更年期の体調不良

ここでは、更年期に起こる体調不良について紹介していきます。

 

更年期障害とは

更年期とは45才~55才の約10年をいいます。この時期女性は、徐々に卵巣の働きが低下しついには月経が止まります。脳が指令を出しても卵巣から出る女性ホルモンは出なくなり様々な症状を起こします。この時期に起こる症状の事を更年期症状といい、日常生活にまで支障をきたすような重いものを更年期障害と呼んでいます。症状は大きく次の3つに分けられます。

更年期障害の症状

精神神経症状

更年期には、のぼせや発汗などの症状だけでは無く、イライラや憂うつ、不安感など精神症状も一緒になって起こります。中でも憂うつ感は閉経女性の4割に認められるなど中心となる症状で、あまり強い抑うつ感や意欲が出ないなどの状態が続く場合はうつ病の疑いも出てくるので注意が必要です。

自律神経症状

更年期障害として知られる症状の殆どがここの問題になります。体の中に熱がこもってのぼせたり、体温の調節がうまくいかなくなって急に汗が出たり、発汗のコントロールが効かないのも自律神経の乱れから起こります。その他にも動悸や不眠、息切れ、たちくらみ、食欲不振などもここと関係して起こります。

体性神経症状(たいせいしんけいしょうじょう)

この時期に合わせて出る腰痛や肩こりだけでは無く、夜寝ている時に足に虫が這っている感覚があったり、ほてった感じがして落ち着かないなどのむずむず脚症候群なども末梢神経が関係して起こる一つの症状だと言われています。どれも更年期以外にも出る可能性があるものなので更年期の時期に合わせて出てくるという事がポイントになります。

日本産婦人科学会のチェックリスト

更年期にあらわれる症状についての項目が以下のものになります。当てはまるものが多いほど症状が重いという事になります。

・顔がほてる

・上半身がほてる

・のぼせる

・汗をかきやすい

・夜なかなか寝付かれない

・夜中に眼をさましやすい

・興奮しやすくイライラする

・いつも不安感がある

・神経質である

・くよくよし、憂うつな事が多い

・疲れやすい

・眼が疲れる

・物事が覚えにくかったり物忘れが多い

・胸がどきどきする

・胸がしめつけられる

・頭が重い、痛い

・肩や首がこる

・背中や腰が痛む

・腰や手足が冷える

・手足(指)がしびれる

・最近、音に敏感である

更年期障害と自律神経

女性の50歳前後に起きる閉経にかかわる期間を更年期と呼び、この中で他の病気にともなわない症状を更年期症状と呼んでいます。更年期障害の主な原因はエストロゲンという女性ホルモンの低下でこれに、精神的ストレス、生活環境、加齢など様々な要素が加わる事で症状が出る事になります。

更年期障害と自律神経

自律神経とエストロゲン

卵巣にあるエストロゲンは、自律神経の中枢と同じ視床下部から指示を受けます。それが指示を出しても卵巣が働かない状態になると混乱が起き、症状に繋がります。その為、更年期障害でも自律神経失調症と同じような症状を出すという事になります。

症状

更年期障害の症状は、大きく3つ。のぼせ、汗、冷え、動悸、胸の痛み、息苦しさ、頭痛、めまいなどの「自律神経失調症状」、イライラ抑うつなどの「精神症状」、腰痛、食欲不振、皮膚のかゆみ、頻尿など「その他の症状」です。症状が多岐にわたる為、自己判断で放っておかれる事もあるこれらの症状ですが、中には病気があって出てきているものもあります。あまり重かったり長引く場合は、一度、病院で診てもらう事も必要です。

更年期に起こりやすい症状

涙もろい

年をとると涙もろくなるものですが、感情というのはホルモンバランスとも大きな関係があります。更年期というのは、体が大きく変わる時であり、病気とまではいかなくても感情の波が大きくなりがちです。あまりひどい場合はただ年だからというのではなく、身体が原因の事もあるので注意が必要です。

涙もろい

症状

更年期は45歳から55歳に起こる女性ホルモンの変化で、のぼせや急な汗、イライラや情緒不安定など色々な症状を出します。涙もろさもこの中の一つで、ちょっとしたことでクヨクヨしたり、涙が出やすくなったりします。身体的にもだるく眠くなったりするのでやる気が起きず、些細な事で悲しくなったり、気分が落ち込んだりします。

