肩こりについて

ここでは、肩こりについて隠れている病気や原因となる筋肉について紹介していきます。

肩こりと病気

肩こり、日本人の4分の1の人が経験する症状です。体の中でも色々なところと関係していて姿勢や疲労だけでは無く色々な病気によって症状が左右されます。色々な年代に起こる肩こりですが、若い人と中高年では、起こる原因もひどくなる要因も変わってきます。まずは、自分の状態をよく知り、それに合わせた対処をしていく事が大切です。

肩こりと病気
高血圧(こうけつあつ)

高血圧は、血管が固くなり血流がスムーズにいかなくなる事で起こります。何も症状無く進む人もいますが、そうじゃない場合は、頭痛や耳鳴り、肩こり、めまいを出し、ひどくなると動悸、むくみ、胸の痛みなどに発展していきます。高血圧によるものは、ひどくなると心臓や脳など危険なところに影響が及ぶ事もあるので注意が必要です。

自律神経失調症(じりつしんけいしっちょうしょう)

自律神経は体の内外の刺激や環境の変化に自動的に反応しています。急に驚いたときに身体が固くなったり、心臓がドキッとなるのがこの働きです。そのバランスが崩れて自律神経失調症となりますが、そういう時に出る肩こりは、それだけでは無く多汗、息苦しい、動悸、口の渇きなど色々な症状も合わせて出すのも特徴の一つです。

更年期障害(こうねんきしょうがい)

女性は、年をとると卵巣機能が衰え閉経をします。この時、のぼせやホットフラッシュ、発汗異常などホルモンバランスの乱れからくる様々な症状を起こすのが更年期障害です。全体的にのぼせるような症状を多く出すので肩首も自然とつまりやすくなります。

肩こりと内臓

肩こりは、よくある事なのであまりどの様な問題があるのか深く考える事がありません。ここでは、肩に痛みを出す内臓を紹介していきます。

肩こりと内臓
心臓

心臓はみぞおちの少し左よりのところにあるので、ここでの問題はみぞおち、左胸、背中の左側の痛みとなってあらわれます。近い場所だけでは無く左肩や左腕やアゴ、耳といったところにも痛みが出るので、肩こりや胃の痛みなどと間違われる事があります。病気としては、心筋梗塞や狭心症、動脈硬化などがあげられます。

胆のう

胆石や胆のう炎など胆のうに問題がある時は、右肩の痛みとなって症状が出る事があります。胆のうは、右のろっ骨の辺りに位置するのでみぞおちから右のわき腹、右背中にも痛みを出してきます。痛みは、油ものを食べた後に起こる事が多く、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

すい臓

すい臓は胃の裏にあるので、腹部を中心とした広い範囲の痛みを出してきて、左肩や背中、みぞおちや左わき腹にも痛みを出します。お酒が一番の原因で、ひどくなると吐き気や下痢などの症状を伴うのが特徴です。背中や左肩の痛みと言うと胃や心臓の痛みと似たところがあるのでどうしたら悪くなるのか、いつ悪くなるのかなど経過をよく見て判断する事が重要です。

この他、胸の中にある肺なども肩に痛みを出してきますが、離れた場所になるとこの3つになります。すい臓のところにも書きましたが、内臓の痛みは、いつ・どこで・どのように、という事が大切になります。疑わしい時は、まずはその様なところから見直してみてください。

肩こりで起こる変化

肩こりや腰痛というのは慢性化しやすく、一度そうなると中々抜け出せません。肩や首が慢性的に悪い状態だとどの様な問題を引き起こすのか、大きく3つに分けて紹介していきます。

肩こりで起こる変化
椎間板(ついかんばん)の損傷

椎間板は背骨の骨と骨の間にあるスポンジ状のクッションです。ずっと首がこわばった状態で、クッションがつぶれたままだとそこにやがてそこにひびが入り、クッションの中身が飛び出すようになります。これが、椎間板ヘルニアです。これが大きく飛び出し神経にあたる様になるとしびれや痛みを出し大きな問題となります。

骨の変形

椎間板のクッションがつぶれた状態だと、それに合わせて張ってあった回りの靭帯がグラグラと不安定な状態となってしまいます。そういう状態が長く続くとそれが骨への刺激となって安定させようと増殖してきます。これがよく言う骨の出っ張りや背骨の変形と言われるものです。これも神経のすぐ近くで起きる変化なのでしびれや痛みの原因となります。

筋の緊張

椎間板や骨がこの様な変化を起こしていく中で筋肉は常にそれを支えています。グラグラと不安定なままでは危ないので常にそれをしっかりさせているのです。すると、それがやがてコリとなり、それ自体が痛みを発する様になります。元々頭を支える事で緊張していた首や肩の筋肉が骨や椎間板のくたびれにともなって慢性的に痛みの元となっていきます。

慢性的なこりの中ではこの様な変化が起きています。小まめに動かし悪循環を起こさない様に注意をしましょう。

肩甲骨と肩こり

最近よく知られる様になってきた肩甲骨ですが、ここは肩のあらゆる問題に関係し痛みの原因となります。その為、肩に痛みがある様な時は、その奥にある肩甲骨の状態を考える事が欠かせません。皆さんも肩に痛みの出た時は、広く背中の方までケアする事を忘れない様にしましょう。

