手の痛み・しびれ

手の痛みとしびれ

手の痛みとしびれというのは、それがあるからといって命にかかわる様な大事になるものではありませんが、何をするにも付きまとい、じわじわと痛みや不自由さを本人強いる不快な問題です。

細かいところの問題なので長引く事も珍しくなく、イライラとストレスが溜まり、時には手が滑って怪我につながる事もあります。

ここでは、代表的な疾患についてまとめ、まずはどの様な問題があるのかを紹介していきたいと思います。

手の痛みとしびれの原因

手の痛みとしびれを出す疾患

手の痛みやこわばり、しびれといった症状は、何をするにも付きまとう嫌なものです。ここでは手の痛みとしびれを起こす代表的な疾患についてまとめてみました。

手の痛みとしびれを出す疾患
変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)

膝や腰でも起こる事のある関節の変形が指に起こった状態です。特に指の先の関節が痛み、ポコッと腫れたように変形します。物をつかむ動作やねじって絞る様にした時など手を使い力が入ると痛みます。

腱鞘炎(けんしょうえん)

腱をつつむさやの所で炎症が起こり痛みを出すものをいいます。指の曲げ伸ばしでその指とそこに繋がるスジの所が痛みます。ひどいものになるとカクカクと曲げ伸ばしで引っかかりが生じ、スムーズに動かなくなります。この様なものをバネ指と言います。

手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)

手首のところで神経が圧迫されて手に痛みとしびれが生じます。手がジンジンする感じでしびれ、感覚が鈍くなります。特に手の内側、親指から薬指にかけて強く症状がでます。しびれがあるので他の問題と違って小銭を出すなどの細かい作業が出来なくなります。

手首の痛み ドゥケルバン病

ドゥケルバン病はよく腱鞘炎(けんしょうえん)と言われ問題になる疾患です。手の細かい動きで痛みのでる腱鞘炎(けんしょうえん)は、何かと痛みを出す厄介な問題でもあります。早目の対処でひどくしない事が大切です。

手の痛みドゥケルバン病
ドゥケルバン病とは?

ドゥケルバン病は手の痛みを起こす腱鞘炎の中でも多い問題の一つで、発症すると手首の親指側に強い痛みや腫れを起こします。同じように腱鞘炎で手の痛みを起こすものにばね指がありますが、ドゥケルバン病の場合は、ばね指のように引っ掛かりがある事はほとんど無く、痛みだけが起こります。

症状

ドゥケルバン病は、親指の腱に炎症が起き、締め付けられる事で痛みを起こします。締め付けられる場所がちょうど手首の内くるぶし辺りにあるので、痛みや腫れがこの部位を中心に起こります。親指を広げると痛む、上手く動かせないという症状が起き、親指の腱を伸ばすように手首を横に曲げると痛みが強くなります。

どのような人に多いか?

妊娠出産期の女性や更年期の頃の女性に多く起こります。使い過ぎで手首に負担をかけるのも良くなく、パソコン作業で親指をよく使う人やスポーツで繰り返し使っている様な人にもよく起こります。最近では、スマホの使い過ぎなども指を酷使し、手首を痛める原因になるので注意が必要です。

手の痛み へバーデン結節(へバーデンけっせつ)

ここでは、指の痛みの原因となるへバーデン結節についてまとめてみました。へバーデン結節は手の痛みの原因として多くみられる疾患の一つです。痛みのある人は参考にしてみてください。

手の痛みへバーデン結節
へバーデン結節とは?

畑仕事や良く手を使う人の指はごつごつとして関節が太くなっている事がありますが、へバーデン結節はあのような感じで指の関節が腫れて変形する疾患です。指の関節の変形し、触ったり動かしたりすると痛みが伴います。更年期以降の女性に多く、パソコン仕事など手をよく使う仕事についていると起こりやすくなります。

どの様にして起こるのか?

膝の変形と起きている事は同じなので、指もやはり繰り返すストレスや使い過ぎ、繰り返し痛めたりする事で起こります。何度も負荷がかかる事で関節軟骨が破壊され徐々にごつごつとしたこぶの様なものが出来上がっていきます。

リウマチとの違いは?

