭の方の筋肉もそれによって緊張し、頭の後ろ側から重く締め付けられる様な痛みを起こします。

どういう事でおこるのか

緊張型の頭痛を起こすような時は、何か持続的なストレスがかかっている事が考えられます。ストレスは嫌な感情にさいなまれると言ったものだけでは無く、ずっと強い緊張状態にさらされているという様なものもあります。痛みが起きた時は、その様な事も含めて生活を見直す必要があります。

群発性頭痛(ぐんぱつせいずつう)

群発性頭痛

片頭痛などと比べるとかかる人は少ない頭痛ですが、症状は激しく発作が起こると目を突き刺すような激しい頭痛を起こします。一度起こすと1~2ヵ月ぐらいはその発作を繰り返すのが特徴です。

症状

片側の目の奥や周囲にあらわれ、強い痛みと共に目が充血して鼻水や涙がでるようになります。働き盛りの20~40代の男性に多くおこり、ほぼ決まった時期、時間に発作を起こすという特徴があります。多いのは季節の変わり目、発作の起きる時間帯は就寝後や明け方が多いと言われています。

痛みを起こす要因

アルコールは、血管を拡張する為痛みを引き起こす原因になります。発作の起きている期間中であればほぼ間違いなく発作を起こします。発作を遠ざけるには、体内時計のリズムが崩れない様にする事が重要になので、普段から規則正しい生活を心がけ、発作を遠ざけておくことが肝腎です。

脳が原因の頭痛

 

脳卒中(のうそっちゅう)

脳卒中

脳卒中には、大きく分けて3つあります。脳の血管がつまる脳こうそく、脳の血管が破れて出血する脳出血、脳の表面にある血管が破れて血液が脳を圧迫するくも膜下出血です。これらの病気は死亡率が高いだけでは無く、その後の寝たきりになる疾患としても第一位で問題となります。

症状

脳卒中は、それぞれの病気の総称なので個々の特徴とするところがありますが、卒中という言葉は、突然として悪いものに当たって倒れるというところからきています。その為、頭痛に襲われ急に意識を失ったり、ろれつがおかしくなったり、しびれがでたりするといった症状がでます。高血圧や動脈硬化、心臓病などを元として起こるのでこれら持病のある人は普段から注意をしておくことが必要です。

注意点

脳卒中の中でも特に発生率の高い脳こうそくは、何度も繰り返して起こる事があります。毎回、死の危険性があるだけでは無く、初めは軽かった後遺症も繰り返していくうちにどんどん重くなっていきます。一度起こしたら十分に注意し、再発しない様にする事が重要です。

くも膜下出血

くも膜下出血

くも膜下出血は、いきなり頭を殴られたような強い頭痛を起こし、突然死の可能性もある怖い病気です。動脈瘤や血管の奇形、外傷を元に起こり、一度起こると、言葉が上手く話せない、物が上手く飲み込めない、体の麻痺など後遺症が残る事もあります。

脳内出血との違い

脳の中に出血する代表的な疾患に脳内出血があります。くも膜下出血がガツンとくる強い頭痛を特徴にするのに対し、脳内出血は、同じく頭痛や吐き気、めまいなどを起こしても出始めの症状はそれほど激しくなく、自分でも気づかないまま進むという経過をたどる事も珍しくありません。

危険因子

外傷以外は、脳に動脈のコブが出来ていたり、もともと血管の薄い様な奇形の場所があったりと起こす為の問題があるものですが、それだけでは無く、飲酒、喫煙、高血圧、ストレスが問題の発生を高めます。検診などで動脈に異常が見つかった場合は、早目の処置をしこれらの習慣を遠ざけておく事が重要です。

脳梗塞(のうこうそく)

喘息と鍼灸

初期には、手足片方の麻痺、めまい、言葉、ろれつ、視覚、焦点が合わない、頭痛、吐き気、眠気などに問題が起こります。特に顔、腕、言語、この3つの場所に麻痺や異常がないかを注意しておく事が重要です。脳を栄養する血管がつまり脳が壊死する事で様々な症状を起こします。つまる場所と程度によって症状が変わりますが、

