膝の問題について

ここでは、膝の痛みについて、問題や対策を紹介していきます。

膝の痛みの原因

膝の痛みについては、色々な本や雑誌でその対策が言われていますが、あまり複雑だと何がどうなのか分からなくなるものです。膝の痛みには大きくは、次の3つの事が関係していると言われています。

膝の痛みの原因
性別

男性に比べて約1.5倍、女性の方が膝の痛みを起こしやすいと言われています。女性ホルモンの関係もあり、女性は男性に比べるとどうしても筋力が少なくその分膝に負担が回りやすいなどもその理由の一つです。

加齢

膝は、首や腰とは違い、独立した小さい関節で体重をカバーしなければなりません。全体重がかかる膝の関節軟骨は、立ったり座ったりする事で少しずつこすられ炎症の下地を作っていきます。

肥満

歩く時は、普通にしている時に比べて体重の2~3倍の負担が膝にかかると言われています。体重が増えればそれに合わせて膝への負担もだんだんと大きくなっていきます。

膝の水について

膝の水
膝の水はなぜ溜まるのか

膝の水は、炎症によって起こります。膝が悪くなり軟骨がすり減ってくるとそのカスや骨の表面から落ちたかけらが膝の内側を刺激し炎症を起こします。それが原因となって膝の中に水が溜まり、圧迫感や曲げづらさを引き起こします。

水が溜まる事でも悪循環

膝の水が溜まると膝がパンパンになり圧迫されるので血流が悪くなり、老廃物などいらないものも流れていきづらくなります。この様な状態だと痛みのある時に出される物質も一時で終わるのではなく長くとどまる事になるので余計に痛み、炎症が長引きます。

症状

膝に水が溜まると痛みや腫れ、だるさが起こるだけでは無く、お皿を押したときに浮いている様な感じがあったり、曲げた時に窮屈な感じを受けたりするようになります。普通にしている時でも異物感があったり、炎症による熱感を感じます。

リウマチとの見分け方

関節の痛みを出す事で有名なリウマチですが、今一どういうものかつかみきれず膝に痛みのある時などは不安が付きまといます。ここでは一般におこる変形性関節症とリウマチによる痛みの違いをみていきたいと思います。膝に痛みがある様な人は、参考にして一度自分の状態を確認してみてください。

膝の痛みとリウマチ
朝特にひどくなるこわばりと痛み

リウマチの痛み方の特徴に朝のこわばりというのがあります。その為、リウマチの膝の痛みの場合、朝起きて体を動かそうと思った時に特に痛みを感じる様になります。一方、変形性関節症の場合は、朝に限るというのでは無く、動き始めに痛みが強くなるという痛み方をするので、イスから立ち上がった時に痛いとか、しゃがんでいて急に物を取ろうとした時に痛かったなどという訴えになります。

左右とも同じように痛みを出す

リウマチの痛みは、多くのものが両方に起きます。ですので、右膝に痛みを出す時は、左の膝も痛くなり同じような感じでやられてきます。変形性のものでも両方やられる事がありますが、同じように痛くなるというのでは無く、かばっている内にだんだん反対の膝も痛くなってきたという感じで悪くなる事が多く、同時に同じように痛くなるという事は少ないものです。

全体的に関節がやられる

リウマチは、全身に起こる病気ですので痛みが起こるのも一つの関節だけという事はあまりありません。多くのものが3関節以上に痛みを起こすので膝だけでは無く、手や指がこわばって痛いという様になります。また、変形性のものは初期から腫れるという事はあまりないのですが、リウマチの場合は初期から熱をもって腫れぼったく、病状が進む事で赤く熱をもったようになり見た目にも形が変わってきます。