うつ病

泣くという行為は、ストレスを発散し、不安を解消する作用があります。その為うつ病の初期段階では、自然に涙が出たり、些細な事で涙が止まらなくなるという症状が出ます。更年期障害もいきすぎると更年期うつ病と呼ばれるものに変わっていきます。あまり涙が出るような時は早めの対処が重要です。

イライラ

イライラには、気持ちやストレスからくるものだけでは無く、ホルモンや自律神経からの影響も受けているところもあります。ここでは、イライラを引き起こすホルモンについて紹介していきます。イライラが続くような場合は、気持ちだけでは無く、生活を変え体調を整えるのも一つの方法です。

イライラ

ストレスのホルモンについて

本来、人はストレスに対抗しようとするとノルアドレナリンが出てそれに対抗しようとするのですが、時間がたちだんだん身体もくたびれてくるとホルモンも上手く対応できなくなって、イライラしたり、ちょっとした事で気分が落ち込むなどの問題が出る様になります。

女性ホルモンの影響

月経前症候群(PMS)や更年期障害などで女性ホルモンのバランスが崩れるとイライラするなど情緒不安定になる事が知られています。女性ホルモンには、体をリラックスさせたり、感情を穏やかにする効果があると言われています。

男性にも起こる更年期

最近、男性の更年期が問題になっていますが、男性ホルモンのアンバランスもイライラを引き起こす原因となります。男性も40~50代になると男性ホルモンであるテステステロンが減少し始め、集中力の低下ややる気の減退などに合わせイライラするなどの気持ちの問題が出る様になります。

物忘れ

年をとると自然と物忘れが多くなるものですが、あまりひどい物忘れは、その背景に病気がある事もあります。脳の問題ではアルツハイマー病が有名ですが、ここではもう少し若い、更年期頃でも起こる可能性のある物忘れについてまとめてみました。

物忘れ

若年性健忘(じゃくねんせいけんぼう)

若年性健忘症は、若い世代に見られる記憶障害です。強いストレスや外傷をもとにして起こり、脳を検査しても特に異常が見つからないのが特徴です。聞いたことをすぐに忘れてしまったり、昨日の食事なども思い出せなくなります。

ADHD:注意欠如多動性障害(ちゅういけつじょたどうせいしょうがい)

ADHDというと子供の問題と思われがちですが、大人でも問題は無くならず日常生活に様々な影響を及ぼします。物忘れの他に、片づけが出来ないなどの不注意、落ち着いてじっとしていられない、思いついたら我慢が出来ないなどの問題を合わせ持つような場合は注意が必要です。

うつ病

うつ病は、気分の落ち込みや体のだるさといった問題だけでは無く、物忘れも起きやすくなります。無気力や思考制止といった状態は、頭をボーっとさせ、集中力の低下、物忘れを招きます。うつ病による物忘れは、病気によって起こる問題なのでうつ病の回復に合わせて改善されていくのが特徴です。

むくみ

むくみは、見た目が悪いだけでは無く冷えやだるさといった問題にもつながります。むくみはそれだけで体重を1~2㎏変えると言われます。ここでは、なぜ女性にむくみが多いのかその原因をあげていきます。普段から体に気を使い体調を整えむくみの無い体を目指しましょう。

むくみ

筋肉量が少ない

心臓から送り出され手足の先までいった血液は、血管や心臓の働きだけでは無く回りの筋肉の力によって押し戻されています。女性は全体的に筋肉の量が少ないのでこの力が弱くなります。戻す力が弱くなると手足先にいつまでも水分がとどまるため、むくみが起きやすくなります。

冷えやすい

女性は、筋肉の量が少なく、皮下脂肪も厚くなりやすい体の構造をしているので、エネルギーが燃焼しにくく、男性に比べると冷えになりやすくなっています。冷えは、血流を悪くし水分の戻りを悪くするので、その様な時は一緒にむくみも起こりやすくなります。

ホルモンの影響

女性の体は生理の周期に合わせて女性ホルモンの量が変わりますが、この様な時は尿の量が減り、体に水分をため込む様になります。妊娠中もホルモンの影響で体がむくむのですが、女性にむくみが多いのはこの様な事も影響しています。