注意点

脳梗塞は、どれだけ早く正しい対処をするかという事が大切になります。早い段階で治療を始めれば、後遺症を残す事も少なくその後の経過も良い方に向かわせる事が出来ます。おかしいなと思った時は、早くに病院に行く事が重要です。

頭痛に繋がる疾患

 

高血圧

喘息と鍼灸

高血圧が身体に悪いという事はわかっていてもそれがどういう問題を起こすのかをイメージするのは難しいものです。高血圧はそれ自体が頭痛の原因となるだけでは無く、そこから脳や全身の問題へ発展する可能性もあります。はっきりした症状が伴わないため何がどう悪いのかイメージしにくいものですが、正しい知識を持ち普段から注意して生活する事が重要です。

 

高血圧による頭痛

血圧が高くなる事で頭痛が出るという訴えは、鍼灸院ではよくあります。高血圧は基本的には無症状ですが、高血圧を起こす背景には寝不足やストレスなど頭痛につながるものが多いのでその様な事が頭痛をひどくしていると考えられます。また、血圧の高い人は、肩こりやめまいなども訴える事が多いのでその様な事もこの問題に拍車をかけます。高血圧で起こる頭痛は、生活も深くかかわるので薬でコントロールするというだけでは無く全体をよくする事で症状に対処する事が重要です。

脳の血管への影響

高血圧が頭にくるとくも膜下出血や脳梗塞などを引き起こします。高血圧によって出来た塊が頭の血管を詰まらせるのが脳梗塞、極端に薄く膨れ上がったコブが突然破裂するものがくも膜下出血です。脳梗塞が起った時は、体半分に麻痺が生じ、気を失い、くも膜下出血では、頭を殴られた様な急な強い痛みに襲われるのが特徴です。

大動脈への影響

高血圧がもとで起こる血管の病気には、動脈瘤という病気があります。くも膜下出血と同じうすくふくれ上がったコブ状のものが胸や腹の太い動脈に起こるもので、破裂すると胸や腹部に激しい痛みを起こします。破裂するまでは、胸やお腹の圧迫感やかすれ声、吐き気などあまりはっきりした症状はみられません。

心臓への影響

高血圧は心臓にも負担をかけます。代表的なのが心筋梗塞ですが、完全に詰まるところまでいかず血管壁が厚くなる事で起こる狭心症というものもあります。狭心症では3~5分続く胸の圧迫感が起き、心筋梗塞になると30分以上続く激しい痛みが起き、その後心臓の機能が落ちる事になります。狭心症は心筋梗塞に繋がる疾患なので狭心症がある場合は、そこから心筋梗塞を起こさない様注意が必要になります。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)

喘息と鍼灸

三叉神経痛は、顔の感覚を主る三叉神経に問題が起こる事で顔に鋭い痛みを起こす問題で、顔の痛みを起こす事から顔面神経痛とも言われます。40歳以上の女性に多く、年齢が上がると共にだんだん増えていきます。

症状

三叉神経痛は血管が神経を圧迫する事で起こると言われ、洗顔やひげそり、歯みがきなど顔面への刺激が引き金となって電撃様の痛みを起こします。一度の発作は数秒ぐらいの短いものですが繰り返し起こる事もあります。ビリッとするような強い痛みを起こし、繰り返し起こす場合も数分以内におさまるのが特徴です。

注意点

同じ三叉神経を問題に痛みを起こすものにヘルペスによる帯状疱疹があります。特に発疹を伴わない帯状疱疹後神経痛だけの状態だと三叉神経痛と痛み方も似ていて区別がつきにくいので特に注意が必要です。また、副鼻腔や顎関節、歯の問題なども同じく顔に痛みを起こすので痛みのある場合はその様な事も頭に入れておく必要があります。

副鼻腔炎(ふくびくうえん)

喘息と鍼灸

副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔という場所に炎症が起きるものです。顔の痛みや鼻水などの症状を引き起こします。細菌など体にとって害になるものを外に出す能力も落ちるので膿が溜まり、臭いのある鼻水が出る様になります。膿が溜まるという事から蓄膿症(ちくのうしょう)ともいわれます。