天候の変化と関節の痛み

雨の前は、古傷が痛むなど昔から天気の崩れと関節痛は関係があると言われています。ここでは、天気が崩れる事で関節が痛くなる理由についてまとめてみました。

雨と関節の痛み
冷え

雨が降ると気温が下がります。関節の回りには細かい血管が沢山ありますが、これらの血管が収縮し酸欠状態になると、そこに痛みを感じさせる物質が多く溜まり不快な症状を感じさせます。それでなくても冷えは全身に影響を及ぼし体を痛みに対して敏感にするので、余計に痛みを生みやすい状況が出来上がるという事になります。

気圧

天気が悪くなると回りの環境が低気圧という状況につつまれる事になります。関節は、押さえつけられてピシッと張りを保っていたものがゆるみ内側から膨張した様な状態になるので、弱っている場所が痛んだり、神経にふれるようになってに負担をかけ痛みを作る原因となります。また圧の変化はヒスタミンという物質の分泌を多くし血行不良から痛み生み出す循環を作り出します。

湿気

自律神経には、古傷の様な慢性的な痛みを感じにくくさせる働きがあると言われています。それが、湿度が高くなり他のところの調整を色々しなければならなくなると、痛みを抑えるという部分の働きが手薄になり、痛みにつながる様になります。湿度の変化は、この様に全体的に影響を及ぼし痛みに影響してきます。汗や濡れた服をそのままにせず湿度のコントロールにも気を配りましょう。

関節に悪い湿気の対策

雨の日は関節がうずくなど湿気や冷えは膝の痛みを悪化させる原因となります。特に家にある湿気の様に身近な問題というのは、気が付かないところでじわじわと体調に影響してくるものです。ここでは特に気を付けたい湿気対策のポイントについてまとめてみました。普段から気を付け気持ちよく生活できるようにしましょう。

湿気と膝の痛み
収納、クローゼット

収納は風通しも悪く、油断をすると中にあったものにカビが生えていたりして体調不良の原因になる事があります。風通しが悪く湿気が溜まりやすいので、すのこや新聞を上手く使って湿気が溜まらない様にし、カビなどがある時はアルコールでふくと拭いた後の乾きも良く衛生的です。

靴箱(くつばこ)

靴箱も湿気が溜まりやすく放っておくと靴にカビなどが出る事があります。特にこの時期は、雨や汗で靴が水分を含みやすくカビが出やすくなっています。除湿剤なども売っていますが新聞を丸めて靴に詰めたり下に引くなど小まめに手入れをする事が大切です。

傘(かさ)

この時期は、傘の出番も多く、濡れたまま傘立てに置いておく時間も長くなります。傘の湿気は、それ自体が悪臭やカビの原因となるだけでは無く、回りにある玄関や靴箱にも湿気による影響を及ぼします。使い終わった後、天気の良い日などはなるべく傘を開き、乾かす事を忘れないようにしましょう。

その他の膝の痛み

膝に痛みを起こす靭帯

膝の痛みを起こす靭帯
腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)

膝の外側に張っている靭帯です。この靭帯はももの外側から膝を越えて骨についているので繰り返し曲げ伸ばしをする事でこすれて炎症を起こす事があります。バスケット、水泳、バレエ、色々なスポーツで起こりますが、特にマラソンなど長距離ランナーに起こる事が多いのでこの様な痛みの事をランナー膝と呼んでいます。

側腹靭帯(そくふくじんたい)

膝の内側と外側にそれぞれ張っていて、膝が左右にずれない様に支えています。特に内側の側腹靭帯(そくふくじんたい)の損傷は多く、痛めると膝の内側に腫れや痛みが起き、治っても内側への膝のぐらつきが残ります。ラグビーやサッカーなどのコンタクトスポーツで多く起こります。

十字靭帯(じゅうじじんたい)

膝を前後に支える靭帯です。膝の中に張っているので外から触る事は出来ませんが、この靭帯に問題があると膝の骨が必要以上に前に出たりしてグラグラと不安定な感じになります。スポーツによる激しい接触だけでは無く事故でダッシュボードに膝を打ち付けたりして起こる事もよくあります。

タナ障害  半月板損傷と似た痛み

タナ障害
タナ障害とは?

