膝の痛みと鍼灸

膝の痛みと鍼灸

膝は、太ももの骨(大たい骨)とすねの骨(けい骨)で出来ており、その間に関節軟骨や半月板というクッションを挟んで圧力を逃がしています。

膝に痛みはだいたいこのクッションがやられる事で起こります。クッションがやられると膝の中に炎症が起き、炎症が続く事で水が溜まります。炎症が続くと膝が厚ぼったくなり、こわばって動きも悪くなってきます。

膝に良い事というのは、色々あるものですが、その加減やどれをしていいかというのは難しく、そうこうしている間にどんどん病状は進んでいきます。膝の痛みは、一度起こると長く続く事も珍しくありません。痛みのある場合は早めの対処が重要です。

鍼灸で考える膝の痛み

鍼灸で考える膝の痛み

膝の痛みのある時、鍼灸で先ず考えるのは、脾(ひ)という場所の問題です。脾(ひ)は現代でいうところの胃腸に係わりのある場所なのですが、関節の痛みなどにも関係があり膝の痛みの原因となります。

脾(ひ)の問題は、「身体重く、節痛み、疲れやすく…、股膝の内腫れて第一指用いられず…」(福島弘道2001.4 わかりやすい経絡治療)と、体がだるく重く感じられ、膝の内側を中心に関節が腫れ痛むといった形で表にあらわれます。

膝の内側を中心に痛みを起こします。

脾(ひ)のツボの集まりである脾経(ひけい)は、膝の内側から内ももを通ってお腹に行くので、問題ある時は、内側を中心に痛みが起こりやすくなります。

脾(ひ)は、お腹の調子にも関係があるので、普段から便秘がちだったり、暴飲暴食がやめられない、太り過ぎなどがあるとそこから調子を崩し、膝の痛みにつながりやすくなります。

膝の痛みというと関節が壊れていて、水が溜まっていて、と起きている事ばかりを考えますが、鍼灸からみれば原因も治療も変わります。膝の腫れや痛みを繰り返している様な時は、違う視点から状態を見直してみるのも大切な事です。

 

膝のお皿と前面の痛み

鍼灸で考える膝のお皿の痛み

膝で多いのは内側の痛みですが、それだけでは無く色々な場所に痛みを起こします。治療もそれに合わせて使うところを変えていきます。

お皿の上下の痛みや腫れは、胃経(いけい)にかかわりが深く、ここに問題が生じると「膝臏(しつぴん)腫痛す」(霊枢、経脈篇)と言って膝の皿が腫れて痛むと言われます。

鍼灸では、胃経(いけい)の問題を考えます。

膝自体、鍼灸でいう脾経(ひけい)胃腸にかかわりが深いのですが、問題が胃の方に偏ればお皿を中心に真ん中よりに痛みがでます。胃経(いけい)は、胃や膝だけでは無く精神的な問題や歯や顔の痛みともかかわりが深いので必ずしも胃の調子が悪いというのではなく色々な問題と合わせてこの様な問題が出る事も珍しくありません。

体の問題は単独では無く必ずどこかと繋がって出ているものです。鍼灸では今の常識では関係無い様な事も含め体をみていきます。関節が壊れているからというだけでは無く症状をよく観察し、体全体が良くなっていく方法を考えていく事が重要です。

 

鍼灸で考える足の弱り

東洋医学でみた膝の痛み

年をとると「足がなえる」とか「足腰が立たない」など足が弱くなります。実際には足が前に出ないだけでは無く、こわばりや痛み、突っ張りなどの症状も出て歩く事からその人を遠ざけます。

上手く力が入らないという事があるので筋力の低下という事も言われますが、実際には年と共に起こる体力の低下、精力の減退などが深く関係しています。

古典には、「膝なる者は、筋の府なり。屈伸すること能わずして、行けば則ちるふするは、筋まさにつかれんとす。」「骨なる者は、髄の府なり。久しく立つこと能わずして、行けば則ちしんかんするは、骨、まさにつかれんとす。」(素問、脈要精微論篇)とあり、筋や骨に精力がまわらなくなると膝を曲げたり、立っていたりする事が出来なくなるという事が言われています。

基本はいつでもその人の持つ治す力にあります。

この様に東洋医学では、膝の痛みもただ変形があったり、筋力が低下した為というのではなく全身が関係して起こる問題だと考えます。基本はいつでもその人自身が持つ体の力で、ここがしっかりしていない事には何をしても上手くいきません。

特に立つや歩くといった問題は、そこから悪循環が始まり全身の老化を一気に進める重大な問題です。たかが膝の問題では無くしっかり体を診て体の治す力を高めていく事が重要です。

 

鍼灸からみた雨と関節の痛み

天気が悪くなると関節が痛くなるというのは、よく知られる事ですが、鍼灸ではこれを脾(ひ)という場所の問題と考えます。

鍼灸からみた雨と膝の痛み

体の中にある五臓(ごぞう)には、湿気、乾燥、暑さ、寒さ、それぞれに弱いものがあり、その中でも脾(ひ)は、特に湿気による影響を強く受けます。

内側から調子を整える事が大切です。

脾(ひ)は、問題を起こすと体重節痛(たいじゅうせっつう)(難経)といって体が重くなり、節々が痛むといった症状につながります。湿気にあたり体の中にその事による影響がおよぶと膝の様な大きい関節や肩肘首腰、指などもそれぞれ弱くなってる場所に痛みが起こります。

関節が痛い時は、その部分を温め、冷えや湿気に侵されないようにするというのも一つの方法ですが、体の調子を整え、内側からの対策を取るというのも大切な事です。雨の日だけでは無く普段から整えておき、いざという時、困らない様にしておきましょう。

 

鍼灸 患者さんの声

ひざの靭帯を痛めた後、なかなか痛みが取れなくて…

膝の痛み鍼灸患者の声
東金市 女性

…ひざ以外の症状も含めて全身の不具合をメンテナンス…、心身ともにリラックスする事ができます。…

首、肩、ひじ、指、膝、腰の痛み

膝の痛み鍼灸患者の声
千葉市 男性

スポーツなどのケガを診てもらっています。…手術や薬によるものでは無いので安心して受けられます。…

治療歴20年の豊富な経験と高い技術

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