症状

基本的には、鼻づまり、顔の痛み、臭いが分からないなどの症状を起こします。花粉症やアレルギー性鼻炎でも鼻づまりが起きますが副鼻腔炎の鼻水はサラサラしたものでは無く粘りがあり嫌な臭いがします。また鼻づまりも長期に及ぶ事が多く、臭いが分からないだけでは無くひどいと味が感じられなくなる風味障害と言われる問題を引き起こす事もあります。

注意点

副鼻腔は、おでこ、眉間、頬のところなど色々な場所にあるので炎症のある場合、頭痛の様だったり歯の痛みに似ていたり目の奥が痛かったりと色々な痛み方をして紛らわしいところもあります。ただ、症状は副鼻腔の炎症が原因で起こっているので単独で出るのではなく鼻水や鼻づまりなど鼻の症状を伴う事が特徴となります。

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、症状が一年中出ている通年性(つうねんせい)のものと季節の花粉に反応する様な季節性(きせつせい)のものとがあります。通年性のものでも症状には波があり、冬などは暖房で部屋が乾燥し、ハウスダストも部屋にこもりがちになるので症状がひどくなる傾向があります。

症状

アレルギー性鼻炎は、発作的に起こるくしゃみ、透明でサラサラとした鼻水、鼻づまりの3つの症状を特徴とします。慢性的な鼻づまりは頭を重くし、頭痛の原因となるだけでは無く、目のかゆみ、のどの違和感、湿疹などの症状も合わせて出します。

注意点

この様なアレルギーによる疾患は今の社会では当たり前のものの様に増えてきています。薬を使い症状をコントロールする事も大切な事ですが、生活リズムや食事の内容などに気を使いなるべく自然治癒力を高める事で症状を緩和していく事が重要です。

顎関節症(がくかんせつしょう)

喘息と鍼灸

顎関節症は、耳の穴の前に位置する顎関節に痛み、関節音、引っかかるなど動きの異常を起こす問題です。20~30代の女性に多く、歯並びの悪さや精神的ストレス、外傷や偏った使い方などが関係していると言われています。ここの問題はコメカミの辺りに痛みを起こし、続く不調は首肩の緊張の原因ともなります。

症状

顎関節症は、本来ある関節の動きが失われる事で症状を出します。本来ある関節の動きが過剰だったり、左右で動きが異なる事でカクッカクッと音がするようになります。そしてそれがひどくなり引っかかる様になってくると口の開け閉めが出来なくなるなど問題に発展し、それに伴い痛みもひどくなっていきます。

注意点

顎関節症は、ただ痛いだけでは無く、食事や会話といった当たり前の動きを制限し、あくびなどちょっとの事でも痛みを起こすなどしてストレスの元となります。また、顎関節周囲の筋の緊張は、肩首のこりや頭痛などの原因となり、痛みが更に状態をこじらせる悪循環を起こします。早目に対策をとりあまりひどくしていかない事が重要です。

ドライアイ

ドライアイ

ドライアイは、涙の量やその質が低下する事で目が乾き痛みや充血を起こすものです。デスクワークなど目を使って仕事をする人の3人に1人が起こると言われ、コンタクトレンズの使用や加齢、モニターを見つめる作業が影響していると言われています。

症状

目がすぐに乾き、疲れやすく、ものがかすんで見えるという症状をベースにひどくすると充血や痛み、ゴロゴロする感じなどを起こしてきます。あまり症状がひどかったり、症状が長引くような場合は、角膜炎や角膜潰瘍など目の疾患を起こしてしまっている事もあるので注意が必要です。

注意点

ドライアイもひどくなると寝ていても目に痛みがあったり、肩こりからの頭痛、不眠など起こして生活の質を落とす原因となります。たかが目の乾きといってもそこから悪循環を起こして慢性化すると中々抜け出せないものです。症状の軽いうちに対策をとり慢性化させない事が重要です。

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