タナ障害のタナとは、お皿の横にある滑膜ヒダという部分の事で、ここが炎症を起こし、挟まれる様になったり痛みを起こすようになったものをタナ障害と呼んでいます。10~20代の若い人に多く、激しい運動や繰り返しの屈伸が原因となって起こります。

症状

タナ障害を起こすと動かしたときに引っかかる様な感じがしてパキッと音がしたり、立ち上がった後も何かが挟まっている様な違和感が出る様になります。動かすと皿の周辺が痛くなり、ひどくなると安静にしていてもジンジンと痛みます。

どの様に進むのか

タナ障害は、滑膜ヒダが炎症を起こしているので、痛みが出た時は安静にして状態をこじらせない事が大切です。あまり放っておくとタナが刺激を受けて肥大し、軟骨や滑膜など他の組織を傷つけ状態がこじれていく事があるので注意が必要です。

膝の痛みの対処法

膝の痛みにも色々ありますが、普段の生活を工夫する事で防げたり、軽く出来たりする事は意外と多くあるものです。どの様な事もやってみてその経験が積み重なる事で自信に繋がります。ここでは、膝の痛みの対処法とそのポイントについてみていきたいと思います。まずは、出来る事から取り入れてみてください。

膝の痛みの対処法
膝を上手に使う

動かす事は、筋力の低下を防ぎ、関節の新陳代謝を良くする事に役立ちます。しかしいくら筋肉といっても普通の筋トレとは違いますのであまりやり過ぎは禁物です。痛みの強くならない範囲で無理なく歩く様にし、出来れば時々大きくぎりぎりのところまで動かす事で膝の栄養を隅々までいきわたらせてあげると効果的です。

体重を減らす

体重を減らす事は、そのまま膝の負担を減らす事につながります。しかし大切なのは体重の軽い重いだけではありません。自然治癒力を働かせ、痛みに負けない体を作るという事を考えれば、食生活、睡眠、運動全てが大切になってきます。あまり体重という事だけにとらわれず、食事のパターンや生活のリズムなど普段手の付かなかったところから少しずつ改善していく事が大切です。

温める

よく痛みがある時に質問にあがるのが、冷やすのが良いのか温めるのが良いのかという事についてです。これについては基本は温めるという事になりますが、中には熱をもってパンパンになっている様な方もいらっしゃいますのでその様な時は、やはり冷やす事をすすめます。いずれにしてもその人が気持ちよいと思えるというのが大切なポイントになるので、状況に合わせ上手く使い分ける事が重要です。

痛み対策のポイント

膝の痛みが出た時、どの様な工夫をすれば良いかというのは意外と難しい問題です。基本となる対策を頭に入れ、自分の生活に合わせた痛み対策を練る様にしましょう

膝の痛みの対処のポイント
こわばりを無くし膝に負担が集中しない様にする

朝起きるときに膝がこわばったり、立ち上がる時に膝が痛むなど痛みのある時は、膝だけでは無く腰や背中など広い範囲で柔軟性が落ちています。よくストレッチする事は痛みを軽減してこれ以上状態が悪くなる事を防いでくれます。膝だけでは無く足首、腰股関節まで広く柔軟を行い膝に負担が集中しない様にしましょう。

軟骨に栄養を送り、膝を良い状態に保つ

膝の悪い人の軟骨は、栄養が上手く行き届かずこすれて薄くなっていきます。スポンジの様になっている膝の軟骨は、動かす事で回りから栄養を取り込み古い物を送り出します。痛みがひどくならない範囲で大きく膝を動かし軟骨を良い状態に保つようにしましょう。

無理をしないで少しずつ良くしていく

膝の状態が悪くなると水が溜まり、動かす事もままならなくなってきます。いくら運動が良いと言ってもこの様な時にあまり無理して使っていると炎症と痛みの悪循環が加速し、容易には戻れないところまで状態が悪化してしまう事があります。どの様な時でも痛みがひどくなるのはやり過ぎです。無理をしないで徐々に良くしていく事が大切です。

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