指の痛みを起こす代表的な疾患にリウマチがありますが、リウマチの場合は、どの指も痛いという様に沢山の指が同時にやられ、関節も下の方の手の平に近いところのものがやられるという特徴があります。へバーデン結節の場合は、逆に指先の方にある関節がやられやすく、全部というよりよく使っている指がバラバラにやられてきます。

関節のこわばり リウマチ

リウマチは、手足腰、色々な関節に炎症を起こし痛みを起こします。しかし腰も膝も手もそれぞれが問題を持っている可能性もあり、見分けが難しいところもあります。ここでは、どの様な症状があるとリウマチが疑われるのか大きくその特徴をあげていきたいと思います。

間接のこわばりリウマチ
朝のこわばり

リウマチが出始めた時の特徴の一つです。色々なところに炎症が起こる疾患なので、身体がだるかったり、食欲が無かったりと一見、風邪のような症状を出しますが、リウマチの場合は、それに朝、手の関節がこわばるという症状がプラスされます。朝起きると指や手首の関節が重い荷物を持った後の様な感じになっており、それが1時間ぐらい続きます。

左右対称の関節の腫れ

手や指、膝、足首などリウマチでは手足の色々な関節に痛みが起こりますが、リウマチの場合はその痛みの多くが左右対称に出るという特徴があります。手足に痛みを出すものには、関節の変形や筋や腱の炎症がありますが、これらは左右同じ様にやられるという事は少なく、どちらか片方かその使い方によって左右に差が出るのが普通です。

3か所以上の関節の痛み

リウマチは、慢性的に関節に炎症を起こす疾患で、初めはこわばりから、徐々に変形して痛みを強くしていきます。リウマチというと指の変形が有名ですが、それら細かい関節も含め3つ以上の関節に同時に痛みを起こしてきます。関節がはれる事で痛みを起こしてきますので問題のある関節は押したり動かす事で痛みを起こします。

リウマチで起こる全身症状

リウマチで起こる関節以外の問題についてまとめてみました。実際、診断をするとなると血液検査などが必要になりますが、リウマチの特徴を確かめるだけでもだいぶ違うものです。リウマチは関節の症状だけでは無く体の色々なところに問題を出してきます。現状を把握し、状態をコントロールしていく事が大切です。

リウマチで起こる全身症状
関節リウマチで起こる全身症状

関節リウマチと言うと先ず関節の変形、腫れ、痛みを思い浮かべますが、リウマチは全身性の病気なのでそれだけでは無く、人によっては血管の炎症や肺や目の炎症、皮下結節などの出来物などが起こる事があります。

血管の炎症

血管の炎症による症状は全身の様々な臓器や神経に及びます。皮膚や爪、毛髪などに広く影響が現れ、手足のしびれやむくみ、指先が白くなる(レイノー現象)といった症状が現れます。中でも心臓の血管にまで炎症が起こるようなものを悪性関節リウマチといい、ここに炎症が及ぶと動悸や息切れ、胸痛などの症状が現れる事になります。

肺の炎症

肺に炎症が起こると水が溜まり、胸が痛むようになります。そこから咳や発熱、息切れや呼吸困難など様々な症状に悩まされるようになり、最終的には肺の機能が著しく低下するようになり状態が悪化していきます。

手のしびれを起こす原因

手のしびれと言うと首のヘルニアがまず思い浮かびますが、それ以外にも神経が乗り越えていかなければならない場所は多くあり、それぞれにしびれが出る可能性があります。中には問題を合わせて出しているという事もあるのでよく確認する事が重要です。

手のしびれの原因
首や胸での締め付け

この部位での締め付けの問題は、胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれ、首の筋肉やろっ骨、胸の筋肉が関係します。手を挙げる様な動作で締め付けがきつくなるのが特徴で、血管も一緒に締め付けられるのでしびれと一緒に血の気が引いてきます。あまり筋肉のない様ななで肩の女性に多く起ります。

