不妊と鍼灸

不妊と鍼灸

不妊症で来られる方では、色々対策を取っているが何が効いているのか分からず、何をして良いのか分からないという事を良く聞きます。

冷えが悪いという事が分かっていてもなかなか良くなっていかない、対策を取っているが良くなっているのかどうか分からないなど、温めれば良いと分かっていても中々その方法が難しく定まりません。

ここでは、冷えに対する対処のポイントとその対策について紹介していきます。

不妊鍼灸と腎について

不妊鍼灸と腎

不妊治療に関しては、鍼灸では腎という場所が問題の中心になります。腎は、生まれてから年をとるまで徐々に盛衰し、男は8の倍数、女は7の倍数でそれぞれ節目を生じます。

女性の場合は14歳で初潮、受胎能力を持ち、28歳で体のピークを迎え、49歳で閉経し受胎能力を失うと言われており、だいたいこの様に進んでいきます。

 

不妊は鍼灸では腎と関係があると考えます。

今では、これらは女性ホルモンの働きによって説明されますが、鍼灸では機能や働きの面からこれらの状態を腎の問題として考え治療に役立ててきました。

不妊によいツボというのは色々ありますが、それも使いようです。何事も一つの事だけでは無くバランスの中で見ていく事が大切です。

腎の問題は、生まれつきの体質などにも深くかかわり、ここの弱い人は、体の発育が悪かったり、生理不順、足腰が冷えやすいという問題を出しやすくなります。

 

全体のバランスを取る事も重要なポイントです。

不妊治療では、腎を強くし足腰を温める事で妊娠する力を強くしようとしますが、実際には「不妊があります」とそれだけで来る人は珍しく、色々な不安や不調をかかえて来院される方がほとんどです。

その為、ただ腎に係わるツボを使うという単純な治療では無く、他との関係を考えうまくバランスをとっていくなど全体的に調子を整える事が多くなります。

不妊によいツボというのは色々ありますが、それも使いようです。何事も一つの事だけでは無くバランスの中で見ていく事が大切です。

 

冷えと不妊について

冷えと不妊について

冷えは、さまざまな体の不調の元になるだけでは無く妊娠にも影響を及ぼします。東洋医学の中でも昔からお灸を使って体を温めるなど冷えは子宮に良くないとされ治療されてきました。

東洋医学では、赤ちゃんを陽の気の結実したものとしてとらえます。その為、体が冷えている状態=陽気不足は、不妊という状態を招き赤ちゃんを授かりにくくすると考えるのです。

現代医学的にも、冷えは卵巣の働きを落としたり、子宮内膜の状態を悪くするので良くないとされています。赤ちゃんが欲しいのになかなか出来ないという場合は、こういう問題が関係している事もあります。体質の深いところにかかわる冷えの問題は、やってすぐにとはいかないものですが、やった事は必ず体に反映されます。まずは出来る事からはじめていく事が大切です。

不妊症体を温める時の要点

体を温める時の要点

不妊の時の大きな問題点は、体の冷えです。その為まず温める事が大切になります。しかし温めてもすぐ冷えが戻ってきてしまったり、なかなか上手く温まらないという事もよくあります。

冷えというのは一種のバランスの悪さで、体の働きにかかわる自律神経なども大きくかかわっています。ストレスがあり、体が緊張している状態では血管も引き締まり血流ものびやかにはいきません。疲れや寝不足が溜まっていても同じです。

冷えとは?

冷えは、ただの血流の悪さでは無く自律神経の乱れでもあります。

実際には、症状の出方も手足の冷たさとして症状をあらわすだけでは無く、冷えのぼせのほてりだけあらわれていたり、便秘という症状だけ訴えている事もあります。もちろん冷えがあるので基本の方針は温める事になりますが、根本は自律神経の乱れ、体のバランスの悪さです。その為、治療ではここを第一に考えて体を整えていきます。

自分でも生活習慣を整えたり、弱いところを補ってみたり、自然治癒力が高まる様な生活を心がける事がまずは重要です。温めているのに中々良くならないという方はこの様な事も考えて生活を改善していくのも一つの方法です。

不妊症に効くツボの選び方

効くツボの選び方

最近は、インターネットが充実しているので不妊症でどこにお灸をすれば良いのかというのはすぐに調べる事ができます。しかし実際には、本当にここで良いのか、効いているのかという事が分からず、手間もあってだんだんとやらなくなっていったりするものです。

本来、ツボというものは、反応のある所にとれば驚くほどの効果を出すものです。その為、私が普段、ツボを選ぼうという時は、その治療に合っているという事もそうですが、そのツボに反応があるかどうかという事をよく確かめるようにしています。私たちはその様なツボの事を「生きたツボ」と言っていますが、良く効かすためには、ただその症状に効くというだけでは無くちゃんとそのツボに反応があるかどうかを確認してから使う事が大切になります。

反応のあるツボというのは、押すと痛かったり、変に汗をかいていたり、盛り上がっていたり、逆ににぶい感じしたり、へこんでいたり、何かしらの変化をあらわしているものです。逆にこれが無いようなツボは、使ってもあまり身体に変化を与えません。また、その様なツボに上手くお灸が行われた時は、そこに出ていた反応が消えたり、つやつやとして血色がよくなったりとその後の反応も比較的よくでます。

