息苦しい

息苦しさと鍼灸

呼吸が浅い、息が深くすえない、胸が苦しい、のどが詰まるなど呼吸に関する問題というのは意外と多くあるものです。

鍼灸でも毎日いろいろな患者さんをみますが、息苦しさというのは、ただそれだけが辛いのではなく発作が気になったりすぐ疲れたりする事で生活の幅を狭めるものでもあります。

ここでは、呼吸器に問題がある時に気を付けたい疾患とせきや息苦しさの原因となる疾患について紹介していきます。

肺がん

肺がんと鍼灸

肺がんは、がんの中でも最もかかる人が多い疾患です。進行が早いわりには見つかりにくいがんで治療も遅くなりがちです。肺がんというと咳や胸の痛みが起こるイメージがありますが、初めの内は何も症状が無い事もあり、あっても風邪と間違われる事があるので注意が必要です。

症状

肺がんの初期は、長引く咳と血痰、息切れ、胸の痛み、発熱などが起こります。がんの咳は乾いた感じの空咳が出るのが特徴で咳は長引きます。がんが長くなってくると咳や痰といった呼吸器の症状だけでは無くがんによる体のだるさや食欲低下、体重減少などの問題も起きてきます。

注意点

肺がんは、端の方に出来るものと胸の中心、気管支の近くにあるものでは症状の出方が異なります。中心型のものの場合は早期から咳や血痰などの症状が出てやすくがんも比較的発見されやすいのですが、肺の末端で起こるがんはほとんど症状を示さず発見も遅くなりがちなので検診など普段から注意しておくことが重要です。

COPD慢性閉そく性肺疾患

慢性閉そく性疾患

もともとは、慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)や肺気腫(はいきしゅ)と呼ばれていたものです。肺に炎症が起き、一度ひどくすると喘息などとは違って中々元の状態に戻る事が出来ません。患者数は年々増加しており、40歳以上の約10人に1人がCOPDの疑いがあると言われています。

症状

肺の機能が極端に制限されるのでちょっとした日常の動作でも息切れがし、風邪をひいているのでも無いのにせきや痰が止まらなくなります。ひどい状態になると外出する事も出来ず、入浴などでも息苦しくなるようになります。

注意点

COPD(慢性閉そく性肺疾患)で怖いのは、急性増悪といって風邪やインフルエンザによって一気に病状が進む事です。少しの痰やセキがあっても大した事無いと放っておかれる事が多いCOPDですが、病気はその様な中で進行していき、風邪などきっかけを持って状態をこじらせます。おかしいと思う場合は早めの検査が重要です。

過呼吸症候群(かこきゅうしょうこうぐん)

過呼吸症候群と鍼灸

過呼吸症候群は、突然の息苦しさを覚え呼吸の荒くなるものです。若い女性に多くストレスや緊張などが引き金となって症状を起こします。過換気症候群(かかんきしょうこうぐん)とも呼ばれます。

症状

発作中は、息苦しさに加え、不安や恐怖といった感情も強く出てきます。酸素が過剰になる為、口や手足のしびれ、脱力感が起こる他、指が痙攣した様になったり、めまいや頭のぼーっとする感じ、動悸や胸の圧迫感なども伴う事があります。

注意点

過呼吸症候群は、落ち着いて対処すれば、特に後遺症もなく、しばらくすれば自然と治まるものですが、発作中は、口や手のしびれや脱力感など身体症状も出るのでそれが余計に恐怖をあおり気持ちを高ぶらせます。発作が出た時は、気持ちを落ち着かせて冷静に対処する事が重要です。

気胸(ききょう)

気胸と鍼灸

肺に穴が開いてしまう病気で、自然に起こるものと慢性気管支炎(まんせいきかんしえん)など病気に引き続き起こるもの外傷によるものなどがあります。気胸(ききょう)が起こると穴から吸い込んだ空気がもれ、思う様に膨らまなくなる事で痛みや息苦しさを引き起こします。

症状

気胸(ききょう)が起こると胸痛、咳、息切れ、呼吸困難などの症状が突然起こります。片方だけでも苦しいものですが、両方同時に起こると血圧が下がりショック状態を引き起こす事もあるので起きてしまった場合は早めの処置が大切になります。

自然気胸(しぜんききょう)について

気胸は、肺がんや肺気腫など原因となる病気が無くても起こる事があります。この様なものを自然気胸と呼んでいますが、これは10代から30代の若い世代の男性に多く、一度起こすと再発を繰り返します。また、気胸を起こす患者の7割は、喫煙者という事もあるので条件に当てはまる様な方は注意が必要です。

気管支炎(急性・慢性)

気管支炎と鍼灸

ウイルスや細菌などの感染により気管支に炎症を起こし、咳や痰が続くものをいいます。気管支炎には、風邪やインフルエンザなどにかかった時に起こる急性のものと、喫煙やハウスダスト、大気汚染など刺激となるものがあって咳や痰が続く慢性のものがあります。

急性気管支炎について

急性のものは、風邪から悪化して起こる事が多く咳、痰の他に発熱、食欲不振、だるさ、胸の不快などを起こします。こじらせなければ予後は良好ですが、長引く場合は肺炎などの問題を起こしていないか良く診てもらう事が必要です。

 

慢性気管支炎について

慢性気管支炎がある人は、風邪やインフルエンザなどのきっかけが加わる事で一気に状態が悪化する事があります。また、普段から肺が弱っているので風邪やインフルエンザから肺炎になりやすかったり、さらに重い病気を起こしやすいという問題もあります。肺の状態を普段から気使い、風邪などもひかない様にする必要があります。

喘息(ぜんそく)

喘息と鍼灸

喘息は、最近増えている疾患の一つです。PM2.5による大気汚染や長時間勤務による過労やストレスの増大などが要因となり、1960年代の頃に比べて子供で6倍、大人で3倍とその数を伸ばしています。

原因

喘息には、ダニやハウスダスト、食物や花粉などのアレルゲンとなる原因物質の他、たばこや薬、過労、ストレスや運動などでも発作が引き起こされます。中には、風邪薬などにも含まれるアスピリンに反応して喘息を起こすアスピリン喘息などもあるので注意が必要です。

症状

一見、風邪の咳と見分けのつきにくい事もある喘息ですが特徴的なのが夜間から明け方にかけての咳や喘鳴です。他にも季節変わり目にひどくなったり、天候が悪い時や変わりやすい時、ストレスや疲れによってひどくなるというのも喘息の特徴になります。喘息は、アレルギーで出てくるものだけでは無く、風邪の後、咳がこじれて出てくる様なものもあります。しっかりと症状を観察し対処する事が重要です。

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