肘での締め付け

ここで神経の締め付けが起るものを肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)と呼びます。肘の内側を通る神経が圧迫を受けるので、小指と薬指の感覚がしびれて無くなり、指を開いたり閉じたりが出来なくなります。よく肘をぶつけた時に手の方まで鋭い痛みが走るというのがありますが、あれがもっと強くちょっとした事でも起こる様になります。

手首での締め付け

手首の所で起こる神経の締め付けを手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)と言います。ここでの問題は、親指から薬指にかけてしびれや痛みを起こし、手首を曲げていたり、手首のところを圧迫したりすると症状が悪化します。使い過ぎなどでも起こりますが、むくみなどの影響も受けやすく、妊娠中や更年期の女性などに多く起ります。最近よく知られる様になってきた肩甲骨ですが、ここは肩のあらゆる問題に関係し痛みの原因となります。その為、肩に痛みがある様な時は、その奥にある肩甲骨の状態を考える事が欠かせません。皆さんも肩に痛みの出た時は、広く背中の方までケアする事を忘れない様にしましょう。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

ここでは、首や腕の痛みとしびれの原因となる胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)について紹介します。胸郭出口は、ヘルニアや頚椎症などとは違い比較的若い女性に多いというのも特徴の一つです。思い当たる事がある様な人はご注意ください。

胸郭出口症候群
胸郭出口症候群とは?

神経が首から腕に行く時に狭い場所で挟み込まれ、腕や首に痛みやしびれを出すものを言います。狭くなっているのは、鎖骨の下とそれの上側と下側の3つになりますが、これらの場所の事を胸郭出口と言っており、ここが締め付けられるので胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)と呼ばれています。

締め付けられる3つの場所

鎖骨の上の首のところはねじる動作で狭さを増し、鎖骨から下のポイントでは、腕を上げたり、胸を開くような動作で絞扼が強くなります。これらの動きで症状が増悪したり、首の付け根の所を圧迫したような時に症状がひどくなるようだとこの問題が疑われます。

症状

胸郭出口症候群は、腕や首の動きによって症状の強さが変わります。つり革につかまる動作や高いところに物をのせるような動作は締め付けがひどくなり症状が強くなります。腕の外側と手の小指側にそってうずく様な時には刺すような痛みが生じます。痛みに合わせてしびれも出てくるので物を握る事が出来なかったり、細かい手の動きが出来なくなります。

手首をそった時の痛み テニス肘

テニス肘
テニス肘とは?

テニスをする人に多くこの問題が起こる事から名付けられた肘の外側にでる痛みです。バックハンドの様に手首をそる動作をした時に痛みが起こりやすく、手首をずっとそっているパソコン入力や細かい手作業をずっとしている様な人に多くみられます。

症状

安静にしている時は痛みはそうでも無く、肘や手首を使った時に痛みが強く出ます。タオルをしぼる時やペットボトルのふたを開ける時、ものを持ち上げようとした時などに痛みが起き、その作業を続けられなくなります。

注意点

一度起こると長引きやすく、クセになりやすいのがテニス肘の厄介なところでもあります。痛みの強い時のアイシング、使う前のストレッチなどを良くすると共に首や背中など広く身体の状態を整え、肘に負担が集まらないようにしていく事が重要です。

肘の内側の痛み ゴルフ肘

ゴルフ肘
ゴルフ肘とは?

ゴルフ肘は、肘の内側に炎症が生じる事でスイングの時や荷物を持つ時などに痛みを起こす問題です。繰り返し負担を掛ける使い方をしていたり、肘の角度が悪かったりすると起きやすいと言われています。

症状

肘の内側の骨には手や手首の動きに関係する筋肉がついているのでそういった場所が使われる動きをすると痛みが起こります。また、ゴルフ肘は、腱が骨に付くところが一番やられるので、内側の骨の辺りには、押すと強い痛みがあるのも特徴の一つです。

注意点

ゴルフ肘の様な細かい筋肉の付く場所の問題は、長引きやすく一度起こると中々良くなっていきません。治療をする時は痛みを起こしている肘だけでは無く体幹部や姿勢など広く身体の調子を整える事が重要です。

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