東洋医学からみた腰痛
腕を支えている

肩は、腕の骨と肩甲骨によって出来ています。肩が痛い時はグルグル腕を回したりしますが、その時それを体側で支えているのが肩甲骨になります。その為、肩甲骨の動きの異常はそのまま肩関節の異常となってあらわれ、肩の痛みにつながってきます。肩甲骨が動かなくなれば肩は一方ではつまって炎症を起こし、一方では引き伸ばされて痛みをだす事になります。

肩の筋肉がつくところ

腕の骨が肩甲骨に支えられる様に、肩にある筋肉もその多くが肩甲骨に付着しています。肩が痛い時は、痛いところを押さえたり揉んだりしますが、その筋肉は奥の方では肩甲骨に繋がっています。痛いところだけでは無く、肩甲骨の方まで広くアプローチしていく事で痛みはより抜けやすくなります。

肩の負担を逃がすところ

肩と似た関節に股関節がありますが、腕はそれよりも動きが大きく、肩甲骨もじっと支えるだけではいられません。実際に肩甲骨は支えながら動くという複雑な動きを強いられ、色々なところに色々な角度での負担がかかる様になります。よくこすれる場所はクッションがひいてあったり、補強されたりしているのですが、それでも負担が勝れば痛みとなります。

肩こりの筋肉 上部僧帽筋(じょうぶそうぼうきん)

肩こりの筋肉
場所

僧帽筋は、背中全体に大きくひし形に張る筋肉です。その中でも上にあり肩に張るものは、上部僧帽筋(じょうぶそうぼうきん)と呼ばれ首から肩に向けて三角形に張っています。よくスポーツ選手などでなで肩に見える人がいますが、そういう人はこの上部の筋肉がよく発達している証拠です。

働き

上部僧帽筋の働きは、肩を持ちあげ、首を支える事です。ただ、肩や首に関する筋肉というのは、他にも多くあり、これだけという事ではありません。上部僧帽筋はその中でも一番大きいので他の筋肉の足りない分や疲れてしまった時など力を貸す事になります。つねに緊張していたり、何かと凝りやすいというのはこういう事も関係しています。

ツボ

上部僧帽筋にある代表的なツボに肩井(けんせい)というものがあります。ちょうど首と肩の中間にあり、押すとコリコリとした塊りにふれます。僧帽筋は色々なところの影響を受けているのでここにはりをする事は、ただ筋肉を楽にするというだけでは無く広く全身に影響をあたえる事が出来ます。

肺がん

肺の問題は、肩や背中に痛みを起こし、手にしびれを起こします。特に肺の末端に出来るがんは、症状がでにくく、出る症状もセキや痰といったあいまいな症状だけで発見が遅くなる事もあるので注意が必要です。

肩こりと肺がん
肺がんについて

肺がんは場所によって症状の出方が異なります。まだ太い管のある根元に近い部位にできた場合は、症状が起こりやすく、咳や血の混じった痰、ゼーゼーと呼吸の時に音がするなどの症状を出します。一方、肺のきわ、より末端に近いところにできた場合は、見つかりにくく症状も根元のものとは違った症状を出すようになります。

肺がんによる手のしびれ

肺の末端にできるがんの症状は、肺の外にまで広がった時に起こす胸の痛みです。色々な部位にできますが特に肺の先端、頭の部位から上に出ると手に行く神経を障害し、腕の痛みやしびれを引き起こすようになります。この様ながんをパンコースト腫瘍と言います。

見つかりにくい肺がん

パンコースト腫瘍の症状

パンコースト腫瘍は、肺の先端、鎖骨辺りの痛みや腕のしびれ痛みを起こすだけでは無く、進むと背骨の横の交感神経も侵し、汗をかかなくなったり、まぶたが落ちて目が細くなると言った症状も出すようになります。

肩こり対策の基本

首の痛みや肩こりと言うのは一般的過ぎて、ちょっと対策をと思ってもどれをして良いのか分からないぐらい情報があります。ここではその様な情報の中でも共通して言われる事についてまとめてみました。急にひどくなったものやあまり頑固な肩こりについては、広く生活全般についての見直しが必要となりますが、まずは出来る事から少しづつ積み上げていきましょう。

肩こり対策
長時間おなじ姿勢でいない

首から肩というのは、約10㎏もある頭を支えるという事で常に働く事を強いられています。ただでさえ重たい頭をじーっと支えるのは大変な事です。同じ姿勢を続ける事は首の痛みを起こす原因となります。定期的に首を休ませ一つの所に疲れが集中しない様にしましょう。

正しい姿勢をとる

首は通常、前方にゆるくカーブをえがく事でバネのように働き、頭の重さを逃がしています。背すじを伸ばしてあごを引く、いわゆる正しい姿勢はこの首のカーブを生かし首や肩の負担を減らす事が出来るものでもあります。首の角度は下を向き、倒れれば倒れる程負担が増します。なるべく頭を上げ首や肩の負担を減らすようにしましょう。

冷やさない様にする

冷えというのは、手足・腰、どこにあっても良いものではありませんが、こりに関していえば、血行を悪くし、痛みの物質を首肩にとどまらせる事で症状をひどくさせる原因となります。また、首すじを冷やす事は、自律神経にも影響を及ぼし首の緊張を強くさせます。肩こりをひどくする原因は姿勢や使い方だけでは無くこの様なところにもあります。普段から気を付け症状の悪化させない様に注意しましょう。

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