効果のあるツボの反応
  ツボの状態 触った感じ 上手くいくと
弱っている 凹んでいる、力なく緩んでいる、汗をかいている 押すと気持ち良い 弱っていたところに張りがでて温まる
つまっている 盛り上がっている、熱感がある、固いところを触れる 押すと痛みがある 熱感が取れて、押したときの痛みが無くなる

自分で調べてお灸をするような時は、そのツボがあっているのか、終わってもこれで良いのか不安になるものですが、この様な感じで何か手がかりがあると分かりやすく効果も実感しやすくなります。本やネットをみてこれだというものを見つけたなら、もう一つ、そこに反応があるかどうかという事を確認してみて下さい。ツボを使う時は、ただ症状に良いというだけでは無く身体が欲しているかどうかという事も大切なポイントになります。

タイプ別 冷え症対策

タイプ別冷え対策

エネルギー不足

身体が弱く、あまり外に出て活動する事も無いのでどうしても血流が滞り、冷えに繋がってしまいます。こういうタイプの人は、ショウガやニンニクなど身体の温まるものを食べ、早くに寝る習慣をつける事が大切です。夜更かしは身体を温める為のエネルギーを消耗してしまうので要注意です。

水のめぐりが悪い場合

下半身太りやムクミが強く、便秘などの症状にも悩まされやすいのがこのタイプの特徴です。正しい姿勢を心掛け足に疲れを溜めないようにしたり、ふくらはぎや足のマッサージをするなど小まめなフォローをする事で症状を軽く抑える事が出来ます。また、きゅうり、白菜、昆布など身体の水はけを良くしてくれる食材を取る事も効果的です。

ストレスによる場合

常にストレスにさらされているのでイライラが強かったり、PMS(月経前症候群)などの症状も強く出がちです。なるべく規則正しい生活を心掛け、紅茶やアロマなど香りのある空間でリラックスするのも効果があります。また、気を巡らせる作用のあるシュンギク、ユズ、セロリなどの香りの強い食材を食事に取り入れると身体の力が抜けリラックスする事が出来ます。

毎日出来る 冷え症対策

病気では無いけど、手足が冷えてしびれたり、疲れ、便秘、膀胱炎など様々な症状に繋がる冷えは、昔から万病のもとと言われ対策を講じられてきました。仕事や家庭に忙しい現在女性は、冷えくらいと我慢してしまいがちですが、冷えは放っておくと、不妊や更年期などの問題に繋がってきます。今出ている冷えの症状をやわらげ、今以上にならない為にも今から対策を考えていく事が大切です。

毎日できる冷え対策

体の温まる食材をとる

体質を変えるのには、薬などの特別なものでは無く、普段の生活にかかわる食事の様なものが特に大切になります。本来、健康的な食事というのは薄味でそれぞれの食材の味を生かしたものです。食事では、体の中の熱を生み出す「しょうが、かぼちゃ、黒豆、羊肉」などの食材を使い、旬のものやいろどりのある食卓を心掛けバランスよく食べる事がまず大切です。その他、体を温めるものには、ニンニクや黒ごまなど通年で取れるものもありますので工夫して毎日の食事に取り入れるようにして下さい。

朝の陽気を体に取り入れる

体を温める陽の気は、一日の時間の中では特に朝に多いとされます。朝、日の光を浴びて軽く体を動かすようにすると外にある陽気を体に取り込む事ができ、体を温めるのに役立ちます。いつもより少し早起きをするようにして、体を動かし、温かいものを食べ、トイレに行くなど、時間に余裕を持って朝の時間を充実したものにするようにしましょう。

湯ぶねにつかる習慣をつける

一日の終わりは、シャワーでは無くお風呂を入れてゆっくりと温まりましょう。湯ぶねにつかる習慣をつけることは、体を温めるのに大いに役立ちます。シャワーだけでは、表面は温まっても中々芯まで温まりません。少しぬるめのお湯に浅くゆっくりつかる事で体をしっかり温めるようにして下さい。また、この時自分の好きな入浴剤やアロマなど香りのするものを使うとストレス解消に役立ち更に効果的です。

治療歴20年の豊富な経験と高い技術

はり・きゅう一水堂

お気軽にお問合せください。

お電話でのお問合せはこちら

043-309-4668
住所
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央8-23-1 1F
営業時間
午前 9:00~20:00
休業日
日曜・祝日
 
午前 ×
午後 ×

臨時休診する場合があります。

その他メニューのご紹介

自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症について、生活習慣のポイントと効果の出るツボの選び方を紹介しています。

更年期障害

更年期障害

更年期障害について、治療選びのコツやのぼせ対策について紹介しています。

不妊症

不妊症

不妊症について体を温める時の要点や効くツボの選び方を紹介しています。

お問合せ・ご予約はこちら

はりきゅう一水堂予約

お電話でのお問合せはこちら

043-309-4668

営業時間:9:00-20:00
定休日:日曜・祝日

お問合せ・ご予約はこちら

はりきゅう一水堂お問い合わせ

お電話でのお問合せ・ご予約

043-309-4668

メールでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

千葉市緑区おゆみ野の鍼灸治療院 はり・きゅう 一水堂のご案内

はりきゅう一水堂案内
043-309-4668

千葉県千葉市緑区おゆみ野中央8-23-1

JR鎌取駅から24分、バス停千葉南警察署より徒歩1分