口の乾き ドライマウス

ドライマウスは、唾液が減少する事で口の中が乾き、食事がとりにくくなったり、口臭が気になるといった問題を引き起こします。この症状は女性に多く、3ヶ月以上続く様なものはドライマウスとして診断名がつきます。

口臭の原因

症状

唾液には、食べる、飲む、話すなどの他に虫歯や歯周病を防ぐ役割もあるので唾液が出ないとこれらの行為がスムーズ出来なくなるなどの問題を起こし、ひどくなると乾きだけでは無く、痛みやただれ、ひび割れ、出血などの症状も出てくるので注意が必要です。

原因

ドライマウスには、年によるもの、薬の副作用、かむ力の低下が主に関係していると言われています。病気では、糖尿病や更年期障害によって起きている可能性があります。まずは病気や服用中の薬の確認をし、その上でよく噛む様にするなどの対処をする事が重要になります。

ぼうこう炎

膀胱炎は膀胱が細菌に感染しておこる炎症です。かかるとおしっこはにごり、痛みやにおいがきつくなるなどの問題を起こします。特に女性は外から膀胱までの距離が短いので感染を起こしやすく、クセになる人は何度も繰り返し起こすので注意が必要です。膀胱が炎症を起こしているので刺激に過敏になり、痛みや不快な症状に繋がります。痛みは排尿の終わりに出るのが特徴で、ヒリヒリするとか焼けつくようなという痛みを出すようになります。トイレに何回も行きたくなったり、しおわっても残っている感じがあるなど不快な症状が起こります。

ぼうこう炎

三大症状

1、排尿痛(はいにょうつう)

おしっこをする時やし終わる時に熱いさしこむ様な痛みが起きます。ぼうこうの中に炎症が起きているので、尿が出きって内容物が無くなる時に粘膜が刺激され痛みが起こります。

2、頻尿(ひんにょう)

ぼうこうの粘膜が刺激されるのでおしっこが溜まってないのにトイレに行きたいと感じます。だいたい一日の平均回数が5~6回なのでそれよりも多い様な場合は、頻尿があると考えられます。

3、尿のにごり

普通に傷が出来た時と同じく、白血球の残骸や分泌物、はがれた粘膜などが尿に混入します。細菌があり炎症がある間は、普段より透明度が無く、にごった感じのおしっこが出るようになります。

この他にも症状がすすむにつれて、残尿感(ざんにょうかん)や血尿(けつにょう)など不快な症状を出すようになります。

注意点

ぼうこう炎は、女性に多くみられ、人によってはクセになってしまって何度も繰り返す事もある疾患です。原因のはっきりするものだけでは無く、検査で何も出てこないのに、頻尿や、排尿時の痛み、下腹部のスッキリしない感じがあるという事もよくあります。まずはしっかり病院でみてもらう事ですが、自分でも冷えや生活習慣など身の回りの事を整えて抵抗する力を付ける事が大切です。

 

自分で出来るぼうこう炎対策

女性の5人に1人はかかると言われるぼうこう炎ですが、一度治っても再発する事も多く、薬だけでは無く普段からの取り組みが大切な疾患でもあります。中には慢性的にぼうこう炎を起こしなかなか抜けていかないという事もあります。しっかりと対策をしてこじらせないようにしましょう。

ぼうこう炎対策
冷やさない事

女性にとって冷えは大敵で多くの問題の原因となりますが、ぼうこう炎でもこれは同じでクーラーの当たり過ぎで症状がひどくなったなどという話はよくある話です。血行不良や抵抗力の低下は、細菌の繁殖を助長し、症状をひどくさせます。下腹部が冷えないように冷えないように工夫が必要です。

コーヒーなどの刺激物をさける

ぼうこう炎の症状の一つに頻尿(ひんにょう)というものがあります。コーヒーや紅茶、アルコールなどの刺激物は、尿量を増やさず回数だけを増やすように働き症状をひどくします。ぼうこう炎の時は、刺激の無い水分を多く取り細菌を洗い流す様にする事が重要です。

尿意を感じたら 我慢しない

尿意を感じているのに我慢していると、ぼうこうが持っている抵抗する力が弱くなり細菌の繁殖を助ける事になり、ひどくすると腎臓にまで細菌が上っていく怖いものでもあります。ぼうこう炎の時は、こまめにトイレに行くなど我慢しない様にする事